東京でソメイヨシノの開花が確認され、北陸や北日本を除き、その他の地域では概ね晴れまさに絶好のレース日和となった3月14日。関東地方と中部地方では関東モトクロス選手権と中部モトクロス選手権がそれぞれ開催された。
関東モトクロス選手権シリーズ第1戦の舞台となったのは埼玉県川越市のオフロードヴィレッジだ。緊急事態宣言が延長された中でも〝例年通り〟仲間と共にレースができる喜びから、会場を歩く選手をはじめレース関係者たちの表情も明るい。
コースは前日の雨の影響で午前中はマディではあったが、気温の上昇とともに乾いていき第2ヒートの頃にはベスコンまではいかないまでもソフトにまで回復。コースにはエンジンの快音が終始響き渡っていた。
中部モトクロス選手権第1戦は三重県いなべ市のいなべモータースポーツランドで開催され、こちらは快晴でコース状態はベスコン。総エントリー数は160台に上り大盛況であった。
なお、中国モトクロス選手権は一足早く2月28日に山口県岩国市の周東モータースポーツランドで行なわれ、昨年の開幕戦に近いエントリー台数となり例年同様の賑わいを見せいていた。
今後の各地方選手権は、3月21日・九州モトクロス選手権第1戦(HSR九州オフロードコース)、4月4日・東北モトクロス選手権第1戦(スポーツランドSUGO)、4月18日・四国モトクロス選手権第1戦(MXパーク土佐)、5月9日・近畿モトクロス選手権第1戦(ミキアネックスパーク)、5月23日・全道モトクロス選手権第1戦(新千歳モーターランド オフロードコース)が予定されている。