JMX Rd.2 中国大会の開催延期につきまして

MFJは、本日4月24日に、5月1~2日、広島県・世羅グリーンパーク弘楽園にて開催予定の標記大会について、開催延期を決定いたしました。 詳しくはこちらをご覧ください 【開催延期】D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ第2戦中国大会の開催延期を決定いたしました。 本大会の延期に伴い、当社にてご購入いただいたチケットは 延期に伴う日程変更後の同中国大会にてご使用 ご購入いただいた代金のご返金 のいずれかをお選びいただけるご対応をさせていただきます。 また、ご返金の場合のご連絡手段、ご返金受付期間等につきましては、後日改めてお知らせいたします。 本大会の開催を楽しみにしてくださった皆様には大変申し訳ございません。 何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。 続報はこちら 2021D.I.D全日本モトクロス選手権第2戦中国大会延期に伴うチケットのお取り扱いについて

【D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ 第1戦 HSR九州大会】 全7戦の2021年シーズンが開幕。初戦から熱いバトルが連続!

今季のD.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズが、4月10日(土)~11日(日)に熊本県のHSR九州で開幕。強めの風で大量の土ボコリが舞う状況でしたが、土日とも晴天に恵まれ、ドライコンディションでのレースが実施されました。 全日本最高峰となるIA1クラスは、今大会に決勝3ヒート制を導入。通常は30分+1周の2ヒート制ですが、レース時間を15分+1周にしながら3回の決勝が実施されています。 全日本屈指……というよりも特殊と言えるほどハイスピードで全開時間が長いHSR九州のコースレイアウトは今年も健在。阿蘇の外輪山を望むコースで、熱いバトルの数々が演じられました! 【IA1 決勝ヒート1】 山本鯨と富田俊樹が激しすぎるトップ争い! 2年連続チャンピオンとして今季を迎えたホンダの山本鯨(#1)がホールショット。1周目はその山本が制し、こちらも昨年同様の体制となるヤマハファクトリーチームの富田俊樹(#2)と渡辺祐介(#3)、今季からカワサキに移籍してファクトリーチーム入りした能塚智寛(#5)らが続きました。2周目、山本と富田は早くもし烈なトップ争いをスタート。その後方では、能塚が渡辺をパスして3番手に浮上しました。 4周目、山本と富田はサイド・バイ・サイドとなり、先行した富田のインにマシンをねじ込んだ山本がエンストを喫して能塚が先行。しかし山本は、6周目に能塚を抜いて再び富田に迫り、最終ラップの9周目に富田をコーナーアウト側に押し出しながら逆転しました。するとその直後、富田がコーナーでインを突き、両者が接触転倒。これでトップに立った能塚が全日本最高峰クラス初優勝を果たし、渡辺が2位、山本が3位でした。 【IA1 決勝ヒート2】 富田俊樹と渡辺祐介のヤマハ勢がワン・ツー! 富田俊樹(#2)がホールショットを奪い、これに渡辺祐介(#3)が続いて1周目をクリア。富田は渡辺を少しずつ引き離して、序盤3周で3~4秒のアドバンテージを得ました。2番手の渡辺も、3番手に能塚智寛(#5)が浮上するまでの間に6秒ほどのリードを獲得。山本鯨(#1)は1周目8番手と出遅れましたが、3周目には4番手まで順位を上げて、前を走る能塚に迫りました。 ところが4周目、山本のゴーグル内部に土が入ってしまうトラブルが発生。ゴーグルを外して視界を奪われた山本はペースが落ち、これで富田、渡辺、能塚のトップ3がそれぞれ単独走行になりました。そしてこのままの順番でゴールしましたが、3番手だった能塚はゴール後にマシンの音量測定オーバーで失格。山本の転倒で順位を上げていた小方誠(#4)が、繰り上げ3位になりました。 【IA1 決勝ヒート3】 能塚智寛が小方誠に競り勝ち再びヒート優勝 山本鯨(#1)がホールショットを奪いましたが、この段階からマシンの排気音に異変。山本はエキパイをのぞき込んで状態を確認し、この間に小方誠(#4)、渡辺祐介(#3)、能塚智寛(#5)が先行しました。富田俊樹(#2)はスタート直後に11番手あたりと出遅れましたが、それでも1周目7番手、2周目には5番手まで順位を上げ、山本の背後につけました。 山本のペースが上がらないこともあり、上位3台が序盤から後続を引き離す展開。この中で、2周目に能塚が小方をパスしてトップに浮上しました。4周目になると渡辺がここから遅れはじめ、能塚と小方のマッチレースに。9周目のファイナルラップで小方がクリーンに能塚を抜き、コース終盤では能塚が再逆転。熱いバトルは能塚に軍配が上がり、小方は2位でした。3位には渡辺が入っています。 【IA2 決勝ヒート1】 大城魁之輔が後続を引き離してトップフィニッシュ 内田篤基(#4)がホールショットを奪いましたが、すぐに大城魁之輔(#2)が内田をパス。この2台に川上龍司(#7)と鈴村英喜(#15)と中島漱也(#10)らが続きましたが、ラップタイムでは大城と内田が他を圧倒していて、すぐに大城と内田のマッチレースになりました。最初の3周は、大城と内田がほぼ互角のラップタイム。しかし4周目以降、内田は少しずつ遅れていきました。 一方、3番手争いは川上と鈴村と中島による接戦が続き、一度は3台が縦に長くなりましたが、5周目あたりから再び三つ巴のバトルが勃発。その中で、とくに鈴村と中島の順位争いが激しく、9周目には両者が接触して鈴村のみ転倒しました。生き残った中島は、10周目に川上を逆転。レースは15周でチェッカーとなり、大城が優勝、内田が2位、中島がIA初表彰台となる3位でした。 【IA2 決勝ヒート2】 内田篤基が雪辱を果たす独走優勝 ヒート1に続いて再び内田篤基(#4)がホールショット。岸桐我(#8)と川上龍司(#7)と大城魁之輔(#2)と鈴村英喜(#15)が続きました。内田は、1周目だけで3秒以上のアドバンテージを確保。2周目に川上、3周目に岸をパスして大城が2番手にポジションを上げた段階で、すでに約8秒も先行していました。すると、このギャップを埋めるべく大城は4周目にペースアップを果たします。 ところが、内田と大城の4周目はほぼ互角のタイム。そこで大城は、新しいラインを探るなどのトライを試みましたが、逆にこれでペースが落ちて、内田がさらにリードを拡大しました。そして、そのまま15周を逃げ切った内田が優勝、大城が2位でした。岸と川上の3番手争いは、岸がエンストで一度後退。しかしラスト2周で川上を捉え、逆転により岸がIA初表彰台登壇となる3位に入賞しました。 【レディースクラス 決勝】 昨年度全勝チャンプの川井麻央がまずは1勝! ホールショットは小野彩葉(#4)。これに本田七海(#2)が続くと、昨年度チャンピオンの川井麻央(#1)が混戦の中で順位を上げ、3番手で本田を追いました。1周目後半、本田と川井が接触して本田のみ転倒。これで本田は6番手まで後退しました。2番手に浮上した川井は、チームメイトの小野を追走。冷静沈着にチャンスを待ち、4周目に小野がミスしたところで逆転しました。 レース後半、トップに立った川井はじわじわと小野を引き離してトップを快走。小野も粘りましたがその差は少しずつ開き続け、8周のレースは川井の優勝、小野が2位でT.E.SPORTがワン・ツー・フィニッシュを飾りました。転倒から素早くレースに復帰した本田は、5周目に久保まな(#3)をパスして3番手まで順位を回復。3位でフィニッシュしています。

レース会場で観戦をより面白くする動画配信アプリ『Grooview』を導入!!

2021 年から全日本モトクロス選手権シリーズの全戦で動画配信アプリ「Grooview」を導入することになりました。 Grooveiw(グルービュー)とは、会場にて来場者が自身のスマホやタブレットで、レースや関連イベントなどの動画、タイミングモニターなど複数のチャンネルの映像を自由に選んで視聴、タイムスケジュール、選手リスト、場内案内などのテキストを閲覧することの出来る無料サービスです。 レースをより楽しく観戦できるアプリですので、全日本ロードレース/モトクロス選手権にご来場いただいた際はぜひご活用ください。

月刊ダートスポーツ 『がんばれ!! 全日本モトクロス応援プロジェクト』 特別賞を全戦で進呈!!

2020年同様、今季もオフロードバイク専門誌「月刊ダートスポーツ」による『がんばれ!! 全日本モトクロス応援プロジェクト』が発信。全日本モトクロスライダーを応援するために各企業に協賛を募り、全会場で見応えたっぷりのフリーペーパーを配布すると共に、特別賞を進呈します。 特別賞はオープニングラップでトップ通過したライダーに贈る「オープニングラップ賞」、ホールショットラインを最初に通過したライダーに贈る「ホールショット賞」、そしてダートスポーツスタッフが選ぶ「ナイスファイト賞」などを進呈する予定です。対象となるクラスはIA1、IA2、IB-OPEN、レディース、ジュニアクロス、KIDS65となっています。 ライダーの皆様のご活躍を応援します!

2021D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ 開幕戦(4/10~11)の観戦情報&見どころ

いよいよ、4月10日(土)~11日(日)に熊本県のHSR九州で開幕する2021年のD.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ。ここでは、今季の注目ポイントや開幕戦が実施されるHSR九州の特徴、注目の選手など、観戦に役立つ情報をまとめて紹介します! 【1】今シーズンのスケジュールは? 開幕戦の前に、まずは知っておきたいのが今季のスケジュール。冠スポンサーとして、ドライブチェーンのD.I.Dブランドで知られる大同工業株式会社を迎えた今季の全日本モトクロス選手権は、4月10日(土)~11日(日)に熊本県で開幕し、6月上旬から9月上旬に約3ヵ月間のインターバルを挟みながら、10月下旬までに全7戦が設定されています。使用される会場は熊本県のHSR九州、広島県の世羅グリーンパーク弘楽園、埼玉県のウエストポイント オフロードヴィレッジ、宮城県のスポーツランドSUGO、奈良県の名阪スポーツランド。このうちHSR九州とスポーツランドSUGOでは、2戦ずつが設定されています。 各大会で実施されるレースのうち全日本格式となるのはIA1、IA2、IBオープン、レディスの各クラス。レースフォーマットは、レディスクラスのみ1大会1レースで、他のクラスは2ヒート制を基本としています。 ただし今季は、IA1およびIA2に1大会3ヒート制、レディスクラスに1大会2ヒート制が導入される大会があります。通常、IA1とIA2は30分+1周というのが決勝のレース時間ですが、3ヒート制のときは15分+1周に。レディスクラスは、1ヒートでも2ヒートでも15分+1周で競われます。開幕戦では、IA1に3ヒート制を導入。駆け引きナシの超スプリントレースをいきなり楽しめます。 【2】会場での観戦にはアプリの活用を! 全日本モトクロス選手権シリーズでは今季、全戦で動画配信アプリ「Grooview(グルービュー)」を展開します。これは、来場者がスマホやタブレットでレースや関連イベントなどの動画やタイミングモニター、タイムスケジュール、選手リスト、場内案内などの情報を閲覧できる、場内限定の無料サービス。これを活用すれば、会場内のどこで観戦していても、レースの順位や今後のタイムスケジュールなどをチェックできます。 なお、現地で観戦できないファンのために、今季もYoutubeライブ動画配信チャンネルの「MFJ Live Channel」を展開。こちらには新たに、全日本モトクロス最高峰クラスで3度チャンピオンに輝き、2016年限りで現役を引退した熱田孝高氏がレース解説者として登場します。 【3】eチケットでスマートに会場へ入場! 全日本モトクロス選手権シリーズでは2021 年から、シリーズ全戦でeチケット(電子チケット)を販売。お手持ちのスマホだけで、スマートに入場できます。ただしチケットは、大会ごとにコンビニや地域のバイクショップでも直接販売しています。 詳しくはhttps://mspro.jp/ticketをチェックしてください! 【4】開幕の地、HSR九州はアクセスしやすい! 開幕戦の舞台となるHSR九州があるのは熊本県菊池郡大津町。ホンダの熊本製作所に隣接されています。この場所は熊本空港から約11km、阿蘇くまもと空港駅(JR肥後大津駅)からは約4kmと、公共交通機関を利用したアクセスが可能な場所にあります。前述の空港と駅は無料のシャトルバスで接続。駅からはタクシーでも会場入りできます。 ただし、HSR九州はオンロードのサーキットやジムカーナコースなどもある、広大な複合モータースポーツ&研修施設。タクシー運転手に行き先を伝える場合は、必ずモトクロスコースを指定し、場所がわからないようならグーグルマップなどで位置を知らせてあげるとスムーズにたどり着けます。 【5】土日観戦なら大津町の宿泊が基本 HSR九州がある大津町は、出張や観光のニーズに応えるためビジネスホテルが豊富。宿泊は大津町を狙うのが基本です。ただし昨秋からは、熊本地震からの復興により阿蘇との連絡道路が開通されたことから、観光旅館やホテルが多い阿蘇もクルマやバイクなら短時間で移動できるようになりました。また、コースの北側にある菊池温泉や西側の熊本市内も、クルマやバイクなら1時間以内で移動できます。好みや予算で宿泊施設を選び放題なのも、HSR九州の魅力です。 【6】コースはダイナミック&ハイスピード HSR九州のモトクロスコースは、世界選手権レベルの広いコース幅とハイスピードなレイアウトを特徴としています。本来は阿蘇の火山灰に由来する黒土ですが、近年は山砂を搬入する整備も繰り返され、以前ほど真っ黒い土という印象はありません。コースがレイアウトされているのはフラットな土地で、アップダウンはほとんどなし。そのため、山の上からコース全体を見渡すような観戦は難しいのですが、コース外周に歩きやすい舗装路が整備された区間も多く、快適に観戦ポイントを移動しながらレースを楽しめます。 また、HSR九州で開催される近年の全日本モトクロス選手権は、飲食ブースの充実度もかなり高め。地元の名物グルメが楽しめる出店も多くあります。飲食ブースは、表彰台やスタート地点から近いメインパドックエリア周辺に集中しているので、お昼休みなどにはぜひこちらにも移動してお楽しみください! 【7】開幕戦で注目の選手は? 昨年度のチャンピオンは、全日本最高峰となるIA1が山本鯨選手、IA2は横山遥希選手、レディスクラスは川井麻央選手でした。今季、IA1の山本選手(#1)はホンダのサポートを受ける昨年同様の体制で参戦。2年連続チャンピオンの山本選手が開幕ダッシュを決めるのか、あるいは最大のライバルと思われるヤマハファクトリーチーム勢の富田俊樹選手(#2)や渡辺祐介選手(#3)がこれを阻むのかが、まずは注目ポイントとなりそうです。 IA2の横山選手は、今季の全日本フル参戦を見送り。そのためIA2は、ディフェンディングチャンピオン不在のシーズンを迎えます。昨年度のランキング2位は、ホンダのマシンを駆る大城魁之輔選手(#2)。当然ながら新チャンピオン候補の最有力になるわけですが、このクラスは実力がかなり拮抗し、今季からカワサキにマシンをスイッチした内田篤選手(#4)や、一昨年のランキング2位だったヤマハのマシンに乗る大倉由揮選手(#6)をはじめ、どのライダーが優勝するか予想が難しい状況です。 レディスクラスは、年間4戦と超短期決戦となった昨年にホンダのマシンを駆り全勝でチャンピオンに輝いた川井麻央選手(#1)に、一昨年のチャンピオンだったヤマハに乗る本田七海選手(#2)がリベンジを果たせるか、あるいは川井選手が連勝記録を昨年から伸ばし続けるかに注目。また、今季はスポット参戦を表明しているものの、こちらも速さのある久保まな選手(#3)が今季はホンダにマシンをスイッチして開幕戦にエントリーしており、その走りにも注目が集まります。