第6戦中国大会 横断幕で選手を応援しよう!!

横断幕を掲げて選手を応援しよう! 全日本トライアル選手権第6戦中国大会(2022年9月4日開催)では「横断幕で選手を応援エリア」を1ヶ所、セクションに設けます。同エリアではH60×W120の横断幕を掲出できます。大きな声で応援できない代わりに、また現地に訪れることができなくとも横断幕で選手へ応援メッセージを送るなど、ぜひご活用ください。 横断幕で選手を応援エリアダウンロード2022全日本トライアル選手権 第6戦 中国大会エントリーリスト 第6戦中国大会-全クラスエントリーリストダウンロード

R5 City Trial Japan 8/20-21開催【観戦無料】

全日本トライアル選手権第5戦のCity Trial Japan大会は、8月20日(土)・21日(日)の2日間、大阪府泉南市の泉南ロングパーク(泉南りんくう公園)で開催されます。 City Trial Japanは2018年、バイク業界全体の発展を願い、レースを観に来てもらうのではなく、人の集まる場所にレースを持っていき、今までモーターサイクルスポーツに触れたことのない層にまでバイク競技の素晴らしさを知ってもらいたいと、大阪の”新世界”で公道を使い初開催されました。その後、二度にわたる万博記念公園での開催を経て、このたび全日本トライアル選手権シリーズの1戦として開催するに至りました。 City Trial Japan特設会場 SENNAN LONG Park通常の全日本トライアル選手権とは異なり、レースは最上級クラス「国際A級スーパー」のみで実施され、1日目は予選、2日目に予選を通過した10名で決勝を実施する方式を取ります。 CityTrial Japan 会場配置図通常の全日本トライアル選手権では、山の中の専用コースにセクションを設けますが、City Trial Japan大会ではセクションをゼロからデザインし、街中に設置します。これまでのCity Trial Japanでも驚くようなセクションを作ってきましたが、今大会ではさらにパワーアップ! 大会が行われる泉南ロングパーク特設会場には、国際A級スーパークラスのライダーでCity Trial Japan大会実行委員長の藤原慎也自らが考案した、全長約100mにも及ぶ世界規模のオリジナル巨大セクションが完成します。 レースフォーマットもオリジナルルールが適用され、より多くの皆様に楽しんでいただけるように準備を進めております。初めてオートバイのレースを観戦する人のために、レースは常にMCが実況し、観客にわかりやすく場内解説を交えて観戦できるように配慮しています。また、飲食コーナーやサブアクトの実施、何より会場の目の前にはビーチが広がる抜群のロケーションで、今までの全日本トライアル選手権とは違った楽しみ方ができます。 全日本トライアル選手権第4戦までの戦いは、#1 小川友幸3勝、#2 黒山健一1勝、これに #4 野崎史高と若手の#3 氏川政哉がからんで優勝争いをしています。そして和歌山県出身のライダーで、昨年国際A級スーパークラスに昇格して上り調子の若手 #11 廣畑伸哉の走りっぷりにも、ご注目ください。 City Trial Japan in OSAKA 2018よりCity Trial Japan…

R6中国 前売チケット発売開始!

全日本選手権第6戦中国大会。9月4日、広島県灰塚ダムトライアルパークにて開催されます。開催まで1ヶ月半、前売りチケットの販売が「チケットぴあ」及び「ローチケ」より開始されました。当日券よりお安い設定です。事前にチケットをゲットして、今からココロは広島県の灰塚ダムにGO! 【大会概要】 大会名称:2022 MFJ全日本トライアル選手権シリーズ 第6戦 中国大会 開催日時:2022年9月4日(日) 開催会場:灰塚ダムトライアルパーク・広島県三次市吉舎町安田 観戦入場券(当日):¥3,000 観戦入場券(前売):¥2,000 ※中学生以下無料 駐車料金(4輪・2輪):無料 一般前売券 ■第6戦/9月4日(日)前売り券の販売 2,000円(税込) ※中学生以下無料 ※公式プログラム付(会場にて入場時にお渡しします。) ▼チケットぴあでのご購入: チケットぴあへ Pコード:851563 ▼ローチケでのご購入: ローチケへ Lコード:62062 当日券 一般:3,000円(税込)※中学生以下無料 ※公式プログラム付(会場にて入場時にお渡しします。) ※会場にて販売

3年ぶりの開催 全日本トライアル北海道

7月17日、全日本選手権は北海道大会で第4戦を迎える。今シーズンはIASが8戦、その他のクラスが全7戦組まれている。北海道がシーズンの折り返しとなる。夏の北海道大会は毎年恒例の開催だったが、コロナの影響により3年ぶりの開催となる。 IASでは、第3戦で小川友幸が2勝目をあげ、ポイント争いを大きくリードした。巻き返しを図るライバルにとっては、この1戦が大きな意味を持つ。特に小川にランキングポイントで14ポイント離された黒山健一のリベンジぶりが気になる。ちなみに前回、2019年北海道大会は、小川友幸が勝利、2位には柴田暁が入っている。 14ポイントリードで小川友幸がランキングトップ開幕戦で優勝した黒山健一、ランキング2位で小川友幸を追う北海道大会の会場は上川郡和寒町「わっさむサーキット」、時計回りに第1セクションから第7セクションまでをトライして3ラップする予定だ(その後 IAS上位10名は、さらにSS1・SS2をトライする)。斜面に設けられた人工物の攻略がカギ。しかも斜面の土は、濡れるとつるつるに滑る。見ごたえのある華麗なライディングとともに、滑る路面での繊細なテクニックが要求される最北の全日本トライアル。魅力はそこここにあふれている。 大ベテランの戦いと、それに立ち向かう若手の争いが興味深いIAクラス。若手の登場で、その争いがますますおもしろくなってきたレディースクラスの戦い。日本全国の若手からベテランまでが勝利を争うIBクラス。今回はそれに加えて、NAクラスのライダーがIBクラスのセクションを走る承認クラスのオープントロフィーNA、4つのクラスは、それぞれに熱い魅力をはなっている。 前売りチケットは開催日前日7月16日(土)まで購入可能。 一般前売券 ■第4戦/7月17日(日)前売り券の販売 2,000円(税込) ※中学生以下無料 ※公式プログラム付(会場にて入場時にお渡しします。) ▼チケットぴあでのご購入: チケットぴあへ Pコード:851562 ▼ローチケでのご購入: ローチケへ Lコード:11395 当日券 一般:3,000円(税込)※中学生以下無料 ※公式プログラム付(会場にて入場時にお渡しします。) ※会場にて販売

R4北海道大会前売りチケット発売中!

2022年7月17日開催・全日本トライアル選手権第4戦北海道大会(わっさむサーキット)の前売りチケットを発売中。「チケットぴあ」「ローチケ」で販売中です。 2022年シーズンは、小川友幸と黒山健一が、ともにV12をかけて戦っている。北海道大会を前に3戦を終えて小川2勝、黒山1勝。戦況は小川優位に進んでいるが、ここまで表彰台に乗ったライダーは5人。今シーズンは全8戦で競われる全日本選手権、まだまだ勝負はこれからだ。7月の北の大地では、どんなドラマが待っているだろうか。 【大会概要】 大会名称:2022 MFJ全日本トライアル選手権シリーズ 第4戦 北海道大会 開催日時:2022年7月17日(日) 開催会場:わっさむサーキット・北海道上川郡和寒町三笠 観戦入場券(当日):¥3,000 観戦入場券(前売):¥2,000 ※中学生以下無料 駐車料金(4輪・2輪):無料 一般前売券 ■第4戦/7月17日(日)前売り券の販売 2,000円(税込) ※中学生以下無料 ※公式プログラム付(会場にて入場時にお渡しします。) ▼チケットぴあでのご購入: チケットぴあへ Pコード:851562 ▼ローチケでのご購入: ローチケへ Lコード:11395 当日券 一般:3,000円(税込)※中学生以下無料 ※公式プログラム付(会場にて入場時にお渡しします。) ※会場にて販売

「モビリティリゾートもてぎ」6月5日 全日本トライアルR3関東大会開催!

6月5日、栃木県モビリティリゾートもてぎで、全日本選手権トライアルが開催される。中部大会、九州大会に続く、2022年第3戦となる。 セクションは世界のトップライダーも苦戦する難関ぞろい。日本のトップライダーが、どうやってこれを攻略するかが、大きな見どころとなる。 セクションは10セクションとSS(IASのみ)がふたつ。IB、LTR、オープントロフィーは8セクションを使用する。今年はパドックをオーバルコース上に設けるため、すべてのセクションをじっくり観戦できる。 参加者はトップクラスの国際A級スーパー(IAS)が、フルメンバーの20名。ランキングトップ独走体制を固めたい小川友幸に、黒山健一、野崎史高、小川毅士、氏川政哉、柴田暁の実力者がどんな戦いを見せるか、楽しみはつきない。 国際A級(IA)も、上位陣フルメンバーに近い、総勢40名の参加でにぎわいを見せる。地元栃木県の砂田真彦、小野貴史が今シーズン初登場。ベテラン勢の熱い戦いに、若手はどんな挑戦を見せてくれるだろう。 レディース(LTR)は、今回は8名の参加。女王西村亜弥、これに一矢報いんとする小玉絵里加、山中玲美のトップグループに注目が集まる一方、今シーズンから参戦していきなり活躍を始めた中部の高校生デュオ、山森あゆ菜と中川瑠那は楽しみな存在。そして今回復活デビュー戦、元国際A級の片桐真理子がレディースクラスに初参戦する。ブランクは大きいが、この復活戦は見逃せない。 国際B級(IB)は76名が参加。北海道から宮崎県まで、全日本選手権にふさわしく、全国から参加があり、また年齢層も、10歳(小学生!)から60代まで、幅広い。他、今回は全日本選手権併催の形式で、オープントロフィー125ccに栃木県の国内A級ライダー、12歳の神長叡摩が参加する。 【大会概要】 大会名称:2022 MFJ全日本トライアル選手権シリーズ 第3戦 関東大会 主催:ホンダモビリティランド株式会社 公認:一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会 開催日時:2022年6月5日(日) 開催会場:モビリティリゾートもてぎ(栃木) 開催クラス:国際A級スーパー/国際A級/国際B級/レディース/※併催承認・オープントロフィークラス(IA50/125cc) 料金:【入場(観戦)】大人(中学生以上):1,200円、子ども(小学生):600円、幼児(3歳~未就学児):300円 【駐車】4輪:1,000円、2輪:500円、バス(大型・中型・マイクロ):1,500円※中学生以下無料 駐車料金(4輪・2輪):無料 ※入場・駐車場:モビリティリゾートもてぎ営業開始の9:30前にご入場されるお客さまは、ゲートの関係者レーンより料金をお支払いの上ご入場ください。当日は南ゲートよりご入場いただき、S1・S2駐車場にお駐めください。(N1・N2・ハローウッズ駐車場はご利用できません。) 観戦情報(モビリティランドもてぎ) ※ライブ配信は以下のYouTubeチャンネル「MFJ/日本モーターサイクルスポーツ協会」にてご覧いただけます。 https://www.youtube.com/c/MFJofficial IASランキングトップの小川友幸(2021年モビリティリゾートの小川友幸)Hondaに乗る IAS期待の若手、氏川政哉は現在ランキング6位にいる(2021年モビリティリゾートのセクション)

R2九州 小川友幸逆転勝利 2位小川毅士

2022年4月24日 熊本県矢谷渓谷キャンプ場 観客数:1,200人 2022年の全日本選手権シリーズ、その第2戦。昨年の宮崎県えびの高原から、今年は会場を熊本県矢谷渓谷キャンプ場に移して開催された。この会場での全日本大会は、2016年以来となる。 雨予報で、当日未明まではそこそこの雨が降り続いたが、朝のスタート時刻ころには雨は止んだ。その後、午前中に小雨に降られたものの、日が沈む頃には薄日がさすほどになり、雨具もいらなくなっていった。 砂と石まじりの土質で、水に濡れてもそれほど泥々にならず、グリップも一見悪くないのだが、岩はつるつるに滑り、グリップがあると思っていた路面も突発的に滑ったりと、なかなかにむずかしいトライアルとなった。 国際A級スーパー SSで逆転勝利。小川友幸開幕戦で黒山健一(ヤマハ)の好走を止められなかったチャンピオンの小川友幸(ホンダ)だったが、九州ではチャンピオンの走りが戻ってきた。1ラップ目の10セクションをクリーン4、5点二つでまとめてきた。小川が残した二つの5点は第3と第10で、この二つは全員が5点(第3は1ラップ目のみ全員5点)となったところだった。 今回、小川を脅かすべきは野崎史高(ヤマハ)だった。野崎は大会直前に腰を痛め、さらにウォーミングアップ中に指を痛めていて、コンディション的には最悪だったのだが、トライ中にはそんなハンディを感じさせない走りを見せていた。その野崎も、小川には9点差をつけられている。小川の1ラップ目は15点だから、9点差はかなりの大差だ。 1ラップ目の3位は、今シーズンからマシンを乗り換えた柴田暁(TRRS)だった。野崎とは1点差の25点。この後も、小川毅士(ベータ)26点、吉良祐哉(シェルコ)27点、黒山29点と接戦が続く。前回優勝の黒山が1ラップ目を終えて6位というのも、意外な展開だった。 2ラップ目、今度は小川友幸が調子を崩した。ゲート接触の5点が多く、2ラップ目には5点が5個にもなった。2ラップ目の減点は28点と、自身の1ラップ目と比べても、ダブルスコアに近い。 2ラップ目に調子を上げたのは二人。小川毅士と氏川政哉(ホンダ)だった。小川毅士は自身の1ラップ目より10点減点を減らし、1ラップ目の小川友幸のベストスコアに匹敵する16点で追い上げてきた。これで、2ラップが終わった時点では、トップは1点差で小川毅士のものとなっていた。 2ラップ終了時点でトップに立った小川毅士氏川は1ラップ目から8点減点を減らして、7位から4位にポジションを上げて2ラップを終えた。 1ラップ目3位だった柴田は、2ラップ目に5点減点を増やし、7位までポジションを落として2ラップを終えた。点数の近いライバルがひしめいているから、小さな減点が順位を動かしていく。 残るSS。今回のSSは難度が高く、特にSS第2はだれも上れないのではないかと言われる大ヒルクライム。逆転劇は、5点以内の点差でポジションを争うライダーにのみ実現できそうだ。優勝争いは1点差だから、もちろん逆転劇が生まれる可能性は大だ。 優勝争いから6点差で、単独3位が野崎。野崎と4点差で氏川だが、ここに逆転の可能性はあるだろうか、むしろ氏川に1点差で迫る黒山、さらに3点差の柴田、吉良による四つどもえの4位争いとなりそうだ。 8位廣畑伸哉(ガスガス)は、7位までの間に18点が開いて、これ以上の結果は望めない。しかし廣畑を含め、久岡孝二(ヤマハ)と野本佳章(ベータ)が同点で並んでいて、ここにも逆転劇は生まれそうだ。 SS第1、最初にトライした野本が3点で抜け、久岡が5点。ここで野本が久岡を逆転した。廣畑も3点で抜けたが、廣畑の順位は変わらず。そしてここから、4人による4位争いとなる。 3位表彰台を確保した野崎史高まず柴田が2点をマークしてライバルにプレッシャーをかける。吉良は5点、次の黒山は、柴田を上回る1点で、逆転を狙う柴田の頭を押さえた。ここで氏川が5点。この時点では、黒山が4位に進出し、氏川5位、柴田6位、吉良7位と並んだ。 続く、難攻不落と思われていたSS第2。焦点はどこまでもどこまでも登っていく特大ヒルクライムだが、それ以前に入口の空中丸太越えも難所だった。トップを切ってトライした野本はこの丸太で激しく滑って5点。それでもSSとあってヒルクライムにも挑戦……、と思いきやヒルクライム入口で華麗なバックフリップを決めてSSを見守るギャラリーを沸かせていた。野本のバックフリップを見るのも、そういえば久しぶりだ。 その後も丸太で5点、丸太を抜けてもヒルクライムの加速がむずかしく、頂点までは届かない。しかし全開を維持しながら、最大限にスピードを乗せた柴田が1点で抜けると、後続にとっては登りきらなければいけない使命が生まれた。しかし黒山、氏川と続けて失敗。野崎が3点で抜け、順位争いも混とんとしてきた。 優勝争いの二人は、まず小川友幸が3点で抜け、小川毅士は加速でマシンコントロールがわずかに乱れて失敗、勝負は3点差でチャンピオンの勝利となった。 リザルトは、SSで順位ががらりと変わった。柴田が7位から4位にポジションをアップさせ、氏川が4位から6位にドロップ、黒山は3位も狙える勢いを見せながら5位となった。 ランキングテーブルでは、開幕戦2位、第2戦2位の小川友幸がトップだが、2位の黒山に早くも9点のポイントリードを築くことになった。野崎が黒山に4点差のランキング3位、さらに2点差で小川毅士と続いている。 2022TR_R2_IASダウンロード国際A級 国際A級優勝、永久保恭平開幕戦で2位の永久保恭平(ベータ)がリベンジを果たした。前回3位の田中善弘(ホンダ)と同点クリーン数差の勝負を制しての優勝だった。 3位は宮崎県の徳丸新伍(ホンダ)。昨年九州大会以来、1年ぶりの全日本選手権参戦で、きっちり表彰台を獲得した。ベテランばかりの表彰台にあって、4位に福留大登(ガスガス・17歳)が入った。福留は、永久保、田中、本多に続き、ランキングでも4位となっている。 10代の若手では中山光太(ベータ・2019年IBチャンピオン16歳)が8位、黒山陣(スコルパ・2020年IBチャンピオン12歳)が10位、浦山瑞希(TRRS・2021年IBチャンピオン14歳)が13位と、それぞれより上位を目指して奮闘中だ。 国際A級表彰式。左から優勝永久保恭平、2位田中善弘、3位徳丸新伍2022TR_R2_IAダウンロードレディース 2ラップ目でアクシデントはあったが、圧勝した西村亜弥チャンピオン西村亜弥(ベータ)が苦戦した。結果は2位にほぼダブルスコアと圧勝だったものの、2ラップ目の第4セクションで手を負傷するアクシデント。以後、残りのセクションは痛みと戦いながらのトライとなった。 2位は前回5位からリベンジを果たした山中玲美(ホンダ)。3位はデビュー2戦目で表彰台獲得の高校生、山森あゆ菜(ベータ)が入った。 今回は6名の参加だった。 レディース表彰式。左から優勝西村亜弥、2位山中玲美、3位山森あゆ菜2022TR_R2_LTRダウンロード国際B級 全日本選手権初出場で初優勝、国際B級辻本雄河昨年GC大会で昇格した辻本雄河(TRRS)が、初出場初優勝を決めた。開幕戦は病欠で、第2戦の今回がデビュー戦となっていた。 2位はこれも昨年GC大会で昇格した吉本由輝(スコルパ)。3位には、開幕戦2位の藤堂慎也(モンテッサ)が入った。ランキングトップは藤堂で、2位は9ポイント差で辻本となっている。 やはり昨年GC大会で昇格した10歳の黒山太陽(たお)は、今回13位で初ポイントを獲得した。 国際A級表彰式。左から優勝辻本雄河、2位吉本由輝、3位藤堂慎也2022TR_R2_IBダウンロード
九州大会会場図

全日本トライアルR2九州 4月24日開催間近!

全日本選手権トライアル第2戦九州大会は4月24日(日)開催。去年までの宮崎県から、今年は熊本県に会場を移して行なわれる。各クラス、10個用意されたセクションと呼ばれる採点区間を2ラップ(合計20トライ)の合計現点数で順位が決められる。 最上級クラス「国際A級スーパー」は、2ラップの合計点数から上位10位に絞られ、SSと呼ばれる2つの決勝セクションでの現点数を加算して最終結果となる。SSの決勝は、最上位クラスの国際A級スーパーの最後の勝負をより多くの方に見やすく、場内解説を交えてわかりやすく観戦できる。セクションの難易度が高く、とても見ごたえのあるものだ。 会場となる矢谷渓谷キャンプ場は大きな岩が点在する沢が主体。ダイナミックでテクニカルなトライアルが楽しめそうだ。7時30分より国際B級クラスからスタート。レディースは8時11分から、国際A級は8時18分から、国際A級スーパーは8時51分からスタート。国際A級スーパーによる決勝(SS)は14時00分からの予定。 前売りチケットは4月23日(土)までご購入いただけます。 今回の矢谷渓谷キャンプ場のセクション配置図と公式プログラムです(ご来場の方には同内容の印刷物が配布されます)。観戦の参考にしてください。 ※4月23日(土)は感染防止対策のため、一般のお客様はご入場いただけません。 ※会場はペットの入場禁止。(観客駐車場、一般パドックを除く) 2022R2mapダウンロードhttps://issuu.com/jecpro.knakanishi/docs/trial_2022r2official トップクラスの戦いは、黒山健一1勝、小川友幸2位で今シーズンの幕が開けている。開幕戦を観ると、これに野崎史高と氏川政哉がからんで優勝争いを展開、というのが今シーズンの流れとなりそうだ。ヤマハファクトリーチームとホンダファクトリーマシンの戦いとなるが、もちろんこれに柴田暁、小川毅士らの台頭も見逃せない。#18以降の3人は、今年からIASに昇格したルーキー。昨年昇格して上り調子の#11廣畑伸哉の走りっぷりにも、ご注目いただきたい。 第1戦中部大会で優勝した黒山健一。昨年最終戦に続いて連勝である連覇を狙う小川友幸昨年国際A級スーパーへ昇格し、上り調子の廣畑伸哉
2022全日本トライアル選手権第2戦ポスター

2022 R2九州大会前売りチケット販売中

2022年4月24日開催・全日本トライアル選手権第2戦九州大会(熊本県山鹿市菊鹿町矢谷・矢谷渓谷キャンプ場特設会場)の前売りチケットを発売中。「チケットぴあ」「ローチケ」で販売中です。 ライバルのチャンピオン小川友幸と黒山は共に11度の全日本チャンピオン獲得数で並んでいる。4月3日の開幕戦中部大会は黒山健一がまず1勝。今シーズン、どちらが全日本V12新記録を達成するのだろうか。それとも新たなチャンピオン出現となるのだろうか? 【大会概要】 大会名称:2022 MFJ全日本トライアル選手権シリーズ 第2戦 九州大会 開催日時:2022年4月24日(日) 開催会場:熊本県矢谷渓谷キャンプ場・熊本県山鹿市菊鹿町矢谷 観戦入場券(当日):¥3,000 観戦入場券(前売):¥2,000 ※中学生以下無料 駐車料金(4輪・2輪):無料 ◎4月23日(土)は感染防止対策のため、一般のお客様はご入場いただけません。 一般前売券 ■第2戦/4月24日(日)前売り券の販売 2,000円(税込) ※中学生以下無料 ※公式プログラム付(会場にて入場時にお渡しします。) ▼チケットぴあでのご購入: チケットぴあへ Pコード:851561 ▼ローチケでのご購入: ローチケへ Lコード:84658 当日券 一般:3,000円(税込)※中学生以下無料 ※公式プログラム付(会場にて入場時にお渡しします。) ※会場にて販売

2022開幕!R1中部は黒山健一の勝利

2022年4月3日(日)開催 愛知県岡崎市キョウセイドライバーランド 観客数:900人 天気:雨のち曇り 2022年の全日本選手権シリーズが始まった。コロナ禍はまだ収束しきっていないが、2022年開幕戦は、当初の予定のまま開催することができた。 天気予報は二転三転したが、当日は悪い方に転がった。土曜日夕方から降り始めた雨は、日曜日朝には小降りになってはいたが、1日中降ったり止んだり。雨量がそれほど多くなかったのは観戦する側には不幸中の幸いだったが、参加ライダーにはこれ以上ない難しいコンディションとなった。どのクラスもクリーンを目指すライディングではなく、一つでも多くのセクションを抜け出すのが勝負になった。 国際A級スーパー 開幕戦の勝利。国際A級スーパークラス黒山健一10セクションを2ラップ+SS2セクションで競技が進められたIASは、第1セクションから黒山健一(ヤマハ)が好調をアピールした。第3セクションを終えて、減点を一桁に抑えられたのは黒山だけだった。そして黒山は好調のまま、1ラップ目を減点26で走り抜けた。2位につけたのはディフェンディングチャンピオンの小川友幸(ホンダ)だが、黒山には15点のリードを許すことになった。 2ラップ目、黒山が減点を増やし、小川がやや復調してきたが、しかし1ラップ目の差は大きく、10セクション2ラップを終えたところで両者の点差は9点。今回の黒山は、盤石だった。 1ラップ目から黒山にリードを譲ってしまった小川友幸、2位黒山と小川には離されたが、3位争いは接戦だった。SSを残して、氏川政哉(ホンダ)と柴田暁(TRRS)が87点、野崎史高(ヤマハ)が88点と、1点を争う大接戦だ。 SSは人工セクションで、往路がSS第1、復路がSS第2として設定されていた。観戦する側が移動しないで見続けられることになった。 往路はダイナミックなジャンプと、コンクリートの三段ステア、濡れて滑る中空ステアがポイントとなった。5番手でトライした小川毅士(ベータ)までは三段ステアまでで5点となっていたが、小川毅士以降の6人はSS第1をクリーン。これで1位、2位と、小川毅士の6位が確定的となった。 復路のポイントも基本的には同じだが、三段ステアをどう降りるか、そして復路はジャンプで発射台からヒューム管へ飛び移るのにはリスクがあるので、中空のヒューム管をどう登るかが鍵となった。 ヒューム管に最初に登ったのは、10位でSSに進出した野本佳章(ベータ)だった。野本はこの3点で、一気に10位から7位までポジションをアップさせた。7位争いも、大接戦だったのだ。 小川毅士はコンクリートブロックの下りで1点、続く野崎は美しいクリーンを見せた。野崎と3位争いをする柴田と氏川には大きなプレッシャーだ。はたして二人はヒューム管登りに失敗、野崎はこのクリーンで5位から3位にジャンプアップを果たした。 SSのクリーンで順位を上げ3位になった野崎史高残る二人は、順位はすでに決定しているが、チャンピオン経験者の二人は、華麗なライディングを見せるべくセクションイン。しかしこの日の小川友幸は、やはり完調ではなかったようだ。ヒューム管登りで柴田同様にバランスを崩して5点となってしまった。 最後は黒山のトライ。黒山は、ここまでの全員が選ばなかった、発射台からヒューム管へのジャンプを選択した。これにはお客さんも大喜びだった。SSを2セクションともクリーンしたのは黒山と野崎二人のみ、そしてSS以外のセクションをクリーンしたのは、黒山(3個)と小川毅士(1個)のふたりだけだった。小川毅士はこのクリーン一つ以外はすべて5点。クリーン一つで最下位から6位まで急浮上するのが、この日のトライアルだった。 今年昇格した4人のルーキーたちは、磯谷郁(ベータ)と濵邉伶(スコルパ)が13位と14位でポイント獲得。IAS経験のある加賀国光(TRRS)と、最年長村田慎示(ホンダ)は18位と19位、最下位争いをすることになってしまった。12位以降の8人はフルペナルティの全セクション5点だった。 2022resultsR1IAS国際A級 国際A級は本多元治の勝利国際A級。優勝が本多元治(ホンダ)、2位永久保恭平(ベータ)、3位田中善弘と、IASを経験した大ベテランが表彰台を独占した。 4位には福島の森岡慎也(ホンダ)、5位にこれまた大ベテランの小谷徹(モンテッサ)、6位に若手の福留大登(ガスガス)がはいっている。ベストクリーンは森岡の5つだった。 2022年に昇格してきたルーキーでは、チャンピオンの浦山瑞希(TRRS)が15位で早くもポイントを獲得した。 今シーズンは強力なベテランがひしめいているこのクラス、若手がトライアルの経験を学ぶには、厳しいながらもよいチャンスだ。 国際A級表彰式。左から1位本多元治、2位永久保恭平、3位田中善弘2022resultsR1IAレディース レディース優勝の西村亜弥レディースチャンピオンの西村亜弥(ベータ)も、この日のコンディションには苦戦を余儀なくされた。減点もクリーン数も2位以降とは圧倒的差があったが、それでも本人には納得がいかなかったようだ。 西村以外はクリーンをひとつとるのがやっとという悪戦苦闘ぶりで、3点一つが順位を大きく変動させる展開となった。2位は小玉絵里加(ホンダ)だったが、同点3位に齋藤由美(ベータ)、そして1点差で地元中部の高校生、中川瑠菜(ベータ)が入り、参加者の増大とともに今後の展開がよりにぎやかになりそうな期待もある。 今回は12名の参加で、初登場は3人。山森あゆ菜(ベータ)は9位、伊藤沙樹(ベータ)が11位となり、黒山健一の妹、黒山和江(スコルパ)は12位となった。 レディース表彰式・1位西村亜弥(中央)2位小玉絵里加(左)3位齋藤由美(右)2022resultsR1L国際B級 国際B級は、元国際A級スーパー宮崎航の圧勝だったライセンスを失効していて、国際B級に降格していた宮崎航(ベータ)が久々に全日本に復帰、元IASのテクニックを存分に見せてぶっちぎりの優勝を果たした。クリーン15、全クラスを通じても、二ケタのクリーンは宮崎だけだった。2ラップ目の減点2点も圧倒的ベストスコア。とはいえ、最初にトライした第6セクションで5点を喫したり、IBクラスならではのむずかしさも味わったようだ。 2位以降は大接戦で、2位から5位までは1点差ずつ。そんな中、2位となったのは藤堂慎也(モンテッサ)。今回は、比較的経験の豊富なライダーが上位をかためてきたが、そんな中、去年のGC大会で2位となって昇格してきた吉本由輝(スコルパ)が11位となった。小学生の黒山太陽のデビュー戦は17位(GC大会5位)だった。 国際B級表彰式。左から1位宮崎航、2位藤堂慎也、本田隆史2022resultsR1IB