AMAスーパークロスで大活躍している下田丈選手。本来ならD.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ第7戦のMFJ-GPに参戦する予定でした。しかし、コロナ感染症拡大の影響による出入国での数週間の隔離措置がレースに影響を及ぼすとの理由から、今回は参戦を見送ることとなりました。下田選手も日本のファンの前で走ることを楽しみしていただけに、非常に残念だったようです。私たちも彼の走りをこの目に焼き付けたかった……。
そんな日本のファンのために、下田丈選手が非常に太っ腹なプレゼント企画をしてくれました! サイン入りのウエアのみならず、ヘルメットやブーツまで??用意してくれたようです。いやはやありがたい。
プレゼント応募の詳しい方法は下記を参照してもらうとして、会場にこないと抽選対象とはなりません! そして、サイン入りグッズは「下田丈ブース」で直接手渡しとなります。
IA1、IA2のチャンピオン争いは熾烈な状況ですし、10月23日、24日はスポーツランドSUGOへいくしかないでしょ〜♪
【プレゼントグッズ内容】 ウエアー類多数 ※直筆サイン入り!?ヘルメット・ブーツまであるらしい?! 詳細は10/18以降に発表しますのでお楽しみに!
【抽選対象者】 有料のチケットにてMFJ -GPに来場し、抽選登録を完了させた方
【抽選登録方法】 step1: リンク先のフォームに必要事項を記入し送信してください。 step2: ”有料のチケット”にて、MFJGPを観戦に行きましょう! <チケット購入はこちらのページの下から!> step3: 10月23日(土)ゲートオープン(7:30)~ゲートクローズ 10月24日(日)ゲートオープン(7:00)~11:59までに、第1パドック内「下田丈ブース」にて抽選登録を行ってください。 ※応募する本人が、有料のチケットと、身分証明書をお持ちください。 ※有料チケットの使いまわしが発覚した場合、関係者全員抽選対象外となりますのでご注意ください。
【当選発表日時】 10月24日(日)12:30~13:30(予定)
【発表方法】 下田丈ブースでの貼りだし 場内放送 電話での呼び出し
【受け渡し方法】 下田丈ブースにて直接手渡し ※当選者本人が当大会の有料チケットと身分証明書を持参のうえお越しください。 ※郵送での発送は行いません。 ※受取されないグッズの再抽選は行いません。必ず取りに来てください。
JMX R7 MFJ-GPのレースイベント観戦情報はこちら
今回のデモランは兄弟車の競演!
JMX R7 MFJ-GP 大会(スポーツランドSUGO:10月23日(土)~24日(日)開催)では、電動モトクロッサー2台のデモ走行を実施。 カーボンニュートラルが求められる機運の高まりを受けて、2019年の東京モーターサイクルショーで公開後、2019年4月にHSR九州でデモ走行を行った「Honda CR-Electric プロトタイプ」と、2021年6月のSUGO大会で単独デモ走行を行った「M-TEC E.REX」。 今回はこの2台の兄弟電動モトクロッサーがお昼休みのイベントタイムにてついに競演! また、それぞれのPRブースではそれぞれのスタイルをじっくり見られる展示も行います。 市販モトクロッサーCRFをベースに、車体をHondaが、パワーユニットを無限(株式会社M-TEC)が制作。 両社の共同研究により生まれた2台の電動モトクロッサーは、小さなモーター音と車両の走行音のみながら、ダイナミックなスピードでコースを自由に駆け抜ける。一度見たら忘れられない不思議な感覚をぜひご体感ください。 また、今回のデモ走行は、Honda CR-Electric プロトタイプを元全日本モトクロスチャンピオンで”無限”契約ライダーであった川島雄一郎(かわしま ゆういちろう)さんが、M-TEC E.REXを元全日本モトクロスチャンピオンのHRCワークス契約ライダーで、現在Hondaサテライトチームのレーシングアドバイザーを務める増田一将(ますだ かずまさ)さんが担当。 MXのレジェンドライダーお二人と、MXの未来を担う最新の電動モトクロッサーが演じるデモ走行をお見逃しなく!
デモ走行タイム:(土) 13:05 ~ 13:15 / (日) 12:45 ~ 12:55 [MX本コース全域]
※走行当日は車両の外観デザインが変わる予定です。※天候やコース状況、あるいはレース進行の遅延等により、予告なく走行を中止/短縮する場合がございます。あらかじめご了承ください。
JMX R7 MFJ-GP 大会 観戦情報
10月23日(土)~24日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催される2021年のD.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ第7戦。ここでは、今大会の注目ポイントやコースの特徴、各クラス注目の選手など、観戦に役立つ情報をまとめて紹介します!
【1】タイトル争いの行方を占う重要な1戦
今季の2021 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズは、第5戦近畿大会が新型コロナウイルスの感染拡大による影響で中止となり全6戦に。第2戦中国大会が、同じくコロナの影響で11月下旬に開催を延期したことから、本来は今季最終戦だった10月23日(土)~24日(日)の第7戦第59回MFJ-GPモトクロス大会は、シーズン決着の場ではなくなりました。一方で、チャンピオン争いに加わっているライダーにとっては、この大会終了後に有利な立場にいることが非常に重要となるため、もしかしたら最終戦以上にアグレッシブなライディングとし烈なバトルが観られるかもしれません。
そんな第7戦第59回MFJ-GPモトクロス大会の舞台となるのは、宮城県のスポーツランドSUGO。かつてスーパーバイク世界選手権が開催されたこともあるオンロードサーキットや、現在でも全日本スーパーモト選手権などが実施されているカートコースも有し、全日本トライアル選手権や全日本エンデューロ選手権まで実施される広大な複合モータースポーツ施設です。全日本モトクロス選手権では、今季第4戦でも会場となりました。
【2】万全の新型コロナウイルス対策で
施設とスタッフが充実し、オンロードとオフロードのさまざまなレースを開催することなどで、コロナ禍におけるイベント実施のノウハウも蓄積してきたスポーツランドSUGO。全国的な新規感染者数が激減している状況での開催とはいえ、今大会でも新型コロナウイルス対策を徹底しています。
大会前の情報によると、第4戦と同じくパドックには観客の立ち入り制限エリアを設ける予定とのこと。これは、ライダーやチーム関係者と観客の接触機会を大幅に減らすことで、感染リスクを下げるという考えに基づいています。選手との距離が近いのが、本来の全日本モトクロスが持つ魅力ですが、コロナの現状を踏まえてご理解いただけますようお願いいたします。
またSUGOの入場時には、選手や関係者や観客などに対して、状況に応じて検温や体調チェックシートの提出などが求められます。また、飲食時以外のマスク着用や観戦時の密集回避(ソーシャルディスタンス確保)なども呼びかけられています。ご協力よろしくお願いいたします。
【3】コースはアップダウンも豊富でダイナミック
かつてモトクロス世界選手権を誘致したこともあるスポーツランドSUGOのインターナショナルモトクロスコースは、ふたつの丘にまたがるようにレイアウトされ、その斜面や谷地といった自然の地形を生かした豊富なアップダウンも特徴としています。コースの序盤には、斜度が約30度で長さが約70mもある上りの「大坂」、メインエリアから見ると “丘の向こう”となるエリアにはハイスピードな「ヨーロピアンセクション」もあります。
比較的頻繁にコースの仕様が変更されるSUGOですが、「アップダウンが豊富でダイナミック」という基本コンセプトは踏襲。現地で観戦できないファンのためにYoutubeライブ動画配信チャンネルの「MFJ Live Channel」を展開していますが、豪快なアップダウンはなかなか映像では伝わりづらく、ぜひとも会場で生観戦してもらいたいところです。
SUGOライダーズカフェ
ちなみに、SUGOには昔からスターティングエリア左側にコンクリートスタンド席が設けられていましたが、近年はそれに加えて大坂の横など複数ヵ所に観客席の整備が進められました。飲食店ブースも複数ヵ所に分散され、ヨーロピアンセクションにはバイク来場者無料(一般利用500円)の「SUGOライダーズカフェ」が設けられるなど、観戦環境の向上が進められています。メインエリアのトイレはきれいで、公共交通機関のみを利用した来場は難易度が高めな立地とはいえ、初めての全日本モトクロス観戦にも最適なコースのひとつです。
【4】最高峰クラスのIA1で注目の選手は?
山本鯨選手(#1) 山本鯨選手(#1) 渡辺祐介選手(#3) 渡辺祐介選手(#3)
排気量450ccの4ストマシンが参戦する最高峰クラスのIA1は、第6戦でホンダサポートライダーの山本鯨選手(#1)が両ヒート制覇を達成。ランキングトップにつけているヤマハファクトリーチームの渡辺祐介選手(#3)が3-4位だったことから、ポイント差が2点に詰まりました。さらに、渡辺選手と同じくヤマハファクトリーチームから参戦する富田俊樹選手は2-3位となり、こちらも渡辺選手とのポイント差を削減。渡辺選手が181点、山本選手が179点、富田選手が174点と、上位3選手が7点差の大接戦となっています。
このクラスは今季、カワサキファクトリーチームの能塚智寛選手(#5)とホンダサポートライダーの小方誠選手(#4)までが5強状態。能塚選手と小方選手は、ポイントランキングでは3番手の富田選手から22~30点差で、逆転チャンピオンにはやや厳しい状況ですが、レースでのヒート優勝は十分に狙える存在です。
今季はポイントスケールが変更され、優勝25点、2位20点、3位16点、4位13点、5位11点……と、これまでよりも上位のポイント間隔が大きめ。優勝と5位では14点も違います。渡辺選手と山本選手と富田選手の7点差というのは、もはや差が無いのと同じ。この大会でどの選手が有利な立場に持ち込むのか、あるいは大混戦のまま最終戦に臨むことになるのか、3選手だけでなく能塚選手と小方選手の順位を合わせて注目です。
【5】IA2はスポット参戦ライダーに注目
内田篤基選手(#4) 大城魁之輔選手(#2)
4スト250ccと2スト125ccのマシンが使われるIA2は、前戦の決勝ヒート1で、カワサキのマシンを駆りランキングトップを独走していた内田篤基選手(#4)が負傷リタイア。内田選手はその後のレースに出走できず3ヒートともノーポイントとなり、ホンダに乗るランキング2番手の大城魁之輔選手(#2)が、わずか1ポイント差に迫りました。内田選手は、第7戦の出場あるいはポイント獲得が厳しい状況で、アクシデントがなければ大城選手がランキングトップに浮上することが予想されます。
このIA2には今回、ヤマハの招待により、オーストラリア選手権やニュージーランド選手権のモトクロスやスーパークロスで計6度のチャンピオンに輝き、米国AMAスーパークロスの250SXでも2020年にランキング19位という成績を残したジェイ・ウィルソン選手(#106)がスポット参戦。その実力は全日本IA2ライダーを圧倒的に上回っていると思われますが、ウィルソン選手にとっては慣れない日本のコースでのレースとなるため、日本人ライダーとのバトルにも期待が集まります。また、第6戦に続いて平田優選手(#51)、第4戦以来となる田中雅己選手(#48)といったベテランライダーもエントリーしていて、こちらも注目です。
川井麻央選手(#1) 川井麻央選手(#1) 久保まな選手(#3) 久保まな選手(#3)
レディースクラスは、昨年の開幕戦から全日本負けなしだった川井麻央選手(#1)の連勝が、川井選手の転倒により前戦でストップ。これで久保まな選手(#3)が今季初優勝を挙げました。しかし前戦でも、決勝中のベストラップタイムでは川井選手がライバルを完全に圧倒していて、このSUGOでも川井選手が優勝候補の筆頭であることは間違いありません。久保選手や川井選手のチームメイトでもある小野彩葉選手(#4)、インターバルで負傷した膝の状況が気になる本田七海選手(#2)らが、川井選手に挑みます。
【6】会場での観戦にはアプリの活用を!
全日本モトクロス選手権シリーズでは今季、全戦で動画配信アプリ「Grooview(グルービュー)」を展開しています。これは、来場者がスマホやタブレットでレースや関連イベントなどの動画やタイミングモニター、タイムスケジュール、選手リスト、場内案内などの情報を閲覧できる、場内限定の無料サービス。これを活用すれば、会場内のどこで観戦していても、レースの順位や今後のタイムスケジュールなどをチェックできます。
…
D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ 第6戦が10月10日に終わりまだ興奮冷めやらぬ状態ですが、来週末には第7戦がスポーツランドSUGOで開催されます! 次のレースに備え、選手たちもこの週末に練習で走り込むことでしょう。
その全日本モトクロス選手権シリーズのレースが開催されるコースの特徴や、注目の選手をインタビューした模様がアップされているYoutubeチャンネルがあるのをご存知ですか?
Youtubeチャンネル『JMX Promotion』では元IA1シリーズチャンピオンでJMXでは解説も担当しているyossy(熱田孝高氏)が、実際に走行しコースプレビュー! 本当に走りながらコース紹介しているの?と驚くほど饒舌に特徴を語っています。
走行後にアフレコしますか?とyossyに提案したのですが、「ライブ感を出したいし、走っている生の声を載せたほうがいいでしょ!」ということで多少聞きにくい映像もあるのですが、そのままの音声を映像に載せています。何でその速さで走ってコース紹介までできるの?と驚きますが、さすがチャンピオンライダー! 安定感が違います。yossyのスムーズな走りを見ると、自分も走れるんじゃないかと勘違いしちゃうほどです。
選手インタビューも、選手との距離が近いyossyだからこそ引き出せるコメントに注目です!
まるで漫才の掛け合いのようなテンポの良いインタビューは必見。選手のひととなりを垣間見ることができますよ~。
Youtubeチャンネル『JMX Promotion』の登録も是非よろしくお願いいたします。
D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズの第6戦HSR九州大会は、10月9日(土)~10日(日)に熊本県のHSR九州で開催された。9月に予定されていた第5戦近畿大会が、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で中止されたことから、約4ヵ月という非常に長い夏休みを挟んで実施されることになった今大会。第2戦中国大会が延期されているため、これがシーズン4戦目で、後半戦最初の戦いとなる。
阿蘇の火山灰に由来する黒土を特徴とするコースは、全日本屈指のハイスピードレイアウトを特徴としてきたが、今大会に向けてコース後半を中心にレイアウトが変更され、低速化や難易度が高いジャンプの削減も施された。パッシングポイントはやや減ったが、安全性は増したコースレイアウトという印象だ。
また、今大会の前に地面を掘り起こす整備が施されたが、こちらは降水量の少なさと10月としては異例の高温、そして強めの風という悪条件が重なったことで、掘り返された土がどんどん乾いてパウダーのように堆積し、土曜日は大量のホコリを発生させる要因となってしまった。それでも日曜日は、パウダー状の土を除去する整備に加えて懸命な散水作業が施されたことで、ハード路面のセクションはより増えたがホコリの発生はかなり抑えられた。日曜日の最高気温は30度。感染対策が施された会場には、2日間で2,107名のファンが訪れた。
【IA1】両ヒート制覇の山本鯨が、ランキングトップに2点差まで詰める
IA1 #1 山本 鯨 Honda Dream Racing Bells
全日本最高峰クラスとなるIA1は、今大会以降はすべて30分+1周の2ヒート制となる。決勝ヒート1は、ホンダのマシンを駆る小方誠(#4)がホールショットを奪い、同じくホンダがサポートするディフェンディングチャンピオンの山本鯨(#1)が1周目に小方をパス。山本、小方、カワサキファクトリーチームの能塚智寛(#5)、ヤマハファクトリーチームの渡辺祐介(#3)と富田俊樹(#2)が続いた。レース序盤、小方は1~2秒差を保ってトップの山本をマーク。能塚は小方より少しペースが悪く、その差が開いていった。4周目、能塚と渡辺と富田による3番手争いで、富田がまずは渡辺をパス。翌周には能塚の攻略にも成功して、富田が集団の先頭に立った。
5周目、小方がコーナーで軽微なミスをした影響で、山本のリードが約3秒に拡大。翌周に小方のペースは戻ったが、7周目から再びラップタイムが落ちた。一方、山本はこのタイミングでペースアップを果たし、着実にリードを拡大。10周目に富田が小方を抜いて2番手にポジションアップした段階で、山本のアドバンテージは約10秒になっていた。そして山本は、16周でチェッカーとなったレースを最後まで危なげなく走破。最後はペースを緩めながらも独走で今季3勝目をマークした。レース後半、10周目に能塚をパスした渡辺が富田に肉迫したが、富田が最後までポジションを守って2位。渡辺が3位、レース後半にトップ3から遅れた能塚が4位、小方が5位となった。
決勝ヒート2では、山本がホールショット。これに渡辺、富田、能塚、小方が続いた。ところが1周目後半、富田がスリップダウンを喫して11番手まで後退。山本と渡辺、2秒ほど離れて能塚と小方が接近戦を展開しながら、オープニングラップをクリアした。2周目、山本は1~2秒のリードを確保。しかし3~4周目は、山本と渡辺のバトルは膠着状態となった。すると5周目、山本が前の周よりも一気に4秒ほどラップタイムを上げてスパート。これで後続との差を約3秒に拡大すると、山本は翌周以降も5周にわたりハイペースを維持し、10周目の段階で約9秒のアドバンテージを築くことに成功した。
IA1 #2 富田俊樹 YAMAHA FACTORY RACING TEAM IA1 #5 能塚智寛 Team Kawasaki R&D
レース中盤、2番手以下は渡辺、能塚、転倒から追い上げてきた富田、小方のオーダーとなったが、それぞれが5秒ほど離れた単独走行に近い状態。しかしレース終盤、渡辺のペースがやや落ち、3番手の能塚が2秒ほど後方まで接近した。するとラスト2周となった15周目、それまで2番手を守っていた渡辺が転倒。これで4番手に順位を下げた。そしてレースは、山本が再び独走で勝利。能塚が2位、富田が3位で表彰台に登壇し、渡辺が4位、小方が5位となった。今大会の結果、ポイントランキングトップは依然として渡辺が守っているが、山本が2点差、富田が7点差に迫り、ランキングトップ3が接近して残り2大会を迎える。
【IA2】ラストレースとして臨んだ古賀太基がトリプルクラウン達成
IA2…
【レース概要】
D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズは、第5戦近畿大会が新型コロナウイルスの影響で中止となったため、サマーインターバルが予定よりもさらに伸び、約4ヵ月ぶりに開催されることになりました。第2戦中国大会が11月下旬に延期されたことでシーズン4戦目となった第6戦HSR九州大会は、10月9日(土)~10日(日)に熊本県のHSR九州で開催されました。
最高気温が連日30度に達し、晴天に恵まれすぎて雨量がなく、しかも風が強めに吹いたことから、コースは散水作業が追いつかないほど乾いた状態。阿蘇の火山灰に由来する黒土は粒子が細かく、とくに土曜日はこれが乾いたパウダー状になってコース上に堆積し、ホコリが多く舞うパフパフのコンディションとなりました。日曜日の天候は晴れで、この日も気温は30度まで上昇。散水作業の改善により、前日よりもホコリの発生は抑えられました。
なお今大会のIA2には、このクラスでは初めてとなる15分+1周の3ヒート制が導入されました。
【IA1 決勝ヒート1】
山本鯨が巧みにレースを支配して今季3勝目!
ホールショットの小方誠(#4)を、同じくホンダのマシンを駆る山本鯨(#1)が1周目にパス。レース序盤は、山本を小方が1~2秒差でマークし、少し離れてカワサキファクトリーチームの能塚智寛(#5)やヤマハファクトリーチームの富田俊樹(#2)と渡辺祐介(#3)が追いました。5周目、小方がコーナーでミスして少し遅れ、山本のリードは約3秒に拡大しました。
7周目以降、小方はややペースダウン。一方でトップの山本は、この周にペースを上げ、さらにアドバンテージを拡大しました。10周目、小方に代わり富田が2番手に浮上。しかしこの段階で山本は約10秒も先行していて、そのまま逃げ切った山本が今季3勝目を挙げました。富田は2位、序盤に4番手を走りながら能塚の攻略に手間取った渡辺が3位。4位以下はトップ3から大きく遅れ、能塚が4位で小方が5位でした。
【IA1 決勝ヒート2】
山本鯨が連勝。トップ3は7点差圏内に!
ホールショットは山本鯨(#1)。これに渡辺祐介(#3)、富田俊樹(#2)、能塚智寛(#5)、小方誠(#4)が続きましたが、富田はスリップダウンを喫して後退しました。1周目、渡辺は山本に肉迫。しかしこれを山本が耐えると、2周目には1~2秒のアドバンテージを得ました。その後、山本と渡辺のトップ争いは膠着状態。能塚と小方は、それぞれ前を走るライダーから3秒ほど間隔を開けて周回を重ねました。
レースが動いたのは5周目。ここで山本が一気に4秒ほどペースアップすると、10周目までハイペースをキープして約9秒先行しました。そして16周のレースは、山本が独走で優勝。渡辺はラスト2周で転倒して後退し、能塚が2位、追い上げた富田が3位、渡辺が4位、小方が5位でした。今大会の結果、ポイントランキングでは渡辺が181点でトップ、山本が179点で2番手、富田が174点で3番手となっています。
【IA2 決勝ヒート1】
内田篤基が負傷リタイア。スポット参戦組がワン・ツー!
ホールショットを奪った小川孝平(#11)が、1周目のコース前半で転倒してリタイア。さらにコース後半では、ランキング2番手の大城魁之輔(#2)と48点差のポイントリーダーとして今大会を迎えた内田篤基(#4)が転倒し、同じくケガによりリタイアとなりました。この内田を避けようとした大城に、後続のライダーが激突。多重クラッシュとなって大城も1周目26番手と出遅れました。
2周目、スポット参戦した古賀太基(#56)がトップに浮上。翌周には、同じくスポット参戦ライダーの平田優(#51)が2番手に順位を上げました。この段階で、古賀と平田の間隔は3~4秒。レースが後半に入ってもその差にはほぼ変化なく、古賀が勝利を収めて平田が2位となりました。最終ラップに接触しながら岸桐我(#8)を抜いた大倉由揮(#6)が3位、転倒した岸が4位。大城は9位でゴールしました。
【IA2 決勝ヒート2】
古賀太基が大城魁之輔を抑えて勝利
ホールショットの岸桐我(#8)を、大城魁之輔(#2)がすぐにパス。やや出遅れた古賀太基(#56)が混戦の中で順位を上げ、3番手で1周目をクリアしました。2周目、古賀が岸をパスして2番手浮上。この段階でトップの大城は3秒ほど先行していましたが、3~4周目にかけて古賀がその差を詰め、レースが折り返し地点を迎えた5周目に、古賀が大城のパッシングに成功しました。
古賀に抜かれてから大城のペースが上がり、レース後半はトップの古賀を1秒ほど後方で大城が追う展開。しかし両者のラップタイムはほぼ互角でギャップはほぼ変わらず、そのまま逃げ切った古賀が優勝、大城が2位でした。最終ラップでは、再び岸桐我(#8)と大倉由揮(#6)がし烈な表彰台争い。ジャンプで転倒した岸に大倉が追突して両者リタイアとなり、中島漱也(#10)が3位となりました。
【IA2 決勝ヒート3】
ラストレース予定の古賀太基がトリプルクラウン達成
ホールショットの鴨田翔(#17)を抜いて、古賀太基(#56)が1周目にトップ浮上。大城は1周目6番手からのレースとなりました。2周目以降、鴨田と西條悠人(#5)が僅差の2番手争い。一度は西條が先行するも鴨田が抜き返し、4周目にはこのふたりを大倉由揮(#6)がパスしました。ところが大倉は、5周目に転倒。これで西條が2番手となりましたが、背後には大城が迫りました。
そして6周目、大城が2番手に浮上。この段階でトップの古賀は約6秒リードしていたものの、ラップタイムでは大城のほうが2秒ほど速く、8周目にはトップの古賀から3番手の西條までが2秒圏内となりました。しかし順位に変動はなく、古賀が3レースすべてで勝利を収め、大城が2位、西條が今季初表彰台となる3位。内田はヒート2とヒート3に出走できず、内田と大城のポイント差は1点に詰まりました。
【レディースクラス 決勝】
今年からホンダに乗る久保まなが今季初優勝!
ホールショットは久保まな(#3)。昨年開幕戦から全日本8連勝中の川井麻央(#1)が追うと、1周目前半でトップに立ちました。ところがその直後、川井はタイトターンの立ち上がりでコースアウトして転倒。これで久保がトップに返り咲き、小野彩葉(#4)が2番手、本田七海(#2)が3番手で1周目をクリアしました。2周目、本田が小野をパス。この段階で、トップの久保は3秒ほどリードしていました。
3~4周目にかけ、久保と本田と小野のトップ3は間隔を開け、それぞれ5秒ほど離れた状態に。4番手の楠本菜月(#5)は、さらに後方での走行となりました。レース後半、本田のペースがやや落ちて久保は独走状態。小野はペースアップを果たし、ラスト2周となった7周目に本田を抜きました。そしてレースは、久保が今季初優勝。小野が2位、本田が3位、6周目に楠本を抜いた川井が1周目20番手から挽回して4位でした。
D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ 第6戦 HSR九州ではスタッフが着用するユニフォームには、国内最高峰のモトクロスレースを応援してくれる企業のロゴが入っています!
ロゴはもちろんかっこいいのですが、その企業がどんなところなのか気になりますよね?
というわけで、その企業を紹介‼︎
◆TOHO RACING TOHO Racingは東広島を拠点に、全日本ロードレースを初め、鈴鹿8時間 世界耐久レース、アジア選手権など、国内外のロードバイクレースに参戦してるレーシングチームです。また、TOHO Racingとして、各地のバイクレースや、ラリー・カートレースなどのモータースポーツにも出場している。クラブ員の育成、走行会やイベントレースを開催し、オートバイのメンテナンス、オートバイ関連商品の販売も行なっているんですよ。
オン、オフ問わずバイクで思いっきり遊ぶならTOHO RACINGへ‼︎
TOHO Racing NEXT RACE & EVENT
◆美蔵 MIKURA PORK
三蔵は東京都文京区を中心に豚肉創作料理「美蔵」をはじめとする飲食店の経営とプロデュース、ケータリングを行なっている会社。 同社は、社外活動の一環としてモータースポーツを支援し、レースにも参加しています。
四の五をいわず、まずはその美味しそうなシズル感溢れるお肉を見て!!
この美味しいお肉が全日本モトクロス選手権シリーズの会場でも食べられるんです!
https://www.mikura-group.com/blank
レース走行中の順位がリアルタイムで分かるスマートフォンアプリ『WS LiveResults』はもう入れていますか?
すでに当アプリは以前にリリースされていましたが、テストバージョンだったんです。 それが、アプリの認証を得て〝正式版〟がリリースされました!
アプリのインストール方法は、以前のパイロット版のような手間はなく、通常のアプリと同じようにアプリストアからダウンロードしてインストールするだけ。
iOSはApp Storeからライブ配信アプリをダウンロード。
AndroidはGoogle Play ストアからライブ配信アプリをダウンロードできます。Webからライブ配信アプリをダウンロードする場合はWS LiveResultsをクリックすると、アプリのダウンロードページが表示されます。
なお、アプリの使い方は以前のこちらの記事を参考にどうぞ。
2021年10月23、24日に、宮城県のスポーツランドSUGOで行なわれる、全日本モトクロス選手権シリーズ・第59回MFJ-GPモトクロス大会(第7戦)に、ヤマハ・モーター・オーストラリアの契約ライダーであり、これまでオーストラリア選手権とニュージーランド選手権で合わせて6回のチャンピオンに輝くジェイ・ウィルソン選手が、「YAMALUBE YAMAHA RACING AUSTRALIA」から#106をつけた「YZ250F」でIA2に出場します。
ヤマハ発動機株式会社はこれまで、北米や豪州に若手ライダーを派遣してきましたが、ウィルソン選手の招へいは海外拠点との交流の一環であり、また全日本モトクロスの活性化の一助となることが目的です。
ウィルソン選手は、2009年にニュージーランドで開催されたジュニアモトクロス世界選手権で、オーストラリア人初の世界チャンピオンを獲得。以来、プロフェッショナルライダーとして、オーストラリア選手権ではモトクロスで1回、スーパークロスで2回。ニュージーランド選手権ではモトクロスで1回、スーパークロスで2回と、合計6回のチャンピオンを獲得しています。
新型コロナウイルス感染症が拡大した2020年は、全9戦で行なわれたAMAスーパークロス選手権の250SX Westに5戦出場してランキング19位を獲得したほか、クイーンズランドモトクロス選手権でチャンピオンに輝きました。2021年はオーストラリアモトクロス選手権のMX2に参戦中で4レースを終えランキング4位につけています。
【プロフィール】 ジェイ・ウィルソン(Jay Wilson) 国籍:オーストラリア 生年月日:1994年7月19日
【主な成績】 2013年: オーストラリア モトクロス選手権 MXD ランキング2位 …
【JMX Rd.6】 D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ第6戦 九州大会は、HSR九州(熊本県)にて次週10月9日(土)-10日(日)開催。
Honda応援グッズつき限定Eチケット販売中!
Hondaグループコース※であるHSR九州での開催に際し、通常の入場券と同価格で購入できるHonda限定応援グッズ付き入場E-チケットを販売。 今回プレゼントされる応援グッズは、肌寒くなるこの季節にうれしい「'21 フードイン ウインドブレーカー」。 「HONDA」ロゴの入った真っ赤なウインドブレーカーで、会場を熱い赤で埋め尽くそう!
Honda応援グッズつき限定チケットのご購入はこちら
※MSP販売限定Eチケットです。
Eチケットは、当サイトにて、PCやスマートフォンなどでご購入いただけます。 Eチケットは、ご購入後のマイページ(MSP会員ページ)、またはEメールにてお送りするURLリンクからダウンロードいただけます。 来場者ごとに異なるQRコードが生成されますので、スマートフォンの画面や、プリントアウトした用紙を入場ゲートにてお見せいただき、係員が読み取ることでスムーズにご入場いただけます。 ※端末により、PDFを表示できるアプリケーションが必要になる場合がございます。
【応援グッズの交換場所】
ご購入いただいたEチケットにてご入場後、場内Hondaブースにて、Eチケットの券種とお名前を確認させていただきお引き換えいたします。
※HSR九州は教習所や交通安全普及啓発関連施設を運営する、レインボーモータースクールの運営。
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10月9日(土)~10日(日)に熊本県のHSR九州で開催される2021年のD.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ第6戦。ここでは、今大会の注目ポイントやコースの特徴、各クラス注目の選手など、観戦に役立つ情報をまとめて紹介します!
【1】ついに再開、シーズンは後半戦へ!
当初は全7戦が予定されていた今季の2021 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズは、9月に実施予定だった第5戦近畿大会が新型コロナウイルスの感染拡大による影響で開催中止。これにより、夏のインターバルは約4ヵ月へとさらに拡大し、前半3戦と後半3戦で異なるシリーズに感じるほど、開催の間隔が開きました。
とはいえ、10月9日(土)~10日(日)に熊本県のHSR九州で第6戦が開催されることで、ライダーにとってもファンにとっても待望の全日本モトクロスが戻ってきます。このHSR九州は、今季開幕戦でも使われたコース。まるで、再びシーズンの開幕を迎えるかのようですが、今大会では春とは異なるいくつもの新しい要素があり、開幕戦を現地で楽しんだファンも、再び新鮮な気持ちで観戦できること間違いありません!
【2】IA2に初めて3ヒート制が導入される!
今大会では、4スト250ccマシンまたは2スト125ccマシンで参戦できるIA2クラスに、初めて15分+1周の3ヒート制が導入されます。今季これまで、トップカテゴリーのIA1には開幕戦HSR九州大会と第4戦SUGO大会で採用されたフォーマットですが、IA2に導入されるのはこれが全日本史上初。いつもとは異なるレース進行に、若手が中心となるIA2のライダーがどのような対応力を見せるのかにも注目が集まります。
内田篤基選手(#4)
今季前半戦を終え、このクラスはカワサキのマシンを駆る内田篤基選手(#4)が圧倒的な強さを見せています。開幕戦ヒート1こそ2位でしたが、それ以外の全ヒートで内田選手は優勝し、ここまで全日本5連勝中。前戦ヒート1ではオープニングラップに転倒するミスもありましたが、内田選手は基本的にスタートや1周目のポジション取りも巧みで、超スプリントとなる15分+1周のレースでは、スタートで飛び出してそのまま逃げ切るという必勝スタイルがより活かせそうです。
そんな内田選手にここまで唯一となる土をつけたのが、ホンダのバイクに乗る大城魁之輔選手。現在、内田選手と48点差のランキング2番手です。スピードでは内田選手に対抗できる実力を持つ大城選手ですが、スタートで出遅れることも多く、短時間レースではこの克服がいつも以上の課題となります。逆にスタートで有利なポジションに立てば、開幕でも優勝しているHSR九州のコースで一気に3連勝……なんてこともあり得ます。
そのほか、ランキング3~6番手に並ぶ岸桐我選手(#8)、鳥谷部晃太選手(#35)、大倉由揮選手(#6)、小川孝平選手(#11)のヤマハ勢なども、このクラス注目のライダー。今大会ではそれに加えて、36歳の平田優選手(#51)や42歳の溝口哲也選手(#54)、23歳の古賀太基選手(#56)といった、かつての全日本トップライダーがスポット参戦します。その中でも要注目は古賀選手。2018年にこのクラスのチャンピオンとなった古賀選手は、2019~2020年にアメリカを中心にレース活動。日本のIA1にもスポット参戦し、2019年には優勝も獲得しています。今年、現役引退を表明していましたが地元九州の大会に復活参戦。そのスピードに注目が集まります。
【3】IA1の前半戦もおさらい
排気量450ccの4ストマシンが参戦する最高峰クラスのIA1は、ここまで比較的安定した成績を残しているヤマハファクトリーチームの渡辺祐介選手(#3)が、今季2度目の3ヒート制が導入された前戦(第4戦SUGO大会)で今季初優勝と2勝目、そして3位を獲得して現在ランキングトップの152点。この渡辺選手を、ここまで8ヒートで優勝こそ1回ながら成績が安定しているヤマハファクトリーの富田俊樹選手(#2)が、14点差の138点で追っています。ホンダサポートライダーで昨年度王者の山本鯨選手(#1)は、第3戦関東大会で両ヒート制覇を決めてランキングトップに立ったものの、第4戦は3-4-4位とやや苦しんで129点のランキング3番手。ホンダサポートの小方誠選手(#4)が、優勝こそないものの122点でランキング4番手。カワサキファクトリーチームの能塚智寛選手(#5)が、優勝3回を挙げながら、残りのレースは5位が4回とマシントラブルによる失格という結果で119点のランキング5番手となっています。
渡辺祐介選手(#3)
この第6戦でも、表彰台争いはこの5名が中心となることが予想されます。同じコースで開催された開幕戦では、能塚選手が2勝で富田選手が1勝。ただしこのときは15分のレースでした。今季このクラスで30分のレースが実施されたのはまだ第3戦のみですが、このときは山本選手が両ヒート優勝。ただしコースは、ダイナミックでハイスピードなHSR九州とはまったく方向性が異なるレイアウトだったので、あまり参考にはなりそうにありません。開幕戦でも、他車との接触転倒やそれによる負傷がなければ、山本選手が優勝していた可能性もありますが、逆にこの山本選手にスピードで対抗できていたのは富田選手。そして、渡辺選手はその開幕戦で結果的に2-2-3位とすべて表彰台に立っています。小方選手も、ヒート1こそ6位でしたが、残り2レースは3位と2位でした。開幕戦と同じコースで、今度は30分のレース。覇者が誰になるのか、予想が難しい状況ですね。
【4】レディースは川井選手が連勝中!
レディースクラスは、ホンダの4スト150ccマシンを駆る川井麻央選手(#1)が、4戦4ヒートのみが開催された昨年の開幕戦から今季の第4戦まで、第3戦で初めて導入された2ヒート制も含めてなんと全日本8連勝中。もはや手が付けられない速さですが、この川井選手に誰が土をつけるのかにも注目が集まります。
川井麻央選手(#1)
その筆頭は、ヤマハの2スト85ccマシンを駆る本田七海選手(#2)。2019年のチャンピオンは、今度の第6戦と同じコースで実施された開幕戦では、オープニングラップに川井選手とラインが交錯して転倒。これにより出遅れて3位に終わりましたが、第3戦以降はすべて2位を獲得しています。また、川井選手のチームメイトとなる小野彩葉選手(#4)は、本田選手と同じく今季これまで全レースで表彰台に登壇しており、初優勝にも期待が高まります。今年からマシンをホンダ4スト150ccに乗り替えた久保まな選手(#3)も、マシンに慣れたシーズン後半は、これまで以上の強さを発揮するはず。ハスクバーナの2スト85ccマシンで豪快なライディングを披露する、ランキング4番手の楠本菜月(#5)選手にも注目です!
【5】開幕の地、HSR九州はアクセスしやすい!
開幕戦の舞台となるHSR九州があるのは熊本県菊池郡大津町。ホンダの熊本製作所に隣接されています。この場所は熊本空港から約11km、阿蘇くまもと空港駅(JR肥後大津駅)からは約4kmと、公共交通機関を利用したアクセスが可能な場所にあります。前述の空港と駅は無料のシャトルバスで接続。駅からはタクシーでも会場入りできます。
ただし、HSR九州はオンロードのサーキットやジムカーナコースなどもある、広大な複合モータースポーツ&研修施設。タクシー運転手に行き先を伝える場合は、必ずモトクロスコースを指定し、場所がわからないようならグーグルマップなどで位置を知らせてあげるとスムーズにたどり着けます。
【6】会場での観戦にはアプリの活用を!
全日本モトクロス選手権シリーズでは今季、全戦で動画配信アプリ「Grooview(グルービュー)」を展開しています。これは、来場者がスマホやタブレットでレースや関連イベントなどの動画やタイミングモニター、タイムスケジュール、選手リスト、場内案内などの情報を閲覧できる、場内限定の無料サービス。これを活用すれば、会場内のどこで観戦していても、レースの順位や今後のタイムスケジュールなどをチェックできます。なお、1ch:レース中継と2ch:リアルタイムで順位がわかるタイミングモニターは会場内のみの限定配信はですが、それ以外の3ch:スポンサー動画、4ch:会場内イベントの生中継チャンネルは全国どこからでも見ることができます。詳しい内容は過去のコチラの記事を参照ください。
なお、現地で観戦できないファンのために、今季もYoutubeライブ動画配信チャンネルの「MFJ Live Channel」を展開。こちらには新たに、全日本モトクロス最高峰クラスで3度チャンピオンに輝き、2016年限りで現役を引退した熱田孝高氏(愛称:yossy)がレース解説者として登場します。また、大会前には彼が実際にコースを走行しプレビュー動画も公開しています。どのようなコースで選手たちが戦うのか、こちらも見てくださいね。
【7】eチケットでスマートに会場へ入場!
全日本モトクロス選手権シリーズでは2021 年から、シリーズ全戦でeチケット(電子チケット)を販売。お手持ちのスマホだけで、スマートに入場できます。ただしチケットは、大会ごとにコンビニや地域のバイクショップでも直接販売しています。
詳しくはhttps://mspro.jp/ticketをチェックしてください!
開催を延期し日程調整中とお伝えしておりました『 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2021第5戦 近畿大会』は、12月開催を検討しておりましたが、この時期での開催事例が過去にないことに加え、厳寒期でのレースは選手の怪我のリスクが高まること、各チームは来期の準備時期に入ること、さらには新型コロナウイルス感染拡大の影響と開催地域と医療機関各所への負荷等を鑑み、以上の理由から関係各位への影響を少なくする為に早い段階で中止を決定いたしました。
ご来場を楽しみにされていた皆さま、大会に向けて準備を進めておられた選手・関係者の皆さま、例年ご支援いただいている協賛各社、協力団体、大会運営関係者の皆さまには大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2021第5戦 近畿大会の中止を決定いたしました。(MFJ発表)
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