11月1〜2日、D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2025がついに最終戦を迎える。舞台は宮城県にあるスポーツランドSUGO。起伏を生かしたコースレイアウトが特徴で、SUGOの名物セクションである最大傾斜30度の大坂や20m超のビッグジャンプ、テクニカルな攻防戦が見られるヨーロピアンセクションなど、各所でのバトルは見応えがある。また、開催クラスは公認クラスのIA1・IA2・レディース・IB OPENに加えて、承認クラスのジュニアクロス(JX)とチャイルドクロス(CX)の6つ。公認クラスは全て今回でチャンピオンが決定するため、誰がタイトルを手にするのか、決定の瞬間をぜひ会場で見てほしい。
世界王者、ロマン・フェーブルが最終戦に参戦決定
また、今大会には海外から4名のライダーがスポット参戦する。IA1クラスには、2025年FIMモトクロス世界選手権MXGPクラスチャンピオンを獲得したロマン・フェーブルと、同大会MX2クラスフル参戦1年目にして最高3位を獲得したイタリア出身のバレリオ・ラタ、そしてタイモトクロス選手権MX1クラスチャンピオンのJiraj Wannalak(通称:ニモ)の3名が出場する。さらに、IA2クラスにはインドネシア出身のMuhammad Arsenio Algifar(ムハンマド・アルセニオ・アルギファー)が参戦。世界トップクラスの走りを目の前で見る貴重なチャンスは見逃せない。
D.I.D JMX 2025 R7 第63回 MFJ-GP モトクロス大会
IA1
世界王者が参戦。ウィルソンは自身3度目のIA1チャンピオンを狙う
IA1クラスは通常より5分短縮の25分+1周の2ヒート制で行われる。前戦第6戦では、#1ジェイ・ウィルソン(YAMAHA FACTORY RACING TEAM/ヤマハ YZ450FM)が3ヒート中2勝をあげ、開幕戦からランキングトップを保っている。また、ヒート3では、ウィルソンが転倒により後退。ここで劇的な逆転勝利を収めたのが#4大倉由揮(Honda Dream Racing Bells/ホンダ CRF450R)だ。最終ラップ直前で2位に浮上すると、さらにペースを上げてトップを走る#47Jiraj Wannalak(Honda Racing Thailand Team/ホンダ CRF450R)(通称:ニモ)に迫りパス。その勢いは前の周のラップタイムを1.5秒上回るスピードで、勝利への意地が強く出た結果であった。
注目のチャンピオン争いは、ポイントランキングトップの2人にほぼ絞られる。第6戦終了時点でウィルソンが488pt、ランキング2位の大倉が452ptということで2人の差は36pt。最終戦は特別規則として獲得ポイントが3ポイント上乗せされるため、最大38pt×2ヒート=76pt 獲得できることになる。これを踏まえると、以下の表のような可能性が浮かんでくる。
大倉の最終戦結果合計pt逆転成立ライン(ウィルソン ≤)ウィルソンの例判定🥇1位+1位76≤39pt例:2位+30位(35+3)など✅ 逆転可能🥇1位+2位73≤36pt例:3位+30位(33+3)✅ 逆転可能🥇1位+3位71≤34pt例:2位+DNF(35+0)✅ 逆転可能🥈2位+2位70≤33pt例:3位+DNF(33+0)✅ 逆転可能(ただしJAY大崩れ必須)🥇1位+4位69≤32pt例:2位+DNF(35+0)✅ 理論上可能だが現実的には厳しい🥇1位+5位以下≤67≤30pt以下例:JAY両ヒート20位圏外レベル❌ ほぼ不可能
大倉が逆転するかどうかはウィルソンの結果次第となり、大倉が両ヒート1位(完全勝利)かつウィルソンがどちらかのヒートでDNFまたは30位という2つの条件が揃えば逆転できるという状況だ。なお、ランキング3位の#8大城魁之輔(YAMAHA BLU…
10月18〜19日、埼玉県にあるオフロードヴィレッジにて「D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2025第6戦 21Group カップ 東福寺保雄記念」が行われる。第5戦から約1ヶ月を経て迎える今回、シーズンも残すところ2戦となり、チャンピオンシップ争いに拍車がかかる。
会場となるオフロードヴィレッジは、リズムセクションやテーブルトップなど多彩なレイアウトが特徴で、ライダーの繊細なライディングテクニックが光るコースだ。開催クラスはIA1・IA2・レディース・IB OPENという公認クラス4つに加え、承認クラスのジュニアクロス(JX)・キッズ65(K65)・チャイルドクロス(CX)、趣味としてモトクロスを楽しむエンジョイライダーに向けたファンバイククラスとHonda CRF125カップ、さらに今季3戦目のYamaha YZ125 BLU CRU Cup(ブルークルーカップ)が併催され、見応え満載の内容となっている。
土曜日は予選とIB OPENクラスの決勝ヒート1、公認クラス以外の決勝が行われ、日曜日にはIA1・IA2・レディース・IB OPENの決勝が開催される。
“東福寺保雄記念” 第6戦の大会名に込めた想い
また、大会名に「東福寺保雄記念」とあるように、今年6月8日に逝去された全日本モトクロス選手権V9チャンピオン、東福寺保雄さんを追悼する場として、マシンやウエアなどの展示が行われる予定である。さらに土曜日のお昼休み(11:45〜)には「東福寺レーシングイベント」を開催。ライダーとして、またT.E SPORTの監督として業界に多大なる功績を収めてきた東福寺さんの軌跡をぜひ目にしてほしい。
10/19日 オフビの全日本でDIDブースにてサイン会することになりました!🤝🏻 今回はレースには参戦しないんですけど皆さんに会えるのを楽しみにしています🙌🏻 pic.twitter.com/BDZRv1sGio — 下田丈 (@joshimoda) October 8, 2025
さらに、日曜日にはAMAスーパークロス・プロモトクロス・スーパーモトクロス(SMX)シリーズに出場し、2025年SMXで日本人初となるチャンピオンに輝いた下田丈選手が来場する。レースへの出場はないが、D.I.Dブースでのサイン会や10月3〜5日に行われたモトクロス・オブ・ネイションズの報告会などが行われる予定だ。世界で活躍を続ける下田選手に会えるこの機会は見逃せない。
D.I.D JMX 2025 R6 21Group カップ 東福寺保雄記念
IA1
ランキング上位に大きな変動あり。白熱するチャンピオン争い
IA1クラスは今回15分+1周の3ヒート制で行われる。前戦第5戦を振り返ると、ポイントリーダーの#1ジェイ・ウィルソン(YAMAHA FACTORY RACING TEAM/ヤマハ…
10月3〜5日、モトクロスの国別対抗戦「モトクロス・オブ・ネイションズ(MXoN)」がアメリカ・アイアンマンレースウェイにて開催されます。日本代表チームは2024年に続き、2年連続での参戦です。今年の日本代表に選ばれたのはどんなライダーなのか、大会情報など、大会当日に向けて知っておきたい事前情報をまとめました。
日本代表チーム
今年の日本代表チームには、2025 AMAスーパークロス/プロモトクロス/スーパーモトクロス選手権に出場している下田丈選手と、D.I.D全日本モトクロス選手権IA1クラスの大倉由揮選手、IA2クラスの中島漱也が選抜されました。
MX2(250cc)
中島 漱也(NAKAJIMA SOUYA) 23歳、YAMAHA BLU CRU RACING TEAM TAKA所属 <主な経歴> 2019年 全日本モトクロス選手権 IB OPENクラス チャンピオン 2024年IA2クラス チャンピオン 2025年IA2クラス シリーズランキングトップ(第5戦終了時点) https://mspro.jp/jmx/post/racer/soya_nakajima-2025
MXGP(450cc)
大倉 由揮(OKURA YUKI) 26歳、Honda Dream Racing Bells所属
<主な経歴> 2016年 全日本モトクロス選手権 IB OPENクラス チャンピオン獲得 2024年 IA1クラス…
9月20〜21日、D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2025第5戦近畿大会が奈良県にある名阪スポーツランドにて行われる。第4戦でシーズン前半が終わり、約3ヶ月のインターバル期間を経て迎える今大会、多くのライダーがこのインターバルでトレーニングを積み、成長を遂げてくる。また、シーズンは残り3戦となり、チャンピオンシップ争いも佳境を迎えていくため、ライダーにとって後半戦を勢いづける重要な一戦となる。
名阪スポーツランドはサンド質の路面が特徴で、レースが進むにつれてわだちやギャップができるなどコース状況が変化しやすい。そのためライダーには柔軟な対応力と、荒れた路面でマシンをコントロールする高度なスキルが欠かせない。さらに、起伏の激しいレイアウトに加え、タイトなコーナーが多いのも特徴の一つ。コース幅が比較的狭く、追い抜くチャンスは限られているため、ライダー同士の緊迫した接近戦が見どころとなる。
開催クラスはIA1・IA2・レディース・IB OPENという公認クラス4つに加え、承認クラスのジュニアクロス(JX)・キッズ65(K65)・チャイルドクロス(CX)と2st125クラス、さらに今季2戦目となるYamaha YZ125 BLU CRU Cup(ブルークルーカップ)が併催される。
土曜日は予選と公認クラス以外の決勝レースが行われ、日曜日にはIA1・IA2・レディース・IB OPENの決勝が開催される。また、日曜日のお昼休みには、名阪スポーツランド40周年を記念したイベントや、モトクロスの国別対抗戦「モトクロス・オブ・ネイションズ(MXoN)」に出場する日本代表の壮行会が行われる。レースもイベントも盛りだくさんな2日間を、ぜひ会場で楽しんでほしい。
D.I.D JMX 2025 R5 近畿大会
IA1
最初にトップに立つのは誰か、上位争いが混戦
IA1クラスは今回15分+1周の3ヒート制。2020年にこのフォーマットが採用されて以来、名阪スポーツランドで行われるのは初めてだ。
第4戦を振り返ると、#4大倉由揮(Honda Dream Racing Bells/ホンダ CRF450R)と#8大城魁之輔(YAMAHA BLU CRU RACING TEAM YSP浜松/ヤマハ YZ450F)が各ヒートで今季初優勝を獲得。両者ともにスタートから前に出て、30分+1周というレース時間の中、常にリードし続ける実力を見せた。
一方、ディフェンディングチャンピオンであり現在ポイントランキングトップに立つ#1ジェイ・ウィルソン(YAMAHA FACTORY RACING TEAM/ヤマハ YZ450FM)は、第4戦直前に負った怪我や当日の転倒の影響もあり、ヒート1で8位、ヒート2で5位という結果でレースを終えている。ウィルソンは第4戦終了時に「3ヶ月間のインターバルで怪我をしっかりと治したい」とコメント。インターバル期間中はヨーロッパでトレーニングを積んでおり、第5戦に向けて調子を整えてくるだろう。
また、第3戦で今季初優勝を獲得した#2横山遥希(Honda Dream Racing LG/ホンダ CRF450R)も、第4戦ではヒート1で9位、ヒート2で4位という結果となった。インターバル期間中にインタビューをした際、「前半戦はうまくいかないなと思うことが多かったのですが、これまでの経験を通して自分の課題に気づきました。今は基本に返って、基礎練習を重ねています」と話している。さらに、2024年を振り返ると、名阪スポーツランドで行われた第6戦で横山がウィルソンとの接戦を制して優勝を飾っている。後半戦で最初に優勝を手にするのは誰か、各ライダーの走りに注目だ。
なお、ポイントランキングを見ると、285ptのウィルソンに続き、横山と大倉が263ptで並んでいる。さらに、4位の#5能塚智寛(Team…
8月15〜17日に行われるモトクロス世界選手権第16戦スウェーデンGPに併せて、「YZ BLU CRU Cup SuperFinale(スーパーフィナーレ)」が開催されます。2024年に初めて出場し、今年も選ばれたメンバー2人が日本代表として参戦。どんな大会なのか、参戦するメンバーはどんなライダーなのか、大会に向けて事前情報をまとめました。
YZ BLU CRU FIM Europe Cup SuperFinaleとは?
YZ BLU CRU FIM Europe Cup SuperFinaleは、ヤマハの育成プログラム「BLU CRU(ブルークルー)」の集大成として開かれる国際大会です。各国で行われている「YZ BLU CRU Cup(ブルークルーカップ)」や国内選手権の成績をもとに選抜された、有望な若手ライダー120名(各クラス40名)が招待されます。
クラスはYZ125(13~16歳)/YZ85(11~13歳)/YZ65(8~11歳)の3つがあり、各クラストップ3入賞者とワイルドカード2名は、シーズン後にBLU CRUマスタークラスでトレーニングを受けることができます。さらにYZ125クラスの中から選抜された1名にヤマハのサポートチームから125cc EMXシリーズへの出場権が与えられるなど、次のステップへの道が開かれます。
日本は2024年に初めて代表メンバーを選抜して参戦。YZ65クラスに前原歩叶(まえはらあいと)、YZ85クラスに永澤匠真(ながさわしょうま)、YZ125クラスに髙木碧(たかぎあおい)が出場しました。結果は前原が28位、永澤が6位、髙木が11位を獲得しています。
また、日本では2024年に全日本モトクロス選手権と併催されるかたちで初めてYamaha YZ125 BLU CRU Cupが行われ、注目を集めました。2025年はさらに大会数を増やし、1シーズンを通して第2戦・第5戦・第6戦の全3回が開催されます。※第2戦は開催済み
選抜された2人に注目
今年はヤマハ発動機株式会社が事前に出場希望者を募り、ライダーを選出しました。メンバーは以下の通り。
YZ125クラス:髙木 碧(たかぎ あおい) YZ85クラス:江藤 彪之介(えとう とらのすけ)
2度目の出場で目指すは”6位以上”。YZ125クラス髙木碧…
第3戦から約1ヶ月ほどのインターバルが開いた6月14〜15日、D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2025第4戦中国大会が、広島県にある世羅グリーンパーク弘楽園にて行われる。
同会場で全日本モトクロス選手権が開催されるのは2023年以来2年ぶりとなる。開催クラスは4つの公認クラス、IA1・IA2・レディース・IB OPENに加え、承認クラスとなるチャイルドクロス(CX)と2st125クラスが併催される。土曜日にチャイルドクロス以外の予選とIB OPENの決勝ヒート1、2st125の決勝レースが行われ、日曜日に公認クラスとチャイルドクラスの決勝が開催されるスケジュールのため、両日とも訪れる価値のある日程となっている。
世羅グリーンパーク弘楽園は、中国山地の世羅高原に位置しているコースで、地形を活かしたアップダウンの激しいレイアウトをはじめ、ハードパックな路面や、リズムセクションの多さが特徴だ。滑りやすい路面でのマシンコントロールや、スピードを落とさずに各セクションを攻略できるかといったライダーの技量が試される。また、「ラムソンジャンプ」と呼ばれる20m超えのジャンプセクションは同コースの名物であり、観戦ポイントの一つ。観客席の目の前にあるため、ライダーたちの迫力あるジャンプをぜひ間近で見てほしい。
D.I.D JMX 2025 R4 中国大会
IA1
迫る横山、抑えるジェイ・ウィルソン。トップ争いの行方に注目
第3戦のIA1クラスを振り返ると、3ヒートあるうちヒート1とヒート3で#1ジェイ・ウィルソン(YAMAHA FACTORY RACING TEAM/ヤマハ YZ450FM)が優勝を獲得。後方を寄せ付けない速さで圧勝した。だが、ヒート2ではスタートで出遅れ、追い上げるも5位でフィニッシュ。開幕戦から続いた連勝記録はここでストップした。しかし、レース後のインタビューでウィルソンは「表彰台に登ることはできなかったけど、他のライダーよりも速いラップタイムで走ることができて、自分にとってはポジティブな結果として捉えている」とコメントし、メンタル面が安定していることがうかがえる。ポイントランキングもトップを維持しており、第4戦でもポイントリーダーとしてレースをリードしていけるのか注目したい。
一方、第3戦ヒート2で今季初優勝を獲得したのが#2横⼭遥希(Honda Dream Racing LG/ホンダ CRF450R)だ。スタートで前に飛び出す反応の良さや、後方から迫るライバルたちを抑えるスピードは、他の日本人ライダーと比べて頭一つ抜きん出ている。これまでウィルソンとトップ争いをしてきた横山だが、第3戦について「ブロックしきれず抜かれてしまい、そこからまた攻めたのですが、上手くいかず転倒してしまって、とても悔しいです。自分の殻を破るまであと少しですね」とヒート3で繰り広げたウィルソンとのバトルに悔しさを滲ませた。第3戦から第4戦までのインターバル期間では拠点のオーストラリアに戻り、オーストラリアモトクロス選手権に出場。さらにレース経験を積んだ横山がトップ争いをどう展開していくのか、今回も見逃せない。
また、第3戦ヒート2でトップを走る横山に迫った#4大倉由揮(Honda Dream Racing Bells/ホンダ CRF450R)や、好スタートを決めて上位争いを繰り広げた#5能塚智寛(Team Kawasaki R&D/カワサキ KX450-SR)などの活躍も著しく、彼らによる表彰台争いも目が離せない。
IA2
ブライアン・シュー参戦、中島・田中らのトップ争い
IA2クラスは第3戦で#4田中淳也(YAMAHA BLU CRU RACING TEAM YSP浜松/ヤマハ YZ250F)が自身初優勝を飾っている。シーズンオフ期間にニュージーランドでトレーニングを積み、第2戦では2回連続2位入賞と、着実に成長している中での優勝ということで、第4戦ではさらに勢いに乗った走りが見られるだろう。一方、その他のヒートでは#1中島漱也(YAMAHA BLU…
5月17日(土)〜18日(日)、埼玉県川越市にあるオフロードヴィレッジにてD.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2025 第3戦 21Groupカップ オフロードヴィレッジ大会が開催される。今大会はIA1・IA2・レディース・IB OPENクラスに加えて、承認クラスのジュニアクロス・キッズ65・チャイルドクロス・エンジョイクラス・ホンダCRF125カップが併催される。土曜日に承認クラス、日曜日に公認4クラスの予選と決勝が行われるスケジュールで、両日ともに決勝レースが行われるため、ぜひ土曜日から足を運んで各クラスのバトルを目にしてほしい。
また、IAクラスはこれまで30分+1周の2ヒート制で行われてきたが、今回は今季初となる15分+1周の3ヒート制で行われる。30分ヒートとは異なり、序盤からハイペースでバトルが繰り広げられるレース展開に注目だ。
なお、日曜日には音楽フェス「CROSS RIVER Vol.8 meets 全日本モトクロス選手権 21グループカップ」も行われる。時間は13:00〜19:00。総勢26名の出演者が音楽で盛り上げる。初の試みとなるこちらのイベントもチェックしてほしい。
会場となるオフロードヴィレッジは、アップダウンが少ないものの、リズムセクションやテーブルトップなど多様なセクションが設けられているのが特徴だ。昨年の第7戦ではスーパークロスコースを模したレイアウトで注目を集めたが、今回は周回方向やレイアウトこそ同じものの、リズムセクションやジャンプが新設されたモトクロスコースとなっている。タイトコーナーが多いため、スピードを落とさずに周回を重ねること、リズムセクションの攻略など、各ライダーのライディングテクニックに注目だ。
IA1
ウィルソンの連勝、今季初のスプリントレースの行方は
IA1クラスは第2戦で#1ジェイ・ウィルソン(YAMAHA FACTORY RACING TEAM/ヤマハ YZ450FM)が2ヒートともに優勝し、2戦を終えた時点で負けなしの4連勝を飾っている。第2戦では追い上げのレースとなったものの、前のライダーを着実にかわしトップを奪取。ウィルソン自身も「30分間焦らず落ち着いて、前にいるライダーを着実にパスすることに集中することができた」と、自分の走りに満足している様子。
一方、スタートからレースをリードしたのが#2横山遥希(Honda Dream Racing LG/ホンダ CRF450R)だ。ヒート1では終盤にウィルソンとのトップ争いを繰り広げ、引けを取らない速さを見せつけた。さらに、第2戦では#4大倉由揮(Honda Dream Racing Bells/ホンダ CRF450R)が両ヒートともに3位入賞し、自身初となる30分ヒートでの連続表彰台獲得を果たしており、安定感のある走りで存在感を示した。
第3戦は15分+1周の3ヒート制という超スプリントレースだ。短いレース時間の中で勝利を手にするには、スタートで前に出ることや、序盤からペースを上げていくことが重要となる。これに対してウィルソンは「自分はスプリントレースでのスピードに自信がある。第2戦ではスタートで出遅れたから、第3戦では良いスタートが決められるように準備をしていくよ」と話す。一方、横山は「並行して参戦しているオーストラリアモトクロス選手権は予選がタイムアタック形式ということもあって、スプリントレースに焦点を当てたトレーニングを常にしています。ハマれば前に出られる自信もあるので、前回感じた自分の殻を破って勝ちたいです」とコメント。ウィルソンが連勝を重ねるのか、それとも新たなライダーが勝利を掴むのか、レースの行方は見逃せない。
IA2
地元大会で連勝を目指す中島、成長を実感した田中
IA2クラスも15分+1周の3ヒート制で決勝レースが行われる。これまでの2大会を振り返ると、開幕戦でドイツ出身の#53ブライアン・シュー(AutoBrothers/GASGAS MC250F)が2連勝、第2戦では#1中島漱也(YAMAHA BLU CRU RACING TEAM…
開幕戦から2週間後の4月26〜27日、D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2025第2戦SUGO大会が、宮城県にあるスポーツランドSUGOにて行われる。開幕戦は予選と決勝を1日で行うスケジュールだったが、第2戦は土曜日に予選と一部決勝、日曜日に決勝という通常のタイムスケジュールで開催される。IA1・IA2・レディース・IB OPENという4つの公認クラスに加えて、承認クラスのジュニアクロス(JX)・チャイルドクロス・Over40 Enjoy Motocross、さらにYamaha YZ125 BLU CRU Cupが併催される。キッズライダーからベテランまで参加する今大会、各レースでのバトルに注目が集まる。
スポーツランドSUGOは自然の起伏を活かしたアップダウンの多いコースレイアウトが特徴。最大傾斜約30度の大坂はSUGOの名物で、ライダーがアクセル全開で一斉に駆け上がる、迫力のある走りを間近で見ることができる。また、空中戦が見られる20m超のヤマケンビッグジャンプや、リズム感と正確なライン取りが求められるヨーロピアンセクションなど見どころが多く、各所でアグレッシブかつテクニカルなライディングを堪能できる。
また、パドックではイタリアのバイクメーカーDUCATIが開発した新型モトクロスマシン「DESMO450 MX」が展示されるとのこと。話題の実車を目の当たりにするチャンスは逃せない。
D.I.D JMX 2025 R2 SUGO大会
IA1
開幕戦で連勝を果たしたジェイ・ウィルソン、勢いに乗る内田と横山
IA1クラスは30分+1周の2ヒート制で行われる。開幕戦を振り返ると、イタリアからスポット参戦した#42ジュゼッペ・トロペペ(AutoBrothers/GASGAS MC450F)が#1ジェイ・ウィルソン(YAMAHA FACTORY RACING TEAM/ヤマハ YZ450FM)とトップ争いを繰り広げた。結果はマシントラブルでリタイヤ、ヒート2もDNSとなり結果こそ残らなかったものの、その存在感が示された。
一方、開幕戦はウィルソンが2ヒートともに優勝を獲得した。全日本モトクロス選手権に参戦し始めて4年目、今年も開幕戦からその強さを見せた。第2戦が行われるスポーツランドSUGOについては「ヤマハのホームコースであり、広大でテクニカル。僕の好きなコースだよ」とコメント。なお、トロぺぺは第2戦がイタリア選手権と日程が重なっているため欠場とのこと。
一方、開幕戦で勢いのある走りを見せたのが、両ヒートともに表彰台を獲得した#10内田篤基(Yogibo PIRELLI MOUNTAINRIDERS/カワサキ KX450)と#2横⼭遥希(Honda Dream Racing LG/ホンダ CRF450R)だ。内田は2024年の最高位が5位と表彰台を逃していたが、開幕戦ではスタートで前に出るとそのまま安定した速さでヒート1は2位、ヒート2は3位とその好調ぶりを見せた。また、横山もスタートで前に出る反応の良さを見せヒート1は3位、ヒート2は2位を獲得。第2戦もトップ争いに絡んでくることに期待がかかる。
さらに、今シーズンからIA1クラスにステップアップした#37西條悠人(Kawasaki PURETECH Racing/カワサキ KX450)が開幕戦で総合6位と好成績を残した。第2戦が行われるスポーツランドSUGOは西條の地元であり乗り慣れているコースということで、その実力をさらに発揮してくるだろう。
IA2
タイトル防衛の中島が差をつけるか
IA2クラスも30分+1周の2ヒート制で決勝レースが行われる。開幕戦ではドイツ出身の#53ブライアン・シュー(AutoBrothers/GASGAS…
4月から始まった2024シーズンも残すところあと1戦。最終戦となるD.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2024 第8戦 第62回 MFJ-GP モトクロス大会は、10月19〜20日、宮城県にあるスポーツランドSUGOで行われる。今回はIA1/IA2/レディース/IB OPENクラス、承認クラスのジュニアクロスとチャイルドクラスが開催され、第7戦でチャンピオンが決まったIA1以外の公認3クラスにとっては、チャンピオン決定をかけた大事な一戦となる。
会場のスポーツランドSUGOは起伏の激しいコースレイアウトで、2コーナーから3コーナーにかけては大坂がそびえ立つ。SUGOを象徴するダイナミックなセクションであり、ライダーたちがアクセル全開で駆け上る、迫力ある走りが見どころだ。また、ヨーロピアンセクションには複数のコーナーが設けられており、各ライダーのラインどりやコーナリングのテクニックが光る箇所となっている。
レイアウトに関しては第4戦と同様で大きな変化はないが、セクションがいくつか変更されている。例えばヨーロピアンセクションに向かうステップアップジャンプの後、テーブルトップだったところに9連のリズムセクションを新設しているという。さらに、スタートエリアが改修され、メッシュスタートを導入。全日本モトクロス選手権としては2022年から導入しているものだが、スポーツランドSUGOで採用されたのは今回が初めてだ。担当者は「オフロードヴィレッジやHSR九州で採用している斜めメッシュとは異なり、グレーチングを敷いています。そのため他のコースとも感触が違うかもしれません」とのこと。金網を敷くことでスタート時のグリップ感や安定性を向上させる効果がある一方、マディコンディションになると滑りやすくなるため、ライダーたちは土スタートと異なるグリップ感に慣れる必要がある。
IA1
今年一年の集大成、最後に優勝を飾るのは
IA1クラスは25分+1周の2ヒート制で行われる。第7戦では下田丈がスポット参戦し話題を集める中、#1ジェイ・ウィルソン(YAMAHA FACTORY INNOVATION TEAM/ヤマハ YZ450FM)がヒート2を終えた時点でシリーズチャンピオンを獲得した。ウィルソンは「チャンピオンを取ることができてとても嬉しいよ。最終戦はチャンピオンシップこそかかっていないけど、僕はレーサーだから、どんな状況でも毎レース勝ちたいと思う。目標はこれまでと変わらず優勝すること。最終戦も楽しんでいくよ」と勝利に向けて意気込みを示した。
一方、第7戦ではランキング2位につける#41横山遥希(Honda Dream Racing LG/ホンダ CRF450R)の勢いある走りに目を引かれた人も多いだろう。横山は第6戦でウィルソンを抑えて優勝を獲得。第7戦でも下田やウィルソンに対して果敢に攻め、トップ争いを展開した。10月4〜6日にはモトクロスの国別対抗戦「モトクロス・オブ・ネイションズ」のMX2クラスに出場し予選で14位、B決勝で6位という結果を残している。各国の強豪と戦い、経験を積んできた横山はさらに成長した姿で最終戦に臨むだろう。
また、横山と同じく「モトクロス・オブ・ネイションズ」に参戦した#2⼤倉由揮(Honda Dream Racing Bells/ホンダ CRF450R)と#12渡辺祐介(YAMAHA FACTORY INNOVATION TEAM/ヤマハ YZ450FM)は、大会を通して悔しさと自身の成長、そして伸びしろを改めて発見したと話している。この経験が最終戦にどう生かされるのか期待していたい。
Team HRCのフェルッチョ・ザンキが最終戦IA1クラスに参戦決定
なお、今大会にはFIMモトクロス世界選手権MX2クラスに参戦している#73フェルッチョ・ザンキ(Team HRC/ホンダ CRF450RWE)がTeam HRCよりスポット参戦する。普段は250ccを駆るザンキが450ccに乗り、日本の地でどんな走りを見せるのか、注目が集まる。
IA2
中島が逆転、チャンピオン争いの行方はいかに
IA2クラスも25分+1周の2ヒート制で行われる。第7戦を振り返ると、第6戦終了時点でランキングトップであった#2横澤拓夢(TKM motor…
Monster Energy FIM モトクロス・オブ・ネイションズ 2024は今週末開催!
モトクロスの国別対抗戦であるモトクロス・オブ・ネイションズ(MXoN)は1947年から開催され、今年で77年目となる歴史ある大会です。チームは各国の代表選手3名ずつで構成され、MXGP (450cc)、MX2 (250cc)、MXOPEN (排気量自由) という3つのクラスが行われます。また、今回の会場となるイギリス・マターリーベイジンはモトクロス世界選手権(MXGP)が行われる有名なコースで、MXoNが開催されるのは3回目です。
MXoN日本代表メンバー
MX2クラス横⼭遥希 (IA1クラスゼッケン#41)
https://mspro.jp/jmx/post/racer/haruki_yokoyama
MXGPクラス渡辺祐介(IA1クラスゼッケン#12)
https://mspro.jp/jmx/post/racer/yusuke_watanabe
※発表当時MXGPクラスに選出されていた大城魁之輔選手は怪我のため欠場。渡辺選手の出場となります。
MXOPENクラス⼤倉由揮 (IA1クラスゼッケン#2)
https://mspro.jp/jmx/post/racer/yuki_okura
エントリーリスト
今年は36チームが出場。2023年はフランスが優勝しており、今大会も注目が集まるところ。またAMAスーパークロス/プロモトクロス/スーパーモトクロスシリーズで活躍するローレンス兄弟が揃うオーストラリアや、AMAベテランライダーが揃うアメリカなど、各国のチームにはその国の強豪が集まっています。日本はチームNo.32で参戦。A決勝に進み、過去最高位となる6位を目指します。
スケジュール
10/4(金)
4日(金)はレース前日ということで、参加チームの受付や車検が行われます。また、プレスカンファレンスやチームパレードが行われ、レースに向けて盛り上がる、熱気あふれる様子を楽しめます。
◾️MXoN2024 チームカンファレンスライブ中継(10/4 日本時間20:00〜公開予定) ◾️MXoN2024 チームパレードライブ中継(10/5 日本時間0:30〜公開予定)
10/5(土)
5日(土)は予選日。予選はクラス別に行われます。スケジュールは以下の通り。
MXGPクラス:現地14:20 (日本:土曜22:20)渡辺祐介出場 MX2クラス:現地15:20(日本:土曜23:20)横⼭遥希…
9月28日〜29日、D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2024 第7戦 TOKIO INKARAMI Super Motocrossが埼玉県にあるオフロードヴィレッジにて開催される。会場は川越インターから車で約25分、川越駅からバスで約35分と、首都圏からアクセスしやすい場所に位置している。
ランキング争いの行方も見逃せないが、今大会で注目すべきポイントのひとつがアメリカで活躍を続ける#030下田丈(Team Honda HRC/ホンダ CRF450R)の参戦だろう。彼はAMAスーパークロス/プロモトクロス/スーパーモトクロスシリーズの250クラスで上位を競っている唯一の日本人ライダーで、今回IA1クラスにスポット参戦する。世界でトップを競う彼の走りを間近で見れるチャンスは見逃せない。
また、コースレイアウトが大幅に変更されているのも見どころの一つだ。新レイアウトはこれまでのモトクロスコースとは異なり、スタジアムやアリーナといった屋内会場に作られるスーパークロスのコースを模している。直線距離が短くジャンプやタイトコーナーが多いのが特徴で、ライダーにはコーナリングや上に高く飛ぶダイナミックなジャンプをこなすテクニックが求められる。各ライダーがどのように攻略していくのか、その走りに期待がかかる。
さらに、今大会は公認クラスに加えてJX(ジュニアクロス)・K65(キッズ65)・CX(チャイルドクロス)、そして、ヤマハ発動機株式会社が若手ライダーの育成を目的に企画したYamaha YZ125 bLU cRU Cupや、Honda CRF125F ワンメイクミーティング、ファンバイククラスも併せて行われる。各クラスを通して、キッズライダーたちの熱いバトルやレースの楽しさを感じることができるだろう。
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下田丈がスポット参戦、ジェイ・ウィルソンはチャンピオン獲得に王手
気になるシリーズランキングはポイントリーダーの#1ジェイ・ウィルソン(YAMAHA FACTORY INNOVATION TEAM/ヤマハ YZ450FM)が第6戦を終えた時点で306ポイントを獲得し、2位の#41横⼭遥希(Honda Dream Racing LG/ホンダ CRF450R)に71ポイント差をつけている。そのため、今大会で横山とのポイント差を56ポイント以上にキープできた場合、最終戦を待たずしてシリーズチャンピオンが決定する。
第7戦に向けてウィルソンは「コースレイアウトがスーパークロストラックのように変わるということで、日本のライダーにも僕にとっても新たな経験になると思っている。僕自身これまでスーパークロスのレースに出場したりテストを重ねた経験が多くあるから、今回はそれが生かされると思うし、走るのが楽しみだよ。下田丈選手の参戦も楽しみだね。一緒に走ることはもちろん、前回スポット参戦をしていた2年前と比べてライダーたちのレベルが上がってきていると思うから、そこに対して彼がどう感じるかというのも楽しみだよ」とコメント。
さらに、第6戦では横山がウィルソンとのバトルを制して優勝を獲得している。#33ビクトル・アロンソ(AutoBrothers GASGAS JAPAN/GASGAS MC450F)もヒート2ではレース前半でトップを快走するなど優勝争いも激しく、最後まで見逃せない展開となるだろう。
ウィルソンのコメントにもあるようにIA1クラスには下田丈がスポット参戦する。下田は2022年第6戦近畿大会でもIA1クラスにスポット参戦をしており、ヒート2では最後尾からわずか5周ほどでトップに立つ凄まじい追い上げを見せた。今大会はどんなレースを繰り広げるのか、世界トップクラスの走りをぜひ目の当たりにしてほしい。
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16ポイント差に縮まるチャンピオン争い
IA2クラスはチャンピオン争いが接戦となっている。第6戦前は33ポイント差であった#3中島漱也(bLU cRU…
第5戦から約3ヶ月のインターバルを経て、9月14日〜15日にD.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2024 第6戦近畿大会が奈良県の名阪スポーツランドにて開催される。今季も残すところ3戦となり、今大会からチャンピオン争いがさらに激化していくだろう。
会場となる名阪スポーツランドはサンドコース。開けっぷりの良いアクセルワークや砂を巻き上げながらのコーナリングなど、アグレッシブな走りを見ることができる。また、山の地形を生かしたアップダウンの多いレイアウトで、タイトなコーナーも多いため、ライダー同士の接近戦も見ものだろう。
なお、今大会では公認クラスに加えて、JX(ジュニアクロス)・K65(キッズ65)・CX(チャイルドクロス)、そして2st125クラスが併催される。キッズライダー達が繰り広げるバトルと、2st125ccマシンのエンジン音を響かせながら若手からベテランライダーが競い合う走りにも注目してほしい。
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後半戦、拍車のかかるランキング争い
IA1クラスは30分+1周の2ヒート制で行われる。第5戦終了時点でのシリーズランキングを見ると、#1ジェイ・ウィルソン(YAMAHA FACTORY INNOVATION TEAM/ヤマハ YZ450FM)が261ポイントでトップに立ち、2位には#41横⼭遥希(Honda Dream Racing LG/ホンダ CRF450R)が190ポイントでつけている。
また、#2⼤倉由揮(Honda Dream Racing Bells/ホンダ CRF450R)と#33ビクトル・アロンソ(AutoBrothers GASGAS JAPAN/GASGAS MC450F)が163ポイントで同率3位で並んでおり、残り3戦はランキングをかけた、熾烈を極めた戦いとなるだろう。
また、第5戦ではヒート1で#5⼤城魁之輔(YSP浜松 with BABANASHOX/ヤマハ YZ450F)が2位に入り今季初表彰台を獲得。さらに#6⼤塚豪太(T.E.SPORT/ホンダ CRF450R)が3位に入賞し、第4戦から引き続き表彰台に登っている。インターバル明け、さらに実力を伸ばしている両者の活躍も見逃せない。
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その差は33ポイント、加速するチャンピオン争い
IA2クラスも30分+1周の2ヒート制で行われる。第5戦では#3中島漱也(bLU cRU レーシングチーム鷹/ヤマハ YZ250F)と#2横澤拓夢(TKM motor sports いわて/ホンダ CRF250R)が激しいトップ争いを展開し、ヒートごとに優勝を分け合った。第5戦終了時点で横澤が223ポイントでトップ、中島が33ポイント差の190ポイントで2位につけている。残り3戦でこの差がどう変動していくのか、チャンピオン争いは依然として油断できない状態が続いている。
また、第5戦では#6柳瀬⼤河(TKM…
