蔵の街〝村田町〟は立ち寄りスポットがコンパクトにまとまり散策しやすい!

全日本モトクロス選手権シリーズでレースを目的に会場を訪れますよね。でも、そのコースのある街を見たことありますか? 「レースを見に来てるのに、なんで?」と思うかたもいらっしゃることでしょう。でも、ちょっと時間に余裕を持って街を見てみると思わぬ発見があって面白いですよ!

今回はD.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ 第7戦が行なわれるスポーツランドSUGOのある宮城県柴田郡村田町(むらたまち)を散策してみました。

村田町は江戸時代後期から昭和にかけて賑わった商人の街。貴重な染料である紅花を仲買し江戸や京都へ卸すことで繁栄し、京都の文化も街にもたらされ〝小京都〟とも称されました。現在でも街の中心を走る街道の両側には蔵が立ち並び、江戸時代の雰囲気を今に残しています。

紅花と村田町に関することは、カネショウ商店で販売されている『紅花と村田の一商人』という本が参考になります。蔵に残された古文書をもとに、村田商人が行なっていた取引内容、商人としての気質などが事細かに記され、どのようなwebサイトにも掲載されていない街の歴史を詳細に知ることができます。マニアックな歴史が好きな人におすすめです。ただし店舗でしか販売はしていないので、ぜひ足を運んでみてください。

さて、村田町の象徴である蔵の街並みは、南北に走る県道14号の約700mほどの間に点在しています。無料駐車場も完備されているので、クルマを止めて散策することが可能です。

酒蔵、雑貨店、飲食店、カフェなど、そのひとつひとつに趣があり、カメラを持って散策していると時間を忘れてしまうほどです。

しかし、現在は街に住む住民の高齢化が進み、江戸時代から続く蔵を実際に住居として生活をしている世帯は数少なくなっています。そのため、さまざまな蔵の中を実際に見ることはなかなか難しいのが現状です。それでも『布袋祭り』や『陶器市』、『むらた町家の雛めぐり』といったイベントの時には解放され気軽に見ることができるので、そのタイミングで改めて訪れてみるといいでしょう。

せっかくレース観戦で訪れるのですから、その街を知ると楽しみも増えますよ!

【その他のおすすめ立ち寄りスポット】

道の駅 村田

〒989-1305 宮城県柴田郡村田町村田北塩内41
営業時間:9:00〜17:00
特徴:地元の新鮮な野菜がリーズナブルな価格で並ぶ。

村田町歴史みらい館

〒989-1305 宮城県柴田郡村田町村田迫85
営業時間:9:00〜17:00
特徴:道の駅村田に併設。鬼の頭と手のミイラが展示されている。

森の芽ぶき たまご舎 ファームファクトリー

〒989-1305 宮城県柴田郡村田町村田迫91−15
営業時間:9:00〜18:00
特徴:とりたて卵が直売され、新鮮卵を使用したレストラン、お弁当、スイーツなどを販売。

丸金食堂

〒989-1305 宮城県柴田郡村田町村田広畑57−10
営業時間:11:00〜14:00
日曜定休
特徴:ジューシーな唐揚げが名物。定食はボリュームたっぷりで大食漢も大満足すること間違いなし!

おおがわら天然温泉いい湯

〒989-1257 宮城県柴田郡大河原町新寺北185−11
営業時間:10:00〜22:00
入浴料:大人/800円
第3水曜定休
特徴:古民家風の趣のある建屋の中には食事処、休憩場所が設けられる。アルカリ製単純泉の源泉掛け流し。屋外にはプチ動物園もあり癒しの空間となっている。

とんとんの丘 もちぶた館

〒989-1257 宮城県柴田郡大河原町新寺字北185−11
営業時間:10:00〜19:00
第3水曜定休
特徴:抗生物質を使わず安全な飼料で育てられた〝和豚もちぶた〟を、屋根付きのBBQ施設で味わえる。
メニュー:BBQ食べ放題(90分)・大人2200円/子ども1100円、生姜焼きプレート・1000円、とんかつプレート・1100円など

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