宮城・SUGO大会で、国際A級、レディース、国際B級の3クラスは2023年シーズンが終了した。国際A級スーパー(IAS)についても、ランキング11位以降の順位は確定した。しかし今年は、最後のクライマックスが待っている。11月12日、シティ・トライアル・ジャパン(CTJ)。ここで、IASのチャンピオン争い、そして10位までのランキングが決定する。

CTJは、その名の通り、町のど真ん中でトライアルを披露しようという意欲的イベント。今年は5回目の開催となるが、去年からはCTJが全日本選手権の一戦として組まれている。去年はシーズンの中盤の開催だったが、今年は最終戦としての開催となり、11月に開催される初めてのCTJとなった。

2022 CityTrialJapan(会場・泉南りんくう公園)

今回の会場は、大阪府大阪市北区の中之島通り、大阪市中央公会堂前での開催。京阪電鉄なにわ橋を降りてすぐ、大阪駅からも500mほどで、大阪市役所の目と鼻の先という、これまでのトライアル大会にないロケーションでの戦いとなる。

第7戦時点でランキング10位までに入った10名は、いつもの全日本トライアル形式と異なる、予選・準決勝・決勝と戦い進んで勝利を争う。日本のトライアルシーンではとても珍しいスタジアムスタイルの人工セクションのみを舞台に繰り広げられる2023年の最終決戦。

10連覇王者の小川友幸は、若い氏川政哉の好調に押され、シーズン序盤に苦戦を強いられたが、後半3連勝と調子を取り戻して、、最終戦には10ポイントのリードをもって臨むことになった。状況は小川に優位だが、しかし昨年のシティ・トライアル・ジャパン大会で、小川はまさかの5位となった。こういったまさかの可能性を考えれば、タイトル争いもまだまだどうなるかわからない。

チャンピオン争い、トライアルの楽しみはもちろんだが、秋の休日を楽しむエンターテインメインととして、多くの人にぶらりと立ち寄ってほしい。入場は無料。

前日11月11日(土)はプレイベントDayとして、13時より出場ライダートークショー、日本代表チームのデ・ナシオン優勝報告会、自転車トライアル、キッズトライアルのデモンストレーションが行われ、18時よりアーティストたちによるライブが行われる。

11月12日(日)の競技は10時40分よりオープニングアクト、11時より競技スタート、13時よりファイナル・スタートとなります。両日とも観戦無料です。

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