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全ヒートで勝者が異なる激戦に【D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ 2026第1戦中部大会 ダートフリークカップ】

D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2026第1戦中部大会ダートフリークカップが、3月15日、三重県にあるいなべモータースポーツランドにて行われた。中部地方での開催は30年ぶり、同コースでの開催は初めてとなる。今大会は予選と決勝が1日で行われる1DAY開催。天候は快晴に恵まれたものの、午後からは徐々に風が強まった。 今回の開催クラスはIA1/IA2/レディースクラスの3つのみ。レースフォーマットは、IA1クラスが15分+1周の3ヒート制、IA2クラスは30分+1周の2ヒート制、レディースクラスは15分+1周の1ヒート制で行われた。入念に整備されたコースは、走行を重ねるごとに深いわだちが形成され、ライダーたちのテクニックと精神力が試される舞台となった。 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ 2026第1戦中部大会 ダートフリークカップ 日時:2026年3月15日(日) 会場:いなべモータースポーツランド(三重県) 天気:晴れ 観客動員数:2,892名(内 観客2.039名) IA1 2年目の西條が初優勝、大倉・大城が意地を見せる IA1クラスは15分+1周の3ヒート制で行われた。 ヒート1は、#97内田篤基(Team Kawasaki R&D/カワサキ KX450SR)が好スタートを切るも直後に転倒し、#1大倉由揮(Honda Dream Racing Bells/ホンダ CRF450R)がレースをリードする。大倉は後続を引き離しにかかるが、2番手の#311西條悠人(Kawasaki PURE TECH Racing/カワサキ KX450)が背後につき、大倉に迫る走りを見せる。スタート後から大倉がトップを守っていたが、ラスト2周というところで転倒を喫してしまう。これにより西條がトップに浮上。そのままチェッカーを受け、自身初となるIA1クラスでの優勝を果たした。2位には好スタートを決め、序盤から上位争いを展開した#4大塚豪太(T.E.SPORT/ホンダ CRF450R)が、3位には転倒から復帰した大倉が入った。なお、昨年のIA1クラスで最多勝利数を誇る#2ジェイ・ウィルソン(YAMAHA FACTORY RACING TEAM/ヤマハ YZ450FM)は5位フィニッシュとなった。 ヒート2は、ウィルソンが序盤でトップに立つと、持ち前のスピードでレースをリードする。しかし、その後ろには#3大城魁之輔(YAMAHA FACTORY RACING TEAM/ヤマハ YZ450FM)と、ヒート1の雪辱に燃える大倉が僅差で続き、三つ巴のトップ争いが展開された。終盤、バックマーカーが絡む難しい展開の中、大倉が大城をパス。さらにそのままの勢いでトップのウィルソンに迫ると、ラスト1周、残り3コーナーほどというところで抜き去り、トップでゴール。見事な逆転劇で優勝を獲得した。2位にはウィルソン、3位に大城という順位でフィニッシュ。また、スポット参戦で注目を集めた2022年チャンピオンの#317富田俊樹(Blue Lab./ヤマハ YZ450F)が4位入賞を果たし、確かな実力を証明した。 ヒート3は、再び内田が好スタートを切るが、すぐにウィルソンがトップに立ち、その後を内田、大城、大倉らが追う展開となった。レース中盤、大倉が内田をかわしてトップ争いに加わると、ウィルソンをパスしてトップに浮上。しかし逆転を狙うウィルソンとの接触があり転倒。すぐに復帰したものの、順位を落としてしまう。一方、後半にかけてペースを上げた大城がウィルソンに肉迫。そのままトップを奪取した。結果、ウィルソンを大きく引き離した大城が優勝を獲得。2位ウィルソン、3位内田という順位でレースを終えた。 #1大倉由揮…

【会場周辺情報】D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2026 第1戦 中部大会 ダートフリークカップ

D.I.D全日本モトクロス選手権は、北は北海道、南は熊本県まで全国各地で開催されます。「応援のついでに何か食べたい」「帰りに温泉でゆっくりしたい」「家族も楽しめる観光スポットは?」など、観戦に来たならその土地ならではのものを楽しみたいですよね。 今回は、開幕戦が開催される三重県いなべ市のいなべモータースポーツランド周辺おすすめスポットをまとめました。観戦の前後に立ち寄りやすい場所を中心にピックアップしていますので、ぜひ参考にしてください。 おすすめスポット10選 ■グルメスポット 紅梅園 からみそラーメン ふくろう いなべ店 そば屋 I.RI.SO 洋食屋SAKURA Noki ■温泉スポット 神馬の湯 ほしの湯 おふろcafé あげき温泉 ■観光・立ち寄り いなべ阿下喜ベース にぎわいの森 アクアイグニス 観戦後にはご馳走を、グルメスポット 紅梅園 いなべモータースポーツランドから車で約10分。大通り沿いに建つ中華料理店「紅梅園」は、リーズナブルな価格とボリューム満点の料理が人気の一軒。定食やラーメンセットなどメニューは非常に豊富で、ランチには日替わりメニューも用意されています。広い店内でグループでも利用しやすく、気軽にお腹いっぱい食べられる地元で親しまれているお店です。 施設名紅梅園 いなべ店住所三重県いなべ市員弁町大字大泉新田57-1電話番号0594-74-6577駐車場あり営業時間11:00 - 14:00/17:00 - 01:00定休日ーURLールート案内https://maps.app.goo.gl/FCW2KN7tQj5Gk5gJ6 からみそラーメン ふくろう いなべ店 会場から車で約10分の場所にある「からみそラーメン ふくろう いなべ店」コクのある味噌スープに辛味噌を溶かして食べる「からみそラーメン」が看板メニュー。辛さと旨味のバランスがよく、体が温まる一杯が楽しめます。ボリュームもあり、がっつり食べたい人にもおすすめ。 施設名からみそラーメン ふくろう いなべ店住所三重県いなべ市員弁町楚原868-6電話番号0594-74-6877駐車場あり営業時間平日11:00 〜 14:00(L.O.13:40)18:00…

【プレビュー】D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2026 第1戦中部大会 ダートフリークカップ(3/15開催)

2025年最終戦から約4ヶ月ほどのオフシーズン期間を経て、3月15日、D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2026が幕を開ける。2025年は4月に開幕戦が行われていたため、今年は昨年よりも1ヶ月早い開幕となる。 初開催のいなべモータースポーツランド 会場は三重県にあるいなべモータースポーツランド。中部地方で全日本モトクロス選手権が行われるのはなんと30年ぶりで、いなべモータースポーツランドでの開催は初めてである。同会場のモトクロスコースは、中日本モトクロス選手権(旧 中部/近畿モトクロス選手権)で使用されているため、中部地方のライダーにとっては馴染みが深い。一方、中部地方以外のライダーは走る機会が少なく、オフシーズンには開幕戦に向けて乗り込んでいるライダーの姿が多く見られた。 路面はハードパックで滑りやすく、アップダウンのあるレイアウトが特徴。「SoCal MXTFリズム」や「ダートフリークウェーブ」などと名前がついた多彩なリズムセクションがあり、ライダーがどう攻略するかは一つの見どころだ。また、スタートから1コーナーまでの距離が短くタイトなため、スタートで前に出ることがその後のレース展開に大きく響くだろう。 3クラス、1DAY開催 https://mspro.jp/timeschedule/jmx2026r1.html 全日本モトクロス選手権は通常土曜日と日曜日の2日間に渡って行われるが、開幕戦は予選と決勝を1日で行う1DAY開催となる。公認クラスであるIA1・IA2・レディースクラスのみの開催とし、IA1クラスは15分+1周の3ヒート制、IA2クラスは30分+1周の2ヒート制、レディースクラスは15分+1周の1ヒート制とそれぞれレース形式が異なる。15分+1周は時間が短い分スタートからフィニッシュまで速いペースでのバトルが見どころとなる一方、30分+1周はレース前半と後半、どこで仕掛けるかというライダーの駆け引きや戦略がレース展開に表れやすい。レース形式ごとの展開の違いにも注目すると、観戦がさらに楽しくなるだろう。 IA1 新体制のライダーが多い2026年、開幕戦で見える勢力図 全日本モトクロス選手権の中でも最高峰のクラスである「IA1」。2026年はライダーのメーカースイッチや体制変更が多く見られ、初戦はその勢力図が示される重要な一戦となる。 大倉由揮 各メーカーのチーム体制を見ると、2025年にチャンピオンを獲得した#1大倉由揮(Honda Dream Racing Bells/ホンダ CRF450R)は昨年と同様「Honda Dream Racing Bells」から参戦する。オフシーズン期間にはヨーロッパでトレーニングを重ねており、タイトル防衛に向けて準備を整えてきている。また、ホンダのライダーとして#4大塚豪太(T.E.SPORT/ホンダ CRF450R)も着実に実力を伸ばしてきているライダーだ。2025年は自身最高位となるランキング4位でシーズンを終えており、今季も上位争いに絡んでくると予想される。さらに、#110 渡辺祐介(TEAM YUSUKE with CARRY/ホンダ CRF450R)がヤマハからホンダにマシンを乗り換え、「TEAM YUSUKE with CARRY」から出場する。新たなマシンとチーム体制で挑む今季はどのような活躍を見せるのか、その走りに注目が集まる。 JIRAJ WANNALAK なお、昨年第6戦と最終戦にスポット参戦したタイ出身の#23JIRAJ WANNALAK(Honda HRC Asia/ホンダ CRF450R)(通称:ニモ)も開幕戦に出場する。第6戦ではレースをリードし、トップ争いを展開する場面もあっただけに今季のチャンピオン候補の一人となるだろう。 ジェイ・ウィルソン ⼤城魁之輔 ヤマハのファクトリーチーム「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」は、2023・2024年チャンピオンの#2ジェイ・ウィルソン(YAMAHA…

国際女性デーショートムービー公開

日本自動車会議所モータースポーツ委員会は、3月8日の国際女性デーに合わせ、モータースポーツ業界の関係各社が共同制作したショートムービーを公開しました。 本企画は、日本自動車会議所モータースポーツ委員会に参画する企業・団体が横断的に連携し、モータースポーツを支える女性たちの姿を伝えることを目的とし、現場で活躍する女性たちの声や姿を通して、未来の担い手となる女性に向けて業界の可能性を広げていきたいという想いが込められています。「モータースポーツには女性が輝ける場所がある」、その想いをぜひご覧ください。 https://www.aba-j.or.jp/info/event/26023

D.I.D JMX 2026 R1 エントリーリスト

D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2026第1戦 エントリーリスト公開! D.I.D JMX 2026 R1 観戦情報 IA1 IA2 LMX レディース IA1 No.氏名Name出身年齢チームメーカーマシン 1 大倉 由揮 Yuki OKURA大阪27 Honda Dream Racing BellsHondaCRF450R 2 JAY WILSON Jay WILSONAUS31 YAMAHA FACTORY RACING TEAMYamahaYZ450FJ6 3 大城 魁之輔 Kainosuke OSHIRO沖縄26 YMAHA FACTORY RACING TEAMYamahaYZ450FJ6 4 大塚…

IA1クラスは計22ヒート、2026年大会開催詳細

D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ 2026の各大会に関する詳細情報を発表しました。2026年シリーズは、3月15日の第1戦中部大会 ダートフリークカップを皮切りに、第9戦 第64回 MFJ-GPモトクロス大会までの全9戦が予定されています。各クラスの年間総ヒート数は、最高峰のIA1クラスが計22ヒート、IA2クラスが計20ヒート、IB OPENクラスが16ヒート、レディースが9ヒート。詳細は以下の通りです。 日程大会名全日本公認ヒート数承認・併催クラスIA1IA2IBOPLMX3月15日第1戦 中部大会 ダートフリークカップ32―1なし4月19日第2戦 HSR九州大会2221CRF1255月23- 24日第3戦 21Groupカップ3321JX、K65、CX、CRF125、エンジョイ6月6 - 7日第4戦 SUGO大会2221JX、CX、YZ125、Over40EJ6月27 - 28日第5戦 中国大会2221CX、2st125cc7月12日第6戦 北海道千歳大会2221なし9月12 - 13日第7戦 近畿大会3221JX、CX、2sr125、 YZ12510月10 - 11日第8戦 TOKIO INKARAMI Super Motocross3321JX、K65、CX、YZ125 その他調整中10月31日 - 11月 1日第9戦 第64回 MFJ-GPモトクロス大会2221JX 、CX各クラスヒート数合計2220169 各大会のクラス詳細(※暫定) 各大会の詳細と、承認併催ジュニアクロスの参加資格変更について – D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2026 3月に迫る開幕戦を見ると、IA1クラスが15分+1周の3ヒート制、IA2クラスが30分+1周の2ヒート制、レディースクラスが15分+1周の1ヒート制で行われる予定です。また、昨年に引き続き、ジュニアクロス(JX)やチャイルドクロス(CX)、CRF125F ワンメイクなどの承認クラス、Yamaha YZ125 BLU CRU…

開幕戦チケット情報

D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2026 第1戦 中部大会 ダートフリークカップのチケット販売開始時期が決定しました。 開幕戦は先行前売と一般前売の2段階でチケットを販売。当日の購入も可能ですが、先行前売りが一番お得となっています。また、車・バイクで来場する方は、入場券とは別に駐車/駐輪チケット(有料)が必要です。駐車場スペースの関係上、入場券および駐車場チケットの販売枚数に上限があるため、ご希望の方はお早めの購入をご検討ください! チケット情報 ■ 販売期間(前売) 先行前売:2026年1月17日(土)~2月15日(日) 一般前売:2026年2月16日(月)〜3月14日(土) ■ 料金 先行前売 一般:4,000円 一般前売 一般:5,000円 中学生以下:無料 当日一般:7,000円 中学生以下:無料 ■ 駐車料金 【前売】四輪駐車場 1,500円/1台 【前売】前泊付き四輪駐車場 4,500円/1台 【前売】二輪駐輪場 500円/1台 【当日】四輪駐車場 3,000円/1台 【当日】二輪駐輪場 1,000円/1台 ■ 購入先 MSP eチケットサイト / いなべモータースポーツランド / ダートバイクプラス3店舗 / 株式会社44公式HP / チケットぴあ / ローソンチケット ※入場券・駐車場チケットとも同一販売窓口で購入可能…

満身創痍の1年、乗り越えた先に掴んだV5。LMXチャンピオン 川井麻央

2025年はポイントスケールが変更され、最終戦までチャンピオンシップ争いが白熱した。その激闘を制し、チャンピオンに輝いたライダーたちはどんな想いで今シーズンを戦ってきたのか。チャンピオンインタビュー第4弾では、レディースクラスで5度目のチャンピオンに輝いた#1川井麻央(T.E.SPORT/ホンダ CRF150RⅡ)が乗り越えた1年を振り返る 今年のレディースクラスは、#1川井麻央(T.E.SPORT/ホンダ CRF150RⅡ)が全7戦中6勝を飾り、自身5度目のタイトル獲得を果たした。一方で、#6箕浦未夢(TEAM ITOMO/ホンダ CRF150RⅡ)や#8穗苅愛香(TOMOレーシング&美蔵withCONNECT/ヤマハ YZ85LW)、#12大久保梨子(KTM TOKAI RACING with ゆめチャンネル&331/KTM 85SX)、#10松木紗子(Yogibo PIRELLI MOUNTAINRIDERS/カワサキ KX85)ら若手の勢いも凄まじく、表彰台争いは拮抗する場面も多く見られたが、6勝という結果残した川井はまさに一強で、クラス内でも他を寄せ付けない存在である。 しかし、今シーズンを思い返した川井は「最後まで走りきれたことは奇跡だった」と振り返る。恩師との別れ、シーズン後半で負った怪我……、苦しみが多かったという一年を川井はどう乗り越えてきたのだろうか。 満身創痍で戦い続けた2025年 JMX Promotion:今年のシーズンを振り返って、率直にどんな一年でしたか。 川井:一言で表すのは難しい年でした。チャンピオン争いについては極端に競り合っている感覚はなかったので、そこに対する難しさはあまり感じていませんでした。ただ、それ以外の環境面、特に東福寺さんのこと(※1)が大きくて。モトクロスはメンタルの比重が大きい競技なので、「いつも通り」に持っていくのが難しい場面も多かったです。あらためて、チャンピオンを獲るのは簡単じゃないと感じました。 ※1:全日本モトクロス選手権のレジェンドであり、川井選手が所属するチームT.E.SPORTの監督を務めた東福寺保雄氏が6月8日に逝去 JMX Promotion:シーズン序盤は東福寺さんと連絡を取り合っていたとか。 川井:開幕前の事前走行の頃にはすでに入院されていて、しばらく会えない状況が続いていました。病院も面会NGだったので、当時は電話で話すことが多かったです。開幕戦後にも電話で「勝ちました」と報告して、その後もレースの結果など連絡は取り合っていました。亡くなったのは第4戦の1週間前でした。生前に「自分がいなくなってもレースやチームは続けてほしい」とおっしゃっていて、その言葉があったので第4戦に出ないという選択肢はチーム全員、誰にもなかったと思います。 JMX Promotion:第4戦は精神的にも大きな局面だったのではないでしょうか。 川井:そうですね。気持ちの切り替えが全然できなくて、スタートのゲートに入る直前まで涙が止まりませんでした。また、天候の影響で練習走行と決勝での路面状況が大きく変わって、バイクのセットがまったく合いませんでした。 メカニックやスタッフのみんなでセッティングを詰めてくれて、ようやく戦える状態になって挑みましたが、東福寺さんがいたら一発で決めてくれたんだろうなとも思ってしまいました。本当に苦しかったです。 JMX Promotion:その状況の中でも勝利をつかみました。どのように受け止めていますか。 川井:コース自体も難しくて、実は序盤でジャンプを飛びすぎて着地で大きく転倒しそうになった場面がありました。飛んてすぐに飛びすぎたことに気付いたのですがもうどうにもできなくて、着地までの一瞬で「もう耐えるしかない」と覚悟を決めました。なんとか耐えてそのまま走り切ることができたんですが、あの瞬間は自分でもなんで耐えられたのかわからなくて、東福寺さんに支えてもらったような感覚でした。難しいコースと精神状態の中で勝てたのは、自分にとっても大きな意味があって、「どんなことが起きても自分は戦える」と思えるようになりました。あのレースが、今シーズン一番のターニングポイントだったと思います。 JMX Promotion: そこからインターバルに入って、第5戦はどんな気持ちで迎えたのでしょうか? 川井: インターバル期間は8月くらいから本格的に練習を再開しました。名阪スポーツランド(以下:名阪)は全日本モトクロス選手権が行われるコースで唯一勝てていない場所だったので、コースに通って乗り込みました。ただ、練習していても「これなら勝てる」という感覚はなかなか掴めなくて、良い日も悪い日もあり大会前は不安もありました。 JMX Promotion: かなり気合いが入っていたんですね。ただ、大会前には怪我をされたとか……。 川井:…

笹谷野亜「プロとして走りたい」、人生を変えたチャンピオン獲得

2025年はポイントスケールが変更され、最終戦までチャンピオンシップ争いが白熱した。その激闘を制し、チャンピオンに輝いたライダーたちはどんな想いで今シーズンを戦ってきたのか。チャンピオンインタビュー第3弾では、IB OPENクラスのタイトル争いを制した#14笹谷野亜 (TKM motor sports いわて/ホンダ CRF250R)に今シーズンを振り返ってもらった IA昇格をかけて競い合うIB OPENクラス。2025年を振り返ると、8人の優勝者が生まれる激闘の年だった。さらに今年からIA昇格枠が「上位10位以内」から「上位5位以内」に変更されたことで、トップ争いは熾烈を極めた。 そんな中、見事チャンピオンを獲得したのが青森県出身、高校3年生の#14笹谷野亜(TKM motor sports いわて/ホンダ CRF250R)だ。シーズンを通して勝利数は1回と少ないものの、常に上位に入る安定感と勝負強さを発揮し、ランキング2位の#2島袋樹巳との僅か2ポイント差のチャンピオン争いを制した。 今シーズン、どんな想いを持って挑んだのか。チャンピオン獲得後に「プロとして走りたいと思うようになった」「人生計画が変わった」と語る笹谷の、これまでとこれからに迫る。 モトクロスを始めたきっかけ JMX Promotion:チャンピオン獲得おめでとうございます。今シーズンを振り返る前に、まず笹谷選手がどんなライダーなのか深堀りしたいと思います。そもそもモトクロスを始めたきっかけは何ですか? 笹谷野亜(以下:笹谷):モトクロスを始めたきっかけは、僕の父ですね。バイクが好きで、昔モトクロスをやっていたらしく、僕をモトクロスバイクに乗せてくれたのが始まりです。 ‎ JMX Promotion:何歳から乗り始めたんですか? ‎ 笹谷:5歳ぐらいからです。いきなり「バイク乗ってみる?」という感じで始まりました。初めて乗ったのは河川敷で、記憶は曖昧ですが、最初の頃はずっとその辺でバイクに乗っていました。‎ JMX Promotion:その後、レースにも出場するようになったのですか? ‎ 笹谷:はい。そろそろコースデビューしようということで、近くのモトクロスコースに行くようになって、乗り始めて半年後ぐらいに初めてレースに出ました。自信満々で挑んだんですけど、当日が雨で。その時のことを自分は覚えていないんですけど、スタート直後に転んで、もう乗れない!ってバイクから降りて逃げていったらしいです(笑)。この話は今でも地元の知り合いとかに言われます。 JMX Promotion:地元は東北地方でしたよね。 笹谷:はい、青森県の八戸です。最初のレースは逃げて終わりましたが、そこで嫌になることはなく、その後も乗り続けていました。県内のシリーズ戦だったり、全道や東北選手権に出て、現在は全日本に挑戦しているという流れです。 JMX Promotion:インタビューをするにあたって笹谷選手のレースを振り返ったところ、実は2023年にD.I.D全日本モトクロス選手権第5戦と併催された全道モトクロス選手権第4戦千歳大会で、笹谷選手の走りを取材していました。当時はNAクラスで総合優勝をしていましたね。 笹谷:そうですね。その年はNAクラス2年目の時ですね。その後昇格して、今年でIB OPENクラス2年目です。 (併催)全道モトクロス選手権第4戦 千歳大会レポート 怪我明けで迎えた2年目 JMX Promotion:笹谷選手はIB…
D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ 2026 開催日程
Rd.大会名日程開催クラス会場
第1戦中部大会 ダートフリークカップ2026/03/15公認:IA1, IA2, LMXいなべモータースポーツランド(三重)
第2戦HSR九州大会2026/04/19公認:IA1, IA2, IBOPEN, LMXHSR九州(熊本)
第3戦21Groupカップ2026/05/23-05/24公認:IA1, IA2, IBOPEN, LMX
承認:JX, K65, CX-A, CX-B, FUNBIKE, その他
オフロードヴィレッジ(埼玉)
第4戦SUGO大会2026/06/06-06/07公認:IA1, IA2, IBOPEN, LMX
承認:JX, CX-A, CX-B, YZ125
スポーツランドSUGO(宮城)
第5戦中国大会2026/06/27-06/28公認:IA1, IA2, IBOPEN, LMX
承認:CX-A, CX-B, 2st125
世羅グリーンパーク弘楽園(広島)
第6戦北海道千歳大会2026/07/12公認:IA1, IA2, IBOPEN, LMX新千歳モーターランド オフロードコース
第7戦近畿大会2026/09/12-09/13公認:IA1, IA2, IBOPEN, LMX
承認:CX-A, CX-B
名阪スポーツランド(奈良)
第8戦TOKIO INKARAMI Super Motocross2026/10/10-10/11公認:IA1, IA2, IBOPEN, LMX
承認:JX, K65, CX-A, CX-B, その他
オフロードヴィレッジ(埼玉)
第9戦第64回 MFJ-GP モトクロス大会2026/10/31-11/01公認:IA1, IA2, IBOPEN, LMX
承認:JX, CX-A, CX-B
スポーツランドSUGO(宮城)