各クラスの予選が終了次第、こちらに速報的に結果を載せていきます! 予選結果は正式結果で出るたびにこの記事に掲載し更新していきます。
色々なメーカーロゴが入った非売品のスタッフユニフォーム D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ第7戦MFJ-GP大会で大会を運営するスタッフが着用しているユニフォームが、Tシャツからパーカーへとチェンジ! Tシャツの時と同じように全日本モトクロス選手権シリーズを応援してくれているメーカーのロゴがウエアに入っています。スタッフへ無料で配布されるこれらウエアは非売品ですが、販売しても問題ないようなクオリティ!(←自画自賛) 今回もロゴが入っているメーカーや企業を紹介! ◆RS TAICHI 機能性・デザイン性を追究するライディングギア・ブランド『アールエスタイチ』。レーシングスーツ、ジャケット、パンツ、グローブ、シューズ、バッグとライディングに必要な装備が全て揃う幅広い商品ラインナップが特徴です。そのメーカーをスタートさせたのが、元モトクロスライダーの吉村太一氏なんです。1960年代から70年代前半にスズキ、ホンダの両メーカーワークスから全日本選手権や世界GPに参戦し、数々の勝利を挙げたレジェンドライダー! だから同社の製品がデザイン性だけでなくライディングしやすい性能を持っているんですね!! https://www.rs-taichi.co.jp/ ◆Troy Lee Designs ヘルメットペイントから始まった『トロイリーデザイン』。現在ではモトクロスウエアにとどまらずMTBやBMX用のライディングギアも手がけています。モトクロスウエアの中でも人気の高いブランドの一つで、モトクロスウエアはRSタイチが取り扱っています。 https://www.ec.rs-taichi.com/products/motocross-gear.html ◆Mac -Off イギリスのケミカルメーカー『マックオフ』。洗浄剤は車両の汚れを簡単に落とすだけでなく、地球に対して優しい薬剤を使用しているのがポイントです。また、洗浄剤がほのかに香ることでオイル臭なども消してくれるんです! https://ridez.jp/ ◆美蔵 MIKURA PORK 全日本モトクロス選手権シリーズ第3戦の関東大会、第6戦のHSR九州でも出店いていた『三蔵』。東京都文京区を中心に豚肉創作料理「美蔵」をはじめとする飲食店の経営とプロデュース、ケータリングを行なっている会社です。 同社は、社外活動の一環としてモータースポーツを支援し、レースにも参加しているんですよ。 会場では美味しそうな匂いを周囲に漂わせ、多くの来場者が出店ブースに足を運んでいました。 https://www.mikura-group.com/blank 会場スタッフが着用しているユニフォームに注目です!!
日中はそこそこ暖かい、問題は午後3時過ぎ以後 10月9日〜10日に熊本県のHSR九州で開催された第6戦では、最高気温は30℃! それが今週末開催される宮城県のスポーツランドSUGOでは、日曜日の予想最高気温18℃、予想最低気温は6℃……。夏から一気に冬の気温となりました。そうなると困るのが観戦時の服装です。実際、スポーツランドSUGOは暑いの?寒いの?気になりますよね。 スタッフが現地入りした10月21日(木)の「道の駅村田」午前6時半の気温(車の外気温計)は9℃。思ったほど寒くないです。 そしてモトクロスコースに移動して午前10時の服装がこちら。上半身はTシャツにパーカーのみ。本人は眠いのか目を瞑っていますが、見た感じからも寒くはなさそうでしょ。 午後1時の服装も午前中と大して変わらず。ちなみにこの日の最高気温は17℃でした。 午後になるとそれなりに寒くなり、コースのカメラ設置ポイントを決める時にはライトダウンを着て活動していました。午後3時をすぎて傾いた陽によって山の影がコースに落ち始めると一気に気温が下がります。風も午前中より出てきて体感温度もかなり低い感じ。 日中は風さえなければ〝ロングTシャツ+パーカー〟ぐらいでも問題ないんじゃないでしょうか。ただし夕方に近くなるにつれて急激に寒くなるので、持ち運びに便利なライトダウンなどを持ってくると安心です。 あとは観戦スポットによって体感気温が変わるので、風のあまりないところで見るといいかもしれません。コースの形から、風が谷の部分を抜けていくんですよね。図の「寒くない」ポイントだと比較的〝風〟はあまり強く吹きませんよ! 寒さ対策をしっかりとって快適に全日本モトクロスを楽しみましょう!!
蔵の街〝村田町〟は立ち寄りスポットがコンパクトにまとまり散策しやすい! 全日本モトクロス選手権シリーズでレースを目的に会場を訪れますよね。でも、そのコースのある街を見たことありますか? 「レースを見に来てるのに、なんで?」と思うかたもいらっしゃることでしょう。でも、ちょっと時間に余裕を持って街を見てみると思わぬ発見があって面白いですよ! 今回はD.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ 第7戦が行なわれるスポーツランドSUGOのある宮城県柴田郡村田町(むらたまち)を散策してみました。 村田町は江戸時代後期から昭和にかけて賑わった商人の街。貴重な染料である紅花を仲買し江戸や京都へ卸すことで繁栄し、京都の文化も街にもたらされ〝小京都〟とも称されました。現在でも街の中心を走る街道の両側には蔵が立ち並び、江戸時代の雰囲気を今に残しています。 紅花と村田町に関することは、カネショウ商店で販売されている『紅花と村田の一商人』という本が参考になります。蔵に残された古文書をもとに、村田商人が行なっていた取引内容、商人としての気質などが事細かに記され、どのようなwebサイトにも掲載されていない街の歴史を詳細に知ることができます。マニアックな歴史が好きな人におすすめです。ただし店舗でしか販売はしていないので、ぜひ足を運んでみてください。 さて、村田町の象徴である蔵の街並みは、南北に走る県道14号の約700mほどの間に点在しています。無料駐車場も完備されているので、クルマを止めて散策することが可能です。 酒蔵、雑貨店、飲食店、カフェなど、そのひとつひとつに趣があり、カメラを持って散策していると時間を忘れてしまうほどです。 しかし、現在は街に住む住民の高齢化が進み、江戸時代から続く蔵を実際に住居として生活をしている世帯は数少なくなっています。そのため、さまざまな蔵の中を実際に見ることはなかなか難しいのが現状です。それでも『布袋祭り』や『陶器市』、『むらた町家の雛めぐり』といったイベントの時には解放され気軽に見ることができるので、そのタイミングで改めて訪れてみるといいでしょう。 せっかくレース観戦で訪れるのですから、その街を知ると楽しみも増えますよ! 【その他のおすすめ立ち寄りスポット】 ◆道の駅 村田 〒989-1305 宮城県柴田郡村田町村田北塩内41 営業時間:9:00〜17:00 特徴:地元の新鮮な野菜がリーズナブルな価格で並ぶ。 ◆村田町歴史みらい館 〒989-1305 宮城県柴田郡村田町村田迫85 営業時間:9:00〜17:00 特徴:道の駅村田に併設。鬼の頭と手のミイラが展示されている。 ◆森の芽ぶき たまご舎 ファームファクトリー とりたて卵 たまご舎の人気スウィーツ「たまごがふわり」 〒989-1305 宮城県柴田郡村田町村田迫91−15 営業時間:9:00〜18:00 特徴:とりたて卵が直売され、新鮮卵を使用したレストラン、お弁当、スイーツなどを販売。 ◆丸金食堂 からあげ『ヘルシー定食』 〒989-1305 宮城県柴田郡村田町村田広畑57−10…
先週末に10月23日〜24日のD.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ第7戦 MFJ-GP大会で下田丈選手のプレゼント企画が正式に決まったことをお伝えいたしました。その時はまだ具体的なプレゼントの内容をお伝えできていなかったのですが、本日そのプレゼントの具体的な内容があきらかになりました。 【プロフィール】 下田 丈(しもだ じょう) 2002年5月16日生まれ、三重県鈴鹿市出身。 サイン入りグッズはジャージ、ヘルメット、ブーツでもかなり豪華な内容ですが、さらにチームポロシャツ、トレーナー、ジャンパーが加わり、サインなしですがオフロードゴーグルもプレゼントされます! しかもこれらウエア類は下田丈選手が一度着用したものなんです。 プレゼントと言っても抽選だからなかなか当たらないんでしょ?と思っている人にも朗報です。 先着順で下田丈選手のサイン入りカードがもらえちゃうんです!!! スポーツランドSUGOのゲートオープンする時間をタイムスケジュールで確認すると…… 10月23日(土) 7:30ゲートオープン 10月24日(日) 7:00ゲートオープン ゲートオープン前から並ぶファンもいるとは思いますが、当日の予想最低気温は1桁台となっているので風邪をひかない暖かい格好でご来場ください。 先着順で当たるサイン入りカードは100枚、サインなしでも400枚。 これだけのプレゼントとカードに練習の合間を縫って彼がサインしてくれたことを考えたら、いかに日本のファンを大事にしてくれているのかがわかります。 ありがとう、下田丈選手! 【本人生サイン入り!プレゼント】 モトクロスブーツ FOX 赤 オフロードヘルメット BELL 黒 プロサーキット仕様 モトクロスジャージ 黒/緑、水/オレンジ プロサーキットカワサキ チームポロシャツ プロサーキットカワサキ チームトレーナー プロサーキットカワサキ チームジャンパー 【サインなしプレゼント】 SCOTT オフロードゴーグル 【先着順プレゼント】 下田丈カード(スモールサイズ) サイン入り 約100枚(配布数:土曜日35枚/日曜日65枚) サインなし 約400枚(配布数:土曜日最大200枚) ※プレゼント抽選登録の際にお渡しします。 サイン入りカードが欲しい方は、合言葉「がんばれ下田丈!」を受付係にお伝えください。 両日とも、上記枚数切れの場合は配布終了となります。 【プレゼント抽選対象者】 有料のチケットにてMFJ -GPに来場し、抽選登録を完了させた方 【プレゼント抽選登録方法】 step1: リンク先のフォームに必要事項を記入し送信してください。 step2:…
AMAスーパークロスで大活躍している下田丈選手。本来ならD.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ第7戦のMFJ-GPに参戦する予定でした。しかし、コロナ感染症拡大の影響による出入国での数週間の隔離措置がレースに影響を及ぼすとの理由から、今回は参戦を見送ることとなりました。下田選手も日本のファンの前で走ることを楽しみしていただけに、非常に残念だったようです。私たちも彼の走りをこの目に焼き付けたかった……。 そんな日本のファンのために、下田丈選手が非常に太っ腹なプレゼント企画をしてくれました! サイン入りのウエアのみならず、ヘルメットやブーツまで??用意してくれたようです。いやはやありがたい。 プレゼント応募の詳しい方法は下記を参照してもらうとして、会場にこないと抽選対象とはなりません! そして、サイン入りグッズは「下田丈ブース」で直接手渡しとなります。 IA1、IA2のチャンピオン争いは熾烈な状況ですし、10月23日、24日はスポーツランドSUGOへいくしかないでしょ〜♪ 【プレゼントグッズ内容】 ウエアー類多数 ※直筆サイン入り!?ヘルメット・ブーツまであるらしい?! 詳細は10/18以降に発表しますのでお楽しみに! 【抽選対象者】 有料のチケットにてMFJ -GPに来場し、抽選登録を完了させた方 【抽選登録方法】 step1: リンク先のフォームに必要事項を記入し送信してください。 step2: ”有料のチケット”にて、MFJGPを観戦に行きましょう! <チケット購入はこちらのページの下から!> step3: 10月23日(土)ゲートオープン(7:30)~ゲートクローズ 10月24日(日)ゲートオープン(7:00)~11:59までに、第1パドック内「下田丈ブース」にて抽選登録を行ってください。 ※応募する本人が、有料のチケットと、身分証明書をお持ちください。 ※有料チケットの使いまわしが発覚した場合、関係者全員抽選対象外となりますのでご注意ください。 【当選発表日時】 10月24日(日)12:30~13:30(予定) 【発表方法】 下田丈ブースでの貼りだし 場内放送 電話での呼び出し 【受け渡し方法】 下田丈ブースにて直接手渡し ※当選者本人が当大会の有料チケットと身分証明書を持参のうえお越しください。 ※郵送での発送は行いません。 ※受取されないグッズの再抽選は行いません。必ず取りに来てください。 JMX R7 MFJ-GPのレースイベント観戦情報はこちら
今回のデモランは兄弟車の競演! JMX R7 MFJ-GP 大会(スポーツランドSUGO:10月23日(土)~24日(日)開催)では、電動モトクロッサー2台のデモ走行を実施。 カーボンニュートラルが求められる機運の高まりを受けて、2019年の東京モーターサイクルショーで公開後、2019年4月にHSR九州でデモ走行を行った「Honda CR-Electric プロトタイプ」と、2021年6月のSUGO大会で単独デモ走行を行った「M-TEC E.REX」。 今回はこの2台の兄弟電動モトクロッサーがお昼休みのイベントタイムにてついに競演! また、それぞれのPRブースではそれぞれのスタイルをじっくり見られる展示も行います。 市販モトクロッサーCRFをベースに、車体をHondaが、パワーユニットを無限(株式会社M-TEC)が制作。 両社の共同研究により生まれた2台の電動モトクロッサーは、小さなモーター音と車両の走行音のみながら、ダイナミックなスピードでコースを自由に駆け抜ける。一度見たら忘れられない不思議な感覚をぜひご体感ください。 また、今回のデモ走行は、Honda CR-Electric プロトタイプを元全日本モトクロスチャンピオンで”無限”契約ライダーであった川島雄一郎(かわしま ゆういちろう)さんが、M-TEC E.REXを元全日本モトクロスチャンピオンのHRCワークス契約ライダーで、現在Hondaサテライトチームのレーシングアドバイザーを務める増田一将(ますだ かずまさ)さんが担当。 MXのレジェンドライダーお二人と、MXの未来を担う最新の電動モトクロッサーが演じるデモ走行をお見逃しなく! デモ走行タイム:(土) 13:05 ~ 13:15 / (日) 12:45 ~ 12:55 [MX本コース全域] ※走行当日は車両の外観デザインが変わる予定です。※天候やコース状況、あるいはレース進行の遅延等により、予告なく走行を中止/短縮する場合がございます。あらかじめご了承ください。 JMX R7 MFJ-GP 大会 観戦情報
10月23日(土)~24日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催される2021年のD.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ第7戦。ここでは、今大会の注目ポイントやコースの特徴、各クラス注目の選手など、観戦に役立つ情報をまとめて紹介します! 【1】タイトル争いの行方を占う重要な1戦 今季の2021 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズは、第5戦近畿大会が新型コロナウイルスの感染拡大による影響で中止となり全6戦に。第2戦中国大会が、同じくコロナの影響で11月下旬に開催を延期したことから、本来は今季最終戦だった10月23日(土)~24日(日)の第7戦第59回MFJ-GPモトクロス大会は、シーズン決着の場ではなくなりました。一方で、チャンピオン争いに加わっているライダーにとっては、この大会終了後に有利な立場にいることが非常に重要となるため、もしかしたら最終戦以上にアグレッシブなライディングとし烈なバトルが観られるかもしれません。 そんな第7戦第59回MFJ-GPモトクロス大会の舞台となるのは、宮城県のスポーツランドSUGO。かつてスーパーバイク世界選手権が開催されたこともあるオンロードサーキットや、現在でも全日本スーパーモト選手権などが実施されているカートコースも有し、全日本トライアル選手権や全日本エンデューロ選手権まで実施される広大な複合モータースポーツ施設です。全日本モトクロス選手権では、今季第4戦でも会場となりました。 【2】万全の新型コロナウイルス対策で 施設とスタッフが充実し、オンロードとオフロードのさまざまなレースを開催することなどで、コロナ禍におけるイベント実施のノウハウも蓄積してきたスポーツランドSUGO。全国的な新規感染者数が激減している状況での開催とはいえ、今大会でも新型コロナウイルス対策を徹底しています。 大会前の情報によると、第4戦と同じくパドックには観客の立ち入り制限エリアを設ける予定とのこと。これは、ライダーやチーム関係者と観客の接触機会を大幅に減らすことで、感染リスクを下げるという考えに基づいています。選手との距離が近いのが、本来の全日本モトクロスが持つ魅力ですが、コロナの現状を踏まえてご理解いただけますようお願いいたします。 またSUGOの入場時には、選手や関係者や観客などに対して、状況に応じて検温や体調チェックシートの提出などが求められます。また、飲食時以外のマスク着用や観戦時の密集回避(ソーシャルディスタンス確保)なども呼びかけられています。ご協力よろしくお願いいたします。 【3】コースはアップダウンも豊富でダイナミック かつてモトクロス世界選手権を誘致したこともあるスポーツランドSUGOのインターナショナルモトクロスコースは、ふたつの丘にまたがるようにレイアウトされ、その斜面や谷地といった自然の地形を生かした豊富なアップダウンも特徴としています。コースの序盤には、斜度が約30度で長さが約70mもある上りの「大坂」、メインエリアから見ると “丘の向こう”となるエリアにはハイスピードな「ヨーロピアンセクション」もあります。 比較的頻繁にコースの仕様が変更されるSUGOですが、「アップダウンが豊富でダイナミック」という基本コンセプトは踏襲。現地で観戦できないファンのためにYoutubeライブ動画配信チャンネルの「MFJ Live Channel」を展開していますが、豪快なアップダウンはなかなか映像では伝わりづらく、ぜひとも会場で生観戦してもらいたいところです。 SUGOライダーズカフェ ちなみに、SUGOには昔からスターティングエリア左側にコンクリートスタンド席が設けられていましたが、近年はそれに加えて大坂の横など複数ヵ所に観客席の整備が進められました。飲食店ブースも複数ヵ所に分散され、ヨーロピアンセクションにはバイク来場者無料(一般利用500円)の「SUGOライダーズカフェ」が設けられるなど、観戦環境の向上が進められています。メインエリアのトイレはきれいで、公共交通機関のみを利用した来場は難易度が高めな立地とはいえ、初めての全日本モトクロス観戦にも最適なコースのひとつです。 【4】最高峰クラスのIA1で注目の選手は? 山本鯨選手(#1) 山本鯨選手(#1) 渡辺祐介選手(#3) 渡辺祐介選手(#3) 排気量450ccの4ストマシンが参戦する最高峰クラスのIA1は、第6戦でホンダサポートライダーの山本鯨選手(#1)が両ヒート制覇を達成。ランキングトップにつけているヤマハファクトリーチームの渡辺祐介選手(#3)が3-4位だったことから、ポイント差が2点に詰まりました。さらに、渡辺選手と同じくヤマハファクトリーチームから参戦する富田俊樹選手は2-3位となり、こちらも渡辺選手とのポイント差を削減。渡辺選手が181点、山本選手が179点、富田選手が174点と、上位3選手が7点差の大接戦となっています。 このクラスは今季、カワサキファクトリーチームの能塚智寛選手(#5)とホンダサポートライダーの小方誠選手(#4)までが5強状態。能塚選手と小方選手は、ポイントランキングでは3番手の富田選手から22~30点差で、逆転チャンピオンにはやや厳しい状況ですが、レースでのヒート優勝は十分に狙える存在です。 今季はポイントスケールが変更され、優勝25点、2位20点、3位16点、4位13点、5位11点……と、これまでよりも上位のポイント間隔が大きめ。優勝と5位では14点も違います。渡辺選手と山本選手と富田選手の7点差というのは、もはや差が無いのと同じ。この大会でどの選手が有利な立場に持ち込むのか、あるいは大混戦のまま最終戦に臨むことになるのか、3選手だけでなく能塚選手と小方選手の順位を合わせて注目です。 【5】IA2はスポット参戦ライダーに注目 内田篤基選手(#4) 大城魁之輔選手(#2) 4スト250ccと2スト125ccのマシンが使われるIA2は、前戦の決勝ヒート1で、カワサキのマシンを駆りランキングトップを独走していた内田篤基選手(#4)が負傷リタイア。内田選手はその後のレースに出走できず3ヒートともノーポイントとなり、ホンダに乗るランキング2番手の大城魁之輔選手(#2)が、わずか1ポイント差に迫りました。内田選手は、第7戦の出場あるいはポイント獲得が厳しい状況で、アクシデントがなければ大城選手がランキングトップに浮上することが予想されます。 このIA2には今回、ヤマハの招待により、オーストラリア選手権やニュージーランド選手権のモトクロスやスーパークロスで計6度のチャンピオンに輝き、米国AMAスーパークロスの250SXでも2020年にランキング19位という成績を残したジェイ・ウィルソン選手(#106)がスポット参戦。その実力は全日本IA2ライダーを圧倒的に上回っていると思われますが、ウィルソン選手にとっては慣れない日本のコースでのレースとなるため、日本人ライダーとのバトルにも期待が集まります。また、第6戦に続いて平田優選手(#51)、第4戦以来となる田中雅己選手(#48)といったベテランライダーもエントリーしていて、こちらも注目です。 川井麻央選手(#1) 川井麻央選手(#1) 久保まな選手(#3) 久保まな選手(#3) レディースクラスは、昨年の開幕戦から全日本負けなしだった川井麻央選手(#1)の連勝が、川井選手の転倒により前戦でストップ。これで久保まな選手(#3)が今季初優勝を挙げました。しかし前戦でも、決勝中のベストラップタイムでは川井選手がライバルを完全に圧倒していて、このSUGOでも川井選手が優勝候補の筆頭であることは間違いありません。久保選手や川井選手のチームメイトでもある小野彩葉選手(#4)、インターバルで負傷した膝の状況が気になる本田七海選手(#2)らが、川井選手に挑みます。 【6】会場での観戦にはアプリの活用を! 全日本モトクロス選手権シリーズでは今季、全戦で動画配信アプリ「Grooview(グルービュー)」を展開しています。これは、来場者がスマホやタブレットでレースや関連イベントなどの動画やタイミングモニター、タイムスケジュール、選手リスト、場内案内などの情報を閲覧できる、場内限定の無料サービス。これを活用すれば、会場内のどこで観戦していても、レースの順位や今後のタイムスケジュールなどをチェックできます。 …
D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ 第6戦が10月10日に終わりまだ興奮冷めやらぬ状態ですが、来週末には第7戦がスポーツランドSUGOで開催されます! 次のレースに備え、選手たちもこの週末に練習で走り込むことでしょう。 その全日本モトクロス選手権シリーズのレースが開催されるコースの特徴や、注目の選手をインタビューした模様がアップされているYoutubeチャンネルがあるのをご存知ですか? Youtubeチャンネル『JMX Promotion』では元IA1シリーズチャンピオンでJMXでは解説も担当しているyossy(熱田孝高氏)が、実際に走行しコースプレビュー! 本当に走りながらコース紹介しているの?と驚くほど饒舌に特徴を語っています。 走行後にアフレコしますか?とyossyに提案したのですが、「ライブ感を出したいし、走っている生の声を載せたほうがいいでしょ!」ということで多少聞きにくい映像もあるのですが、そのままの音声を映像に載せています。何でその速さで走ってコース紹介までできるの?と驚きますが、さすがチャンピオンライダー! 安定感が違います。yossyのスムーズな走りを見ると、自分も走れるんじゃないかと勘違いしちゃうほどです。 選手インタビューも、選手との距離が近いyossyだからこそ引き出せるコメントに注目です! まるで漫才の掛け合いのようなテンポの良いインタビューは必見。選手のひととなりを垣間見ることができますよ~。 Youtubeチャンネル『JMX Promotion』の登録も是非よろしくお願いいたします。
D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズの第6戦HSR九州大会は、10月9日(土)~10日(日)に熊本県のHSR九州で開催された。9月に予定されていた第5戦近畿大会が、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で中止されたことから、約4ヵ月という非常に長い夏休みを挟んで実施されることになった今大会。第2戦中国大会が延期されているため、これがシーズン4戦目で、後半戦最初の戦いとなる。 阿蘇の火山灰に由来する黒土を特徴とするコースは、全日本屈指のハイスピードレイアウトを特徴としてきたが、今大会に向けてコース後半を中心にレイアウトが変更され、低速化や難易度が高いジャンプの削減も施された。パッシングポイントはやや減ったが、安全性は増したコースレイアウトという印象だ。 また、今大会の前に地面を掘り起こす整備が施されたが、こちらは降水量の少なさと10月としては異例の高温、そして強めの風という悪条件が重なったことで、掘り返された土がどんどん乾いてパウダーのように堆積し、土曜日は大量のホコリを発生させる要因となってしまった。それでも日曜日は、パウダー状の土を除去する整備に加えて懸命な散水作業が施されたことで、ハード路面のセクションはより増えたがホコリの発生はかなり抑えられた。日曜日の最高気温は30度。感染対策が施された会場には、2日間で2,107名のファンが訪れた。 【IA1】両ヒート制覇の山本鯨が、ランキングトップに2点差まで詰める IA1 #1 山本 鯨 Honda Dream Racing Bells 全日本最高峰クラスとなるIA1は、今大会以降はすべて30分+1周の2ヒート制となる。決勝ヒート1は、ホンダのマシンを駆る小方誠(#4)がホールショットを奪い、同じくホンダがサポートするディフェンディングチャンピオンの山本鯨(#1)が1周目に小方をパス。山本、小方、カワサキファクトリーチームの能塚智寛(#5)、ヤマハファクトリーチームの渡辺祐介(#3)と富田俊樹(#2)が続いた。レース序盤、小方は1~2秒差を保ってトップの山本をマーク。能塚は小方より少しペースが悪く、その差が開いていった。4周目、能塚と渡辺と富田による3番手争いで、富田がまずは渡辺をパス。翌周には能塚の攻略にも成功して、富田が集団の先頭に立った。 5周目、小方がコーナーで軽微なミスをした影響で、山本のリードが約3秒に拡大。翌周に小方のペースは戻ったが、7周目から再びラップタイムが落ちた。一方、山本はこのタイミングでペースアップを果たし、着実にリードを拡大。10周目に富田が小方を抜いて2番手にポジションアップした段階で、山本のアドバンテージは約10秒になっていた。そして山本は、16周でチェッカーとなったレースを最後まで危なげなく走破。最後はペースを緩めながらも独走で今季3勝目をマークした。レース後半、10周目に能塚をパスした渡辺が富田に肉迫したが、富田が最後までポジションを守って2位。渡辺が3位、レース後半にトップ3から遅れた能塚が4位、小方が5位となった。 決勝ヒート2では、山本がホールショット。これに渡辺、富田、能塚、小方が続いた。ところが1周目後半、富田がスリップダウンを喫して11番手まで後退。山本と渡辺、2秒ほど離れて能塚と小方が接近戦を展開しながら、オープニングラップをクリアした。2周目、山本は1~2秒のリードを確保。しかし3~4周目は、山本と渡辺のバトルは膠着状態となった。すると5周目、山本が前の周よりも一気に4秒ほどラップタイムを上げてスパート。これで後続との差を約3秒に拡大すると、山本は翌周以降も5周にわたりハイペースを維持し、10周目の段階で約9秒のアドバンテージを築くことに成功した。 IA1 #2 富田俊樹 YAMAHA FACTORY RACING TEAM IA1 #5 能塚智寛 Team Kawasaki R&D レース中盤、2番手以下は渡辺、能塚、転倒から追い上げてきた富田、小方のオーダーとなったが、それぞれが5秒ほど離れた単独走行に近い状態。しかしレース終盤、渡辺のペースがやや落ち、3番手の能塚が2秒ほど後方まで接近した。するとラスト2周となった15周目、それまで2番手を守っていた渡辺が転倒。これで4番手に順位を下げた。そしてレースは、山本が再び独走で勝利。能塚が2位、富田が3位で表彰台に登壇し、渡辺が4位、小方が5位となった。今大会の結果、ポイントランキングトップは依然として渡辺が守っているが、山本が2点差、富田が7点差に迫り、ランキングトップ3が接近して残り2大会を迎える。 【IA2】ラストレースとして臨んだ古賀太基がトリプルクラウン達成 IA2 #56…
【レース概要】 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズは、第5戦近畿大会が新型コロナウイルスの影響で中止となったため、サマーインターバルが予定よりもさらに伸び、約4ヵ月ぶりに開催されることになりました。第2戦中国大会が11月下旬に延期されたことでシーズン4戦目となった第6戦HSR九州大会は、10月9日(土)~10日(日)に熊本県のHSR九州で開催されました。 最高気温が連日30度に達し、晴天に恵まれすぎて雨量がなく、しかも風が強めに吹いたことから、コースは散水作業が追いつかないほど乾いた状態。阿蘇の火山灰に由来する黒土は粒子が細かく、とくに土曜日はこれが乾いたパウダー状になってコース上に堆積し、ホコリが多く舞うパフパフのコンディションとなりました。日曜日の天候は晴れで、この日も気温は30度まで上昇。散水作業の改善により、前日よりもホコリの発生は抑えられました。 なお今大会のIA2には、このクラスでは初めてとなる15分+1周の3ヒート制が導入されました。 【IA1 決勝ヒート1】 山本鯨が巧みにレースを支配して今季3勝目! ホールショットの小方誠(#4)を、同じくホンダのマシンを駆る山本鯨(#1)が1周目にパス。レース序盤は、山本を小方が1~2秒差でマークし、少し離れてカワサキファクトリーチームの能塚智寛(#5)やヤマハファクトリーチームの富田俊樹(#2)と渡辺祐介(#3)が追いました。5周目、小方がコーナーでミスして少し遅れ、山本のリードは約3秒に拡大しました。 7周目以降、小方はややペースダウン。一方でトップの山本は、この周にペースを上げ、さらにアドバンテージを拡大しました。10周目、小方に代わり富田が2番手に浮上。しかしこの段階で山本は約10秒も先行していて、そのまま逃げ切った山本が今季3勝目を挙げました。富田は2位、序盤に4番手を走りながら能塚の攻略に手間取った渡辺が3位。4位以下はトップ3から大きく遅れ、能塚が4位で小方が5位でした。 【IA1 決勝ヒート2】 山本鯨が連勝。トップ3は7点差圏内に! ホールショットは山本鯨(#1)。これに渡辺祐介(#3)、富田俊樹(#2)、能塚智寛(#5)、小方誠(#4)が続きましたが、富田はスリップダウンを喫して後退しました。1周目、渡辺は山本に肉迫。しかしこれを山本が耐えると、2周目には1~2秒のアドバンテージを得ました。その後、山本と渡辺のトップ争いは膠着状態。能塚と小方は、それぞれ前を走るライダーから3秒ほど間隔を開けて周回を重ねました。 レースが動いたのは5周目。ここで山本が一気に4秒ほどペースアップすると、10周目までハイペースをキープして約9秒先行しました。そして16周のレースは、山本が独走で優勝。渡辺はラスト2周で転倒して後退し、能塚が2位、追い上げた富田が3位、渡辺が4位、小方が5位でした。今大会の結果、ポイントランキングでは渡辺が181点でトップ、山本が179点で2番手、富田が174点で3番手となっています。 【IA2 決勝ヒート1】 内田篤基が負傷リタイア。スポット参戦組がワン・ツー! ホールショットを奪った小川孝平(#11)が、1周目のコース前半で転倒してリタイア。さらにコース後半では、ランキング2番手の大城魁之輔(#2)と48点差のポイントリーダーとして今大会を迎えた内田篤基(#4)が転倒し、同じくケガによりリタイアとなりました。この内田を避けようとした大城に、後続のライダーが激突。多重クラッシュとなって大城も1周目26番手と出遅れました。 2周目、スポット参戦した古賀太基(#56)がトップに浮上。翌周には、同じくスポット参戦ライダーの平田優(#51)が2番手に順位を上げました。この段階で、古賀と平田の間隔は3~4秒。レースが後半に入ってもその差にはほぼ変化なく、古賀が勝利を収めて平田が2位となりました。最終ラップに接触しながら岸桐我(#8)を抜いた大倉由揮(#6)が3位、転倒した岸が4位。大城は9位でゴールしました。 【IA2 決勝ヒート2】 古賀太基が大城魁之輔を抑えて勝利 ホールショットの岸桐我(#8)を、大城魁之輔(#2)がすぐにパス。やや出遅れた古賀太基(#56)が混戦の中で順位を上げ、3番手で1周目をクリアしました。2周目、古賀が岸をパスして2番手浮上。この段階でトップの大城は3秒ほど先行していましたが、3~4周目にかけて古賀がその差を詰め、レースが折り返し地点を迎えた5周目に、古賀が大城のパッシングに成功しました。 古賀に抜かれてから大城のペースが上がり、レース後半はトップの古賀を1秒ほど後方で大城が追う展開。しかし両者のラップタイムはほぼ互角でギャップはほぼ変わらず、そのまま逃げ切った古賀が優勝、大城が2位でした。最終ラップでは、再び岸桐我(#8)と大倉由揮(#6)がし烈な表彰台争い。ジャンプで転倒した岸に大倉が追突して両者リタイアとなり、中島漱也(#10)が3位となりました。 【IA2 決勝ヒート3】 ラストレース予定の古賀太基がトリプルクラウン達成 ホールショットの鴨田翔(#17)を抜いて、古賀太基(#56)が1周目にトップ浮上。大城は1周目6番手からのレースとなりました。2周目以降、鴨田と西條悠人(#5)が僅差の2番手争い。一度は西條が先行するも鴨田が抜き返し、4周目にはこのふたりを大倉由揮(#6)がパスしました。ところが大倉は、5周目に転倒。これで西條が2番手となりましたが、背後には大城が迫りました。 そして6周目、大城が2番手に浮上。この段階でトップの古賀は約6秒リードしていたものの、ラップタイムでは大城のほうが2秒ほど速く、8周目にはトップの古賀から3番手の西條までが2秒圏内となりました。しかし順位に変動はなく、古賀が3レースすべてで勝利を収め、大城が2位、西條が今季初表彰台となる3位。内田はヒート2とヒート3に出走できず、内田と大城のポイント差は1点に詰まりました。 【レディースクラス 決勝】 今年からホンダに乗る久保まなが今季初優勝! ホールショットは久保まな(#3)。昨年開幕戦から全日本8連勝中の川井麻央(#1)が追うと、1周目前半でトップに立ちました。ところがその直後、川井はタイトターンの立ち上がりでコースアウトして転倒。これで久保がトップに返り咲き、小野彩葉(#4)が2番手、本田七海(#2)が3番手で1周目をクリアしました。2周目、本田が小野をパス。この段階で、トップの久保は3秒ほどリードしていました。 3~4周目にかけ、久保と本田と小野のトップ3は間隔を開け、それぞれ5秒ほど離れた状態に。4番手の楠本菜月(#5)は、さらに後方での走行となりました。レース後半、本田のペースがやや落ちて久保は独走状態。小野はペースアップを果たし、ラスト2周となった7周目に本田を抜きました。そしてレースは、久保が今季初優勝。小野が2位、本田が3位、6周目に楠本を抜いた川井が1周目20番手から挽回して4位でした。
D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ 第6戦 HSR九州ではスタッフが着用するユニフォームには、国内最高峰のモトクロスレースを応援してくれる企業のロゴが入っています! ロゴはもちろんかっこいいのですが、その企業がどんなところなのか気になりますよね? というわけで、その企業を紹介‼︎ ◆TOHO RACING TOHO Racingは東広島を拠点に、全日本ロードレースを初め、鈴鹿8時間 世界耐久レース、アジア選手権など、国内外のロードバイクレースに参戦してるレーシングチームです。また、TOHO Racingとして、各地のバイクレースや、ラリー・カートレースなどのモータースポーツにも出場している。クラブ員の育成、走行会やイベントレースを開催し、オートバイのメンテナンス、オートバイ関連商品の販売も行なっているんですよ。 オン、オフ問わずバイクで思いっきり遊ぶならTOHO RACINGへ‼︎ TOHO Racing NEXT RACE & EVENT ◆美蔵 MIKURA PORK 三蔵は東京都文京区を中心に豚肉創作料理「美蔵」をはじめとする飲食店の経営とプロデュース、ケータリングを行なっている会社。 同社は、社外活動の一環としてモータースポーツを支援し、レースにも参加しています。 四の五をいわず、まずはその美味しそうなシズル感溢れるお肉を見て!! この美味しいお肉が全日本モトクロス選手権シリーズの会場でも食べられるんです! https://www.mikura-group.com/blank