JMX R4 SUGO大会では、お昼休み後半のコースイベントにて、電動モトクロッサー”E-REX”のデモ走行を実施。
市販モトクロッサーCRFをベースに、M-TECが車両開発を手がけた未来のモトクロッサーは、エグゾーストパイプやマフラーを持たず、小さなモーター音のみを発しながら、エンジン車と遜色ないスピードでコースを駆け抜ける。
クリーンなパワーで駆け抜ける未来のモータースポーツ観戦をイメージしよう。
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2024年FIMモトクロス・オブ・ネイションズの日本代表チームが決定
一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)は、2024年10月4日(金)~6日(日)にイギリスの Matterley Basinで開催されるFIMモトクロス・オブ・ネイションズ(MXoN)へ日本代表チームを派遣することを発表しました。
モトクロス・オブ・ネイションズとはFIM(国際モーターサイクリズム連盟)が年に一度開催するモトクロスの国別対抗戦。世界各国から代表チームが参戦し競い合います。日本代表チームの出場は2022年以来の2年ぶりとなります。
代表メンバーはD.I.D全日本モトクロス選手権IA1クラスに参戦する#2⼤倉由揮(Honda Dream Racing Bells/ホンダ CRF450R)、#5⼤城魁之輔(YSP浜松 with BABANASHOX/ヤマハ YZ450F)、#41横⼭遥希(HONDA Dream Racing LG/ホンダ CRF450R)の3名です。大倉と横山はMXoNへ参戦した経験があり、今回が2度目の挑戦。大城は初参戦となりますが、海外での練習・レース経験があるライダーで、その活躍に期待がかかります。なお、各ライダーの参戦クラスは現在調整中とのことです。
前回日本代表チームはB決勝を戦い、総合24位という結果でレースを終えています。今年はA決勝進出、そして過去最高位となる総合6位を目指すとのこと。
また、D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2024 第6戦近畿大会と第7戦TOKIO…
D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ第4戦 SUGO大会 詳細レースリポート
最高峰クラスでは渡辺祐介が2勝でランキングトップ浮上!!
D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズの第4戦SUGO大会は、6月5日(土)~6日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。第2戦中国大会が新型コロナウイルスの感染拡大による影響で延期されたことから、これがシーズン3戦目。今大会後に約3ヵ月のインターバルを挟むため、これがシリーズ前半戦最後の戦いとなる。
ふたつの丘にまたがるようにレイアウトされたコースは、今大会直前にいくつかのセクションが仕様変更され、よりテクニカルな要素が増された一方で、SUGOらしいハイスピードな区間も手直しを受けつつ多く残された。
金曜日にまとまった量の降雨があったことから、各クラスの予選やIBオープンクラスの決勝ヒート1などが実施された土曜日は、路面がぬかるんだ状態でスタート。このため、名物の大坂をはじめとするいくつかのセクションがショートカットされたが、強い日差しと高めの気温で路面状況は急激に回復し、昼ごろにはベストコンディションとなった。
日曜日の天候は曇りのち晴れで、最高気温は27度。路面は完全なドライコンディションかつ水分を多めに含んだベストな状態がキープされ、フルコースが使用された。観客数は2日間で3,500名となった。
【IA1】ヒート1とヒート2で渡辺祐介、ヒート3で能塚智寛が優勝
開幕戦以来となる15分+1周の決勝3ヒート制が導入された、全日本最高峰クラスのIA1。その決勝ヒート1では、1周目の前半でトップに立ったホンダの山本鯨(#1)を、ヤマハファクトリーチームの渡辺祐介(#3)がパス。渡辺、山本、ヤマハファクトリーチームから参戦する富田俊樹(#2)のオーダーで1周目をクリアした。2周目、ホンダの小方誠(#4)が4番手に浮上。しかしトップ3台と比べてペースはやや遅く、その後は上位勢から離れていった。レース前半、トップ3台はそれぞれ2~3秒の間隔を保って走行。ところが5周目、腕上がりにより山本のペースが3秒近く落ち、これで富田が先行した。しかしその富田も7周目から若干ペースダウンし、これで渡辺のリードが拡大。レースは9周でチェッカーとなり、渡辺が今季初優勝、富田が2位となった。終盤、山本の背後には小方が接近。しかしここは山本が守って3位表彰台。小方が4位、3周目から順位を守ったカワサキファクトリーチームの能塚智寛(#5)が5位、ヤマハのマシンを駆る星野優位(#8)が6位となった。
決勝ヒート2では、地元・東北での大会に燃える渡辺がホールショット。これに能塚、小方、富田、山本が続いたが、2周目には渡辺が早くも3~4秒のアドバンテージを獲得した。能塚と小方、1~2秒離れて富田と山本が接近戦を繰り広げ、3周目には富田がややコーナリングをミスした隙に山本が先行。しかしその山本は、翌周に転倒して5番手まで後退した。3周目以降、能塚はトップの渡辺に大きく離されることなく喰らいつき、3~4秒差をキープ。ラスト2周となった8周目には渡辺が少しラップタイムを落とし、これで両者の間隔は約2秒に縮まった。しかし能塚が最終ラップに転倒。これで渡辺の勝利が決まり、能塚から徐々に離されながら富田の猛攻に耐えていた小方が2位、富田が3位となった。山本は4位、能塚は5位でゴール。星野が6位となった。
決勝ヒート3では富田がホールショット。これに続いた小方は混戦の中で順位を落とし、まずは富田、能塚、渡辺、小方のトップ4となった。山本は本来得意とするスタートに失敗して1周目8番手。それでも、3周目には5番手まで順位を上げた。2周目、トップ集団から小方が脱落。一方、能塚と富田はドッグファイトを繰り広げた。渡辺も能塚と富田を僅差でマークし、三つ巴のトップ争いがスタート。中でも富田は何度も能塚に仕掛けたが、能塚が巧みにこれを阻止し続けた。するとラスト2周で、3台の間隔がそれぞれ1~2秒に拡大。レースは9周でチェッカーとなり、能塚が辛くも逃げ切って今季3勝目を挙げ、富田が2位、渡辺が3位に入賞した。5周目に小方を抜いた山本が4位、小方が5位、星野が3ヒート連続の6位。今大会の結果、ランキングトップには渡辺が浮上し、これを14点差で富田、23点差で山本、30点差で小方、33点差で能塚が追ってシーズン後半を迎える。
【IA2】内田篤基が再び両ヒート優勝でランク首位を独走
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多彩な観戦席で高い場所からも楽しめる!全日本モトクロス第8戦は今週末!埼玉県オフロードヴィレッジで開催!
観戦席や、休憩スポットなど、レースを楽しめるエリアが随所に登場。
いよいよ今週末10/28〜29日のD.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2023第8戦 埼玉トヨペットCUPは、都心からのアクセスもよい埼玉・川越のオフロードヴィレッジにて開催。
JMX R8では、R2でも大好評だった場内観戦席がさらに増え、周りのファンのみなさんと盛り上がりながら楽しく応援できる観戦席が多数設置されます。
D.I.D JMX 2023 R8 埼玉トヨペットCUP 観戦情報
有料観戦席
1|SKY ASSIST VIP 特別観戦席(予約制・当日)
※写真は制作中のものです。 スタートレーンのすぐ後ろ、バックボード看板の上に高台の特別観戦席を新設! 既に派手な雰囲気が出てきていますが、さらにここから日差しをよける屋根と、安全なバックネット、観覧席ベンチが設置されます。…
D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ2023 レーススケジュール発表
MFJにて、2023年度の全日本選手権シリーズと、主要・特別競技会のカレンダーが公開されました。
2023年度の D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズは2戦増加して、全9戦開催される予定となります。(12/19日時点の暫定スケジュールです)
2023年度のJMX開催地は、本年度の開催の4地域に広島と北海道が追加されます! 地域毎の特色あるコースで、地元ファンの応援が響き渡ります。
D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ 2023開催スケジュール
日程大会名 / 会場地域
第1戦4/8〜9(土日)HSR九州大会(HSR 九州)熊本県
第2戦5/13~14(土日)腕時計のベルモンドCUP(オフロードヴィレッジ)埼玉県
第3戦6/3~4(土日)SUGO大会(スポーツランドSUGO)宮城県
第4戦6/24~25(土日)中国大会(世羅グリーンパーク弘楽園)広島県
第5戦7/30(日)【IAのみ】北海道大会(新千歳モーターランド)北海道
第6戦9/9~10(土日)近畿大会(名阪スポーツランド)奈良県
第7戦10/8(日)【IAのみ】HSR九州大会(HSR 九州)熊本県
第8戦10/28~29(土日)オフロードヴィレッジ大会(オフロードヴィレッジ)埼玉県
第9戦11/11~12(土日)第61回MFJ-GP MX大会(スポーツランドSUGO)宮城県
IAのみのレースが!
また、第5戦と第7戦は【IAのみ】と案内されています。IAのみとは国際A級のIA1、IA2クラスを指すことから、CXやJXなども安全に楽しく走れるコースレイアウトとは少し異なり、国際A級ならではのダイナミックな調整が施される可能性も。より熱いバトルが期待されます。
2023年度のJMX、どうぞご期待ください!
全種目の開催日程詳細はMFJサイトにてご確認ください。
2023年全日本選手権シリーズおよび、主要・特別競技会…
