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D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2026 第8戦 TOKIO INKARAMI Super Motocrossが、10月10〜11日の2日間、埼玉県川越市のオフロードヴィレッジにて開催される。全9戦のシーズンも残り2戦。今大会はIA1クラスに2025年スーパーモトクロス世界選手権(SMX)250ccクラス王者の下田丈が参戦。さらに、Auto Brothersからフランス出身の2名のライダーがIA1・IA2それぞれのクラスに出場する。
スーパーモトクロス仕様のレイアウト、IA1・IA2は10周×3ヒート
開催クラスは公認のIA1・IA2・IBOPEN・LMX(レディースクラス)の4クラス。承認クラスとしてJX(ジュニアクロス)、K65(キッズ65)、CX(チャイルドクロス)、CRF125F ワンメイクミーティング、Yamaha YZ125 BLU CRU Cup、ファンバイクが併催され、2日間を通して全部で10クラスがおこなわれる。
会場のオフロードヴィレッジは、関越自動車道 川越インターから車で約25分。今大会は大幅なレイアウト変更が予告されており、コースのコンセプトは「スーパーモトクロス」。2024年第7戦のレイアウトをもとに、タイトコーナーと連続するジャンプで構成されたコースとなっており、観客にとってはライダー同士の空中戦やリズムセクションの攻略が見どころとなるだろう。
また、今回、決勝の形式がほかの大会と異なり、IA1とIA2はともに時間ではなく周回数で区切る10周×3ヒート制。IB OPENは通常より10分短縮の15分+1周の2ヒート制で、ヒート1を土曜日、ヒート2を日曜日に実施する。さらに、レディースも5分短縮の10分+1周の1ヒートで争われる。レース時間が短くなった分、トップ争いの展開がどう動くか注目だ。
IA1クラス
5pt差の首位攻防、下田丈とブライス・メイリンが参戦
第7戦近畿大会のIA1クラスを振り返ると、#1 大倉由揮(Honda Dream Racing Bells/ホンダ CRF450R)がヒート1・3、#2 ジェイ・ウィルソン(YAMAHA FACTORY RACING TEAM/ヤマハ YZ450FM)がヒート2で優勝を獲得。最終ヒート3はわずか1秒384差の一騎打ちを大倉が制し、3ヒート合計102ptで総合優勝を飾った。ランキングは大倉547pt、ウィルソンが542ptと、チャンピオン争いは5ポイント差で大倉がリードしている。今大会は3ヒート制のため、1ヒート優勝35pt、3ヒート優勝で最大105ptが懸かる。ここで差を広げるのは誰か、レースの行方は見逃せない。
なお、大倉は10月2〜4日におこなわれたモトクロスの国別対抗戦「モトクロス・オブ・ネイションズ(MXoN)」に日本代表として出場した。予選は他車との接触により負傷しリタイアとなった。怪我の状態が心配なところではあるが、第8戦出場に向けて調整しているとのことで、海外での経験を今大会で発揮してくれるだろう。
同じくMXoN日本代表であり、現在ランキング3位につける#3 大城魁之輔(YAMAHA FACTORY RACING TEAM/ヤマハ YZ450FM)にも注目だ。MXoNではMXGPクラスで出場し、B決勝ではホールショットを奪ってトップを走行した。初めての舞台で得た経験をどう発揮するのか、その走りは見逃せない。
2024年参戦時
なお、今大会には、2025年にSMX…
D.I.D全日本モトクロス選手権は、北は北海道から南は熊本県まで全国各地で開催されています。「観戦のついでに地元の味を楽しみたい」「帰りに温泉でゆったりしたい」「家族で立ち寄れる観光地は?」など、観戦に来たならその土地ならではのものを楽しみたいですよね。今回は、10月10〜11日に第8戦 TOKIO INKARAMI Super Motocrossが開催される埼玉県川越市・オフロードヴィレッジ周辺のおすすめスポットを紹介します。土曜日は会場のフラットオーバルコースで20時ごろまでフラットトラックショーが予定されているので、夜遅くまで開いている温泉も押さえておくと便利です。
おすすめスポット10選
グルメスポット 小川菊 頑者 本店 COEDO BREWERY THE RESTAURANT
温泉スポット さいたま清河寺温泉 美楽温泉 SPA-HERBS 坂戸天然温泉 ふるさとの湯
観光・立ち寄り 川越大師 喜多院 大宮花の丘農林公苑 鉄道博物館
観戦後にはご馳走を、グルメスポット
小川菊(おがきく)
さつまいもと並ぶ川越の名物がうなぎです。蔵造りの町並みに近い仲町の「小川菊」は、文化4年(1807年)創業。代々受け継がれてきたタレで焼き上げる蒲焼のうな重を筆頭に、白焼き、柳川、うざくなどが並びます。大正初期に建てられた木造3階建ての店舗は、川越市の都市景観重要建築物等に指定されています。テイクアウトにも対応しているので、混雑時は持ち帰ることもできます。会場からは車で約15分と近いのもおすすめです。
施設名小川菊住所埼玉県川越市仲町3-22電話番号049-222-0034駐車場3台(近くにコインパーキングあり)営業時間平日:11:00~14:00、16:30~19:30(L.O.19:00)土日祝:10:40~18:00(L.O.18:00)定休日木曜日(祝日は営業)、不定休あり公式HPhttps://www.ogakiku.com/ルート案内https://maps.app.goo.gl/ZqAvvry7H67HNnXp6
頑者(がんじゃ) 本店
会場から車で約20分。埼玉県川越市発祥の「頑者(がんじゃ)」本店が、本川越駅から徒歩2分の場所にあります。魚介の効いた濃厚なスープのつけめんを軸に、辛つけめんやラーメンも選べます。営業は11:30〜16:20で、日曜日は定休日。立ち寄れるのは予選日の土曜日だけなので、ご注意ください。
施設名頑者 本店住所埼玉県川越市新富町1-1-8電話番号049-226-1194駐車場なし(近隣の有料駐車場を利用)営業時間11:30〜16:20定休日日曜日公式HPhttps://ganja.co.jp/shop/ganja-flagship/ルート案内https://maps.app.goo.gl/tfspDZGqsaB1nz119
COEDO BREWERY THE RESTAURANT
会場から車で25分ほど、川越のクラフトビール「COEDO」の醸造所を併設したレストランが、川越駅西口から徒歩3分の商業施設「U_PLACE」1階にあります。店内で仕込んだできたてのビールをはじめ、COEDOの全銘柄を樽生で飲めるのがこの店ならでは。料理は地元の食材や有機野菜を使った中華がベースで、ビールとの組み合わせを前提に組み立てられています。土日祝は11:30から22:00まで通しで営業。隣接のショップ「COEDOKIOSK」では缶・瓶ビールや限定品を買えるので、運転して帰る人はお土産にもちょうどいいでしょう。
施設名COEDO BREWERY…
10月31日〜11月1日に宮城県・スポーツランドSUGOでおこなわれる「D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2026 第9戦 第64回 MFJ-GP モトクロス大会」に、2026年FIMモトクロス世界選手権MXGPクラスのチャンピオン、ジェフリー・ハーリングス選手(Honda HRC PETRONAS)が出場することが決定しました。クラスはIA1、ゼッケン84番で、ホンダCRF450RWに乗って参戦します。
ハーリングス選手は今季からHonda HRC PETRONASへ移籍し、CRF450RWで1年目のシーズンを戦いました。9月の第17戦トルコGPで、2戦を残して世界王者に輝き、MX2時代を含めて6度目、MXGPクラスでは3度目の世界タイトル獲得を果たしました。シーズンを通じて13回のGP総合優勝と22回のレース勝利を挙げ、終盤は8大会続けて総合でトップに立つ強さを示しました。さらに、10月2日〜4日にフランス・エルネで開催されたモトクロス・オブ・ネイションズでは、オランダ代表としてMXGPクラスの2レースを制し、チームの総合3位獲得に貢献しています。
ハーリングス選手が全日本モトクロス選手権を走るのは今回が初めて。世界王者の走りを目の前で見ることができる貴重な機会です。
ジェフリー・ハーリングス選手 コメント 「日本でレースができることを、とても楽しみにしています。日本を訪れるのは今回が初めてですが、以前からずっと行ってみたいと思っていた国なので、このような機会をいただけたことに感謝しています。滞在中は、できる限り多くのことを見て、経験したいと思っています。MFJ-GPはHondaにとって重要な大会です。これまでにも多くのHondaライダーが日本を訪れ、このレースに参戦してきました。その一員になれることを誇りに思いますし、特に素晴らしいシーズンを終えた今、日本で走れることをうれしく思います。
また、Honda CRF450RWを素晴らしいマシンに仕上げるため、舞台裏で支えてくれた多くのエンジニアに直接感謝を伝えられる貴重な機会でもあります。しっかりと感謝を伝え、日本での経験を存分に楽しみたいと思います」
Honda HRC PETRONAS チーム監督 マーカス・ペレイラ・デ・フレイタス コメント 「ジェフリーが日本を訪れ、現地のファンの皆様の前でレースに参戦できることを、チーム一同とてもうれしく思います。日本でのレースは、いつも特別な機会です。ジェフリーにとっては、Hondaの開発に携わるメンバーと直接会う機会にもなります。もちろん、レースには真剣に臨みますが、今年、遠く日本から彼の走りを支えてくれたHondaのスタッフとともに、素晴らしいシーズンを祝う時間にもなるでしょう」
大会概要 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2026 最終戦 第9回MFJ-GPモトクロス大会 日程:2026年10月31日(土)〜11月1日(日) 会場:スポーツランドSUGO(宮城県柴田郡村田町)
チケット情報 前売販売期間:9月12日〜10月31日
■ 前売料金 *中学生以下無料 シングル:4,700円(税込) ペア:8,400円(税込) レディース:3,700円(税込) *高校生以上より大人料金となります。
■…
モトクロスの国別対抗戦「モトクロス・オブ・ネイションズ(MXoN)」が、10月2日から4日にかけてフランス・エルネーのCircuit Raymond Demyで開催。最終日、日本代表は決勝進出をかけたB決勝に出場した。
ゲートピックは大城を先に
土曜日に行われた予選で総合24位となった日本は、ストレートで決勝進出することは叶わず、決勝進出をかけたB決勝に出場した。B決勝は20位以下、13組のチームメンバー全員がグリッドに並び一斉にスタートする。チーム内上位2名の合計順位がポイントとなり、1位の国だけが決勝へ進む。予選ではMX OPENクラスに出場した大倉が他ライダーに接触されクラッシュ。大事には至らなかったが、腕を負傷し、怪我の様子を見て当日朝に出場を判断することとなった。直前まで走りたいと話す大倉だったが、腕の腫れは引かず、大事をとってレースを欠場する判断をした。
ルール上、B決勝と決勝はチーム2名でも出走可能であるが、先述したように、通常は3人のうち上位2人の結果で決まるというところ、2人の結果がそのまま反映されるため、1人のミスも許されない状況となる。他チームと比べると厳しい状況になるが、大城と横山は「B決勝で2人とも5位以内に入れば決勝にいける」と、決勝進出へ闘志を燃やしていた。
ゲートを選ぶ順番は予選の結果順であり、20〜32組目と1人ずつ選んだのち、同じように2人目が選んでいく(※予選24位の日本の場合、1人目が4番目、2人目は17番目となる)。このゲートピック順は、予選終了後に大城と横山2人で話して決めたという。初めは横山が1番目に選ぶと話していたが、インからなら前に出られると考えていた大城に対し、横山が予選で中央寄りから好スタートを切っていたこともあり、大城が1番目となった。
大城は一番イン側から8番目、横山は19番目と中央寄りの場所を選びレースを迎えた。
大城がホールショット、決勝進出圏内を戦い総合3位
ゲートピックが功を奏し、B決勝では2人ともスタートで良い反応を見せると、1コーナーで上手くアウト側に膨らみながらイン寄りのライダーを抑えて集団を抜け出し、大城はホールショットを獲得、横山も5番手あたりにつけることができた。1周目、大城はレースをリードするが、上りセクションで真横から差し込む陽の光に苦しむ。わだちやギャップの中まで影になり、路面がまったく見えない状況でバランスを崩し、2位にポジションを落としてしまう。横山も好スタートを切り1周目を6番手で通過。この時点で日本代表は1位で、チェコが1ポイント差で決勝進出枠を競う展開となる。
その後、大城は前を走るライダーの転倒もあり2番手に浮上するが、レース終盤に転倒。すぐに復帰し、3番手から追い上げを続けるがそのままチェッカーを受けた。一方横山もレース中盤で転倒を喫し10番手あたりまで後退。しかし最後まで追い上げを図り、8位まで追い上げてフィニッシュ。日本はB決勝を総合3位で終えた。
最終順位は総合22位。惜しくも決勝進出とはならならなかったが、最後まで代表3人で話し合い、情報を共有するなどチームワークが光った。欠場となった大倉も、B決勝前のウォームアップの様子を動画撮影しチーム内で共有するなど、最後までチームに貢献し、全員が一丸となって戦い抜いた。
ライダーコメント
#31 大城魁之輔 「昨日B決勝進出が決まった時点で、はるちゃん(横山選手)とゲートピック順について話し合って、自分はインから出られるんじゃないかと思っていたので、先に選ばせてもらいました。B決勝はスタートがしっかり決まってそこまでは作戦成功でしたが、レースがあった時間帯の朝日が結構強くて、テーブルトップ手前の縦わだちが長くてギャップもあるのに、真横からの日差しでわだちが全部影になっていて、まったく見えなかったんです。1周目トップで走っていたのですが、バランスを崩してテーブルトップを飛べず、ポジションを落としました。途中で2位を走るライダーが転倒して2番手に上がったんですけど、コーナーに角度きつめに入ったらリアが持っていかれてしまって、耐えきれず転んでしまいました。すぐ復帰したけど、3番手でゴール。悔しいです。今回自分は初めてということで、2人にいろんな面でサポートや助言をしてもらいました。みんなで協力して、決勝進出も見えていたからこそ、さらに悔しいです。またリベンジしたいです」
#32 横山遥希 「僕も、予選でもB決勝でも転倒によって順位を下げてしまいました。転倒は悔やまれますが、そこまでプッシュしないと通れるものも通れない領域でした。どこでリスクを取って結果につなげるか。コースも『難しかった』という一言では簡単すぎるくらい難しかったです。かいちゃん(大城選手)は初出場でしたが、一番活躍していたと思います。同世代だから気を使わずにいれましたし、情報を共有して良いチームワークで大会に臨めたと思います。今回ネイションズに参加して、テクニックはまだまだすべての面で劣っていますが、それは天と地の差ではないと思っています。こういう話をみんなで共有していけば、日本のレベルがさらに上がると思います」
#33 大倉由揮 「僕に関してはゴールすらできなかったのが本当に悔しいです。同世代の3人だからこそ、もっと上を目指せた。今まで以上に3人のポテンシャルを引き出せた走りはできていたと思うので、それが転倒で結果に結びつかなかったのがすごく悔しいです。この舞台を経験することで感じるものはたくさんありますし、バイクってこんなに速く走らせられるんだと、可能性は無限大だと、改めて速くなりたいと思いました。今後も、ネイションズの選考会でまたこの3人でいこうと思わせる走りをこれからもしていきたいです。みんなでパワーアップして戻ってきます。怪我については日本に帰ってちゃんとチェックして、第8戦にしっかり間に合わせられるように調整していきたいと思います」
MXoN2026の詳しいリザルトはこちら https://www.mfj.or.jp/national/2026-mx-major-competitions/2026-fim-motocross-of-nations/
優勝はベルギー、13年ぶり16回目
2026年、決勝を制したのはベルギー。メンバーはルーカス・クーネン(MXGPクラス)、サシャ・クーネン(MX2クラス)、リアム・エバーツ(MX OPENクラス)という若手3人を揃えていた。
MXGPとMX2が混走するレース1は、地元フランスのロマン・フェーブルが優勝。ベルギーはルーカスが3位、サシャが12位で、この時点の総合順位はスペインに次ぐ2番手だった。MX2とMX OPENが走るレース2は、オランダのジェフリー・ハーリングスが制し、フランスはトム・ヴィアルが序盤に激しく転倒して優勝争いから後退。ベルギーはエバーツ4位、サシャ7位とそろえて、首位に立った。最終のレース3もハーリングスが後方から追い上げて連勝したが、ベルギーはエバーツ4位、ルーカス5位でまとめ見事逃げ切り勝利。ベルギーは6つの順位のうち最も低いサシャの12位を除いた合計23ポイント。2位のスペイン(26ポイント)と3位オランダ(34ポイント)を抑え、2013年以来13年ぶり16回目の優勝を果たした。なお、16回の優勝はイギリスと並ぶ最多記録タイであり、エバーツの祖父ハリーが1976年に初めてMXoNを制してから、ちょうど50年後の勝利でもあった。
BLU CRU SuperFinale、YZ125クラスの伊良皆龍翔は21位
併催されたYZ BLU CRU FIM Europe Cup…
モトクロスの国別対抗戦「モトクロス・オブ・ネイションズ(MXoN)」が、10月2日から4日にかけてフランス・エルネーのCircuit Raymond Demyで開催されている。2日目は午前中にフリープラクティス、午後に決勝進出をかけた各クラスの予選レースが行われた。
フリープラクティス
予選日となる大会2日目、午前中はクラスごとに40分間のフリープラクティスがおこなわれた。最初に走ったMXGPクラスの時間帯は路面がまだ少し濡れており、朝日の差し込む上りセクションでは前が見えにくい場面もあったという。1日目のコースウォークで「日本の土質に似ている」と話していたコースは、走ってみると想像していたよりも柔らかく、周回を重ねるごとに轍やギャップが作られていった。
予選総合24位、クラッシュに巻き込まれ悔しさ滲む
予選1組目はMXGPクラス。#31大城魁之輔は、スタート直後に1コーナーで転倒したライダーに突っ込み、転倒はしなかったものの、1周目は25〜26番手あたりとほぼ最後尾からの追い上げになった。「一つでも順位をあげる」という気持ちで最後まで追い上げ、18位でチェッカーを受けた。
予選2組目のMX2クラスには#32横山遥希が出場。好スタートを決め1コーナーを5番手で立ち上がり、1周目を7〜8番手で戻ってくる。しかし周りのペースも速く、序盤で14〜15番手に後退。その後前を走っていたライダーにプッシュしたところで転倒し、20番手あたりまでポジションを落とす。その後も粘り強く追い上げたが20位でフィニッシュを果たした。
この時点で、日本は総合20位、予選通過ラインとなる19位のブラジルとわずか1ポイント差と、予選通過の可能性は十分にあった。
最後の予選はMX OPENクラス。#33大倉由揮は15番手あたりからスタートし、1周目に数台かわしてポジションを上げる。2・3周目は11〜12番手あたりと好位置を走っていたなか、ジャンプの着地で後ろから飛んできたロペスが大倉の腕の上に着地してしまい、2人は激しいクラッシュを喫する。大倉はすぐにマシンを起こして再スタートを試みたものの、腕に痛みが走り、このままゴールするのは難しいと判断し、そのままリタイアとなった。
総合24位でB決勝へ
MXoNの予選は、チーム内上位2名の順位の合計で総合順位が決まる。大城18位、横山20位で日本は38ポイント、総合24位となり、日本は日曜日に行われるB決勝に挑む。B決勝は20位以下のチーム13組によって行われる。決勝進出の枠はわずか一つ、B決勝で1位になることが条件だ。
なお、大倉の怪我は大事には至らず、B決勝に向けて調整を進めていたが、日曜朝の段階で出走できる状態にまでは回復せず、B決勝は欠場する。そのため日本代表は大城・横山の2人でB決勝に挑む。
ライダーコメント
#31 大城魁之輔 「結果はチームジャパン総合24位で、A決勝ストレートには届きませんでした。かなり悔しいです。午前中のフリープラクティスで初めて走ったのですが、乗っていて楽しくて、良い気持ちで予選に臨むことができました。スタートは1コーナーで転倒したライダーに突っ込んで一回止まってしまいました。そこからはほとんど最後尾からの追い上げで、本当に、一つでも順位を上げないとという気持ちで走って、18番手まで上がったんですけど、17番手とは少し離れていて追いつけませんでした。事前に15番以内がラインかなと話していたので、スタートを含め悔やまれることはいろいろあります。今はただ悔しいです。明日は由揮くんの出走はまだ決まっていませんが、仮に2人になっても諦めていないです。B決勝で1位になれば決勝を走れるので、まずはB決勝を獲りに行く。切り替えて、今日と変わらず全力でやるだけです」
#32 横山遥希 「朝からなかなか乗り切れないところもあったんですけど、仕様は特に変えずにフリープラクティスから予選に臨みました。スタートは出れて、1コーナーは5番手あたり、1周目は7〜8番手で戻ってきました。ただ周りのペースが良くて、1〜3周目あたりまでペースも上がらず、15番手あたりまで落ちてしまいました。さらに前のライダーを追うなかで転倒して、20位あたりまで落としてしまいました。コースに対応しきれなくて、自分のポテンシャルを発揮できたかと言われたら難しいレースでした。明日に向けてサスの変更をして、朝に確認して、B決勝に全力で臨みたいと思います」
#33 大倉由揮 「先に走った2人の結果を見て、日本はブラジルとポイント差がわずかという状況だったので、最後に挽回してやろうという気持ちで挑みました。スタートは15番手くらいで、1周目にうまく数台かわして前に出て、2周目、3周目は11〜12番手あたりを走っていました。でも、自分がジャンプで着地した瞬間に後ろからエンジン音が聞こえて、え?と思ったときには後ろから来たライダーのタイヤが自分の腕に乗っていて、気づいたら地面に叩きつけられていました。チーム2人の顔が頭をよぎって、死ぬ気でバイクまでたどり着いて、再スタートはしたんですが、痛みがあまりにも強くて、ゴールしても予選通過の範囲には入れないと思い、自分で棄権しました。チーム戦の中でリタイアというのはすごく申し訳ないです。日本から応援してくださっている皆さんのためにも、3人で結果を残して気持ちよくA決勝に行くという目標を立ててきたので、それが実現できなくてすごく悔しいです。」
B決勝は現地時間10月4日11:00(日本時間18:00)から。A決勝のレース1は同13:10(日本時間20:10)にスタートする。有料ではあるが、MXGP-TVでライブ中継もおこなわれる。
BLU CRU SuperFinale、YZ85クラスの齋藤輪は12位
同日には併催された「YZ BLU CRU FIM Europe Cup SuperFinale」のYZ85クラス決勝(15分+2周)がおこなわれ、日本から参戦した齋藤輪が出場した。齋藤はレース序盤に転倒し、ほぼ最後尾からの追い上げを強いられる。そこから前のライダーを1台ずつかわしてポジションを上げ続け、36台中12位でフィニッシュした。
モトクロスの国別対抗戦「モトクロス・オブ・ネイションズ(MXoN)」が、10月2〜4日、フランス・エルネーのCircuit Raymond Demyで開催されている。JMX Promotionでは現地取材をおこない、TEAM JAPANの様子を速報でお届けする。
大会1日目は予選前日のプレスデイ。予選のスタートグリッドを選ぶ順番を決める抽選、プレスカンファレンス、スタート練習、チームプレゼンテーション(パレード)がおこなわれた。
記者会見に3人で登壇
プレスカンファレンスには、TEAM JAPANの3人がそろって登壇した。昨年9年ぶりに決勝へ進んだ日本が、今年はこの場に呼ばれた。3人ともに海外での経験や英語力が高く、初めての記者会見も堂々とコメントし、意気込みを語った。
プレスカンファレンスの様子はこちら
ゲートピックは14番目
予選のスターティンググリッドは毎年抽選で決定する。抽選の結果、日本のグリッド順は14番目。昨年は22番と順番が後ろの方だったが、今回は37か国中14番ということで、まずまずのスタートとなった。
スタートゲートから1コーナーまでは比較的長く、1コーナーは90度に曲がるレイアウト。午前中にコースを下見した3人に印象を聞くと、大城は「14番目だと、ゲートがどう埋まっていくかというところもあるんですけど、タイミングよく出られれば、1コーナーで真ん中あたりの位置だったとして割といけるのかなという印象です」と話し、他の2人もそれに同感していた。
急坂とタイトなレイアウト、「土質は日本に似ている」
スタート練習前に、日本代表3人でコースウォークをおこなった。全員初めて走るコースということで、映像で予習はしてきたものの、予想以上のアップダウンの激しさと、コース幅の狭さに驚いていた。しかし、耕された路面と起伏は、スポーツランドSUGOに似ていると言い、MXoN経験のある横山と大倉は、2024年のイギリス大会などと比べて日本人に合うコースだと見ている。
スタート練習
午後にはスタート練習が20分間行われた。スタートエリアの半分ほどを閉じ、残り半分のエリアで各国のライダーが入れ替わりながら練習を行った。メッシュスタートが置かれた場所までに混雑が起き、日本の3人がスタート練習をこなせたのは時間内で2〜3本だった。
#31 大城魁之輔 「20分あって、そのまま出て練習の列に並んで、を繰り返して、本当にギリギリ3本できたという感じでした。混み具合にはちょっとびっくりしましたね。マシンは基本的に日本で走っているセットアップと大きくは変わらないので、スタートも違和感はなく、わりとスムーズでした。順調です」
#32 横山遥希 「僕も3回スタート練習ができました。ゲートを出た後の路面が思ったより柔らかくて、前に出ているのか出ていないのかわからないような感じだったんですけど、フィーリングとしては特に問題ないかなと思います」
#33 大倉由揮 「今日は2回しかできなくて、2回とも先の轍に取られてうまく出られませんでした。でも明日は路面が整備されてまた別の路面状況になる思うので、それに対応できるように頑張ります」
マシンのセットアップ
大城と大倉のマシンは、全日本とほぼ同じ仕様で、現地でもマシンに乗った感触は順調だという。一方横山は、カワサキのファクトリーチームが走らせるMX2マシンの仕様を借りて出場する。マシンについて横山は、「カリカリなんで走りますね。ヨーロッパのマシンは下がマイルドで、ちょっとずつ伸びていくので扱いやすいです」とコメント。3人ともマシンも順調に仕上がっている様子だ。
パレード
MXoN恒例のチームパレード、今年はスタートエリア付近の場所にパレードエリアが設けられておこなわれた。柵の外には大勢の観客が集まり、各国のライダーに声援を送る。その盛り上がりは圧巻で、日本代表も一気にボルテージが上がった様子だった。
明日はいよいよ予選
10月3日は午前にフリープラクティス、午後にクラスごとの予選レース(20分+2周)がおこなわれる。MXGPクラスの大城が現地14:30(日本時間21:30)、MX2クラスの横山が15:30(同22:30)、MX OPENクラスの大倉が16:30(同23:30)に出走。予選上位19カ国が日曜の決勝に進出し、それ以下の国はB決勝に回る。目標の「予選ストレート突破」に向けて、それぞれが全力を出しきる姿を、ぜひリアルタイムで応援してほしい。
10月2〜4日にフランス・エルネーで開催されるモトクロス・オブ・ネイションズ(MXoN)に併せて、「YZ BLU CRU FIM Europe Cup SuperFinale(スーパーフィナーレ)」がおこなわれます。日本からの参戦は2024年、2025年に続いて3年連続。毎年ヤマハがライダーを招待し、YZ125クラスとYZ85クラスに1名ずつ、日本代表として出場します。
YZ BLU CRU FIM Europe Cup SuperFinaleとは?
YZ BLU CRU FIM Europe Cup SuperFinaleは、ヤマハの育成プログラム「BLU CRU(ブルークルー)」の国際大会です。ヨーロッパ各地のYZ BLU CRU Cupや各国の国内選手権の成績をもとに選ばれた若手ライダーが集まり、今年は34カ国から120名が招待されています。
クラスはYZ125(13〜16歳)/YZ85(11〜14歳)/YZ65【要確認:2026年の年齢区分】の3つ。レース後の特典が大きいのもこの大会の特徴で、YZ125クラスの優勝者には、ヤマハのサポートを受けて2027年のEMX125(ヨーロッパ選手権)に出場する権利が与えられます。YZ85とYZ65の優勝者は、翌シーズンのヤマハのサポートとGYTRパーツを獲得。さらに各クラスのトップ3、ワイルドカード2名、各クラスの女性ライダー最上位が、2日間のBLU CRUマスタークラスに招かれ、プロのトレーニングとコーチングを受けられます。
会場のエルネーは丘の斜面を生かした起伏の大きなコースで、1周約1.6kmの硬く締まった粘土質の路面が特徴です。120名の若手ライダーは、MXoNと同じ観客の前でゲートに並ぶことになります。
これまでの日本代表
日本は2024年にMXoNイギリス大会に併催されたスーパーフィナーレで初めて代表を送り、YZ65クラスに出場した前原歩叶が28位、YZ85クラスで永澤匠真が6位、YZ125クラスの髙木碧が11位を獲得しました。2025年はスーパーフィナーレがモトクロス世界選手権第16戦(スウェーデン)に併催され、2度目の出場となった髙木がYZ125クラスの練習で調子の良さを見せましたが、決勝は転倒とマシントラブルによりリタイア。一方YZ85クラスには江藤彪之介が初出場で15位という結果を残しています。
日本のYamaha YZ125 BLU CRU Cup
また、日本でも2024年から全日本モトクロス選手権の併催レースとしてYamaha YZ125 BLU CRU…
10月2〜4日、モトクロスの国別対抗戦「モトクロス・オブ・ネイションズ(MXoN)」が、フランス・エルネーのCircuit Raymond Demyにて開催されます。日本代表「TEAM JAPAN」は昨年9年ぶりに決勝へ進み、37カ国中11位という成績を残しました。今年は「予選ストレート突破と決勝15位以内」を目標に掲げ、大城魁之輔、横山遥希、大倉由揮の代表ライダーが世界の強豪国に挑みます。
日本代表チーム
MXGP(450cc)
#31 大城 魁之輔 26歳
2026年からYAMAHA FACTORY RACING TEAMに加入、全日本モトクロス選手権IA1クラスに参戦中 ・2026年IA1クラス 第7戦終了時点 ランキング3位につけています。代表選出は3度目ですが、過去2回は怪我で出場が叶わず、今回がMXoN初出場となります。
「行きます。勝ちます。僕自身フランスは初めてですが、一緒に戦う2人はネイションズに出た経験があるので、色々教えてもらいながら戦いたいと思います。個人としては、まず完走にたどり着くこと。未知の世界ですが、初めてだからこそ自信を持って挑戦してきます」
MX2(250cc)
#32 横山 遥希27歳
2019年・2020年全日本モトクロス選手権IA2クラスチャンピオン。2022年からオーストラリアに拠点を置き、現地のモトクロス選手権(ProMX)MX2クラスに参戦。2026年はランキング8位で終えています。MXoNは2018年、2024年に続いて3度目の出場です。
「今回は直前に方を怪我してしまって、本当は出る予定だった第7戦に出場することはできませんでした。ただ、ネイションズに向けて体をしっかり100%に戻して臨みます。同世代の3人で戦えることが楽しみです。Aファイナルを目標に3人で力を合わせて、ベストリザルトに近い結果を残して帰って来られるよう全力を尽くします」
MX OPEN(排気量オープン)
※MXGPとMX2に出走する排気量の混走
#33 大倉 由揮 27歳
2025年全日本モトクロス選手権IA1クラスチャンピオン。2026年もその勢いを止めることなく、第7戦終了時点でランキング1位につけています。MXoNは2022年、2024年、2025年に続いて4度目。チームで最も多くの出場経験を持ちます
「2年前もこのメンバーで選ばれましたが、大城選手は怪我で出られなかったので、今回3人でまたネイションズに行ける機会があってとても嬉しいです。自分自身、日本代表として4買い目になりますが、こうしてレースをさせていただけるのはすごく光栄ですし、これまでの経験を生かしてチームに貢献できるんじゃないかと思っています。横山選手の言う通り、まずは決勝進出。それぞれが努力をして、結果を出せるように頑張っていきたいと思います」
大会情報
会場
会場のCircuit Raymond Demyは、フランス北西部マイエンヌ県のエルネーにあります。MXoNの開催は2005年、2015年、2023年に続いて4回目。自然の起伏を生かしたレイアウトに、硬く締まった粘土質の路面が組み合わさるコースで、比較的日本のコースに近いと言われています。
エントリーリスト
今年は37カ国がエントリー。ゼッケンは前年の国別順位をもとに割り振られ、昨年11位の日本は31〜33番をつけて走ります。…
News Entry List 2026.09.24
D.I.D JMX 2026 R8 エントリーリスト
D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2026第8戦
エントリーリスト公開!
D.I.D JMX 2026 R8 観戦情報
IA1
IA2
IBOPEN
LMX レディース
JX ジュニアクロス
K65 キッズ65
CX チャイルドクロス
ファンバイク
CRF125Fミーティング
Yamaha YZ125 BLU CRU Cup
IA1
No.氏名Name出身年齢チームメーカーマシン
1 大倉 由揮 Yuki OKURA大阪27 Honda Dream Racing BellsHondaCRF450R
2 JAY WILSON Jay…
D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ 2026 開催日程
| Rd. | 大会名 | 日程 | 開催クラス | 会場 |
|---|---|---|---|---|
| 第1戦 | 中部大会 ダートフリークカップ | 2026/03/15 | 公認:IA1, IA2, LMX | いなべモータースポーツランド(三重) |
| 第2戦 | HSR九州大会 | 2026/04/19 | 公認:IA1, IA2, IBOPEN, LMX | HSR九州(熊本) |
| 第3戦 | 21Groupカップ | 2026/05/23-05/24 | 公認:IA1, IA2, IBOPEN, LMX 承認:JX, K65, CX-A, CX-B, FUNBIKE, その他 | オフロードヴィレッジ(埼玉) |
| 第4戦 | SUGO大会 | 2026/06/06-06/07 | 公認:IA1, IA2, IBOPEN, LMX 承認:JX, CX-A, CX-B, YZ125 | スポーツランドSUGO(宮城) |
| 第5戦 | 中国大会 | 2026/06/27-06/28 | 公認:IA1, IA2, IBOPEN, LMX 承認:CX-A, CX-B, 2st125 | 世羅グリーンパーク弘楽園(広島) |
| 第6戦 | 北海道千歳大会 | 2026/07/12 | 公認:IA1, IA2, IBOPEN, LMX | 新千歳モーターランド オフロードコース |
| 第7戦 | 近畿大会 MRAカップ | 2026/09/12-09/13 | 公認:IA1, IA2, IBOPEN, LMX 承認:CX-A, CX-B | 名阪スポーツランド(奈良) |
| 第8戦 | TOKIO INKARAMI Super Motocross | 2026/10/10-10/11 | 公認:IA1, IA2, IBOPEN, LMX 承認:JX, K65, CX-A, CX-B, その他 | オフロードヴィレッジ(埼玉) |
| 第9戦 | 第64回 MFJ-GP モトクロス大会 | 2026/10/31-11/01 | 公認:IA1, IA2, IBOPEN, LMX 承認:JX, CX-A, CX-B, エンジョイ, YZ125 | スポーツランドSUGO(宮城) |
