IA1クラス首位ジェイ・ウイルソン選手がAMA参戦

ジェイ・ウイルソンがAMAプロモトクロス参戦! D.I.D JMX 2023 にて、今期の全ヒートでの優勝を重ねるIA1クラス#27 Jay Wilson選手(YAMAHA FACTORY INNOVATION TEAM)が、現在シーズン中のAMA スーパーモトクロス世界選手権の一部であるプロモトクロス選手権の残り3ラウンドにて、モンスターエナジー・ヤマハ・レーシングから参戦する事が発表されました。 2023 AMAスーパークロス 第16戦 デンバーにて、アキレス腱断裂という大きな負傷をして離脱を余儀なくされたイーライ・トマック選手(その時点でクラス首位)の代役としての参戦となります。 ジェイ・ウィルソン – モンスターエナジー・ヤマハ・スター・レーシング 「夏休み中にアメリカに来て、スター・レーシングのテストと開発の仕事をする機会がありました。私のシーズンはこれまでのところ日本で非常に順調に進んでおり、これは私にとってアメリカのアウトドアの最後の3ラウンドにも出場できる絶好のチャンスではないかと考えました。 私の今回の旅の焦点は、モンスターエナジー・ヤマハ・スターレーシングチームとそのライダーたちをサポートすることですが、それとここでのレースを組み合わせることができて夢が叶いました。YMUSとYMCのスタッフは私たちに信じられないほど協力的で親切だったので、自分の知識と専門知識をチームと共有し、今週末彼らと一緒にレースできることを楽しみにしています。」 ジェレミー・ コーカー – Monster Energy Yamaha Star Racing 450 チームマネージャー 「彼は多くの経験をもたらしてくれるので、彼のフィードバックと2人のライダーが再び450チームに加わって、私たちのプログラムを前進させ続けることができるのは素晴らしいことです。」 圧倒的なスピードと正確性で日本国内最高峰IA1(4st450ccクラス)を圧倒。 国内ライダーの大きな壁として立ちはだかり続けるジェイ選手の、アメリカでの戦い。 応援しましょう! AMAプロモトクロス残り3戦は、 8/12 ユナディラ(ニューヨーク州) 8/19…

【D.I.D JMX 2023 Rd.5 北海道大会】10年ぶりの北海道、荒れる路面がライダー達を翻弄する -IAクラス

7/30(日)、D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ 2023 第5戦が北海道新千歳モーターランドで10年ぶりに開催 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2023 第5戦が、2013年以来10年ぶりとなる北海道で開催された。会場となった新千歳モーターランドは火山灰を含んだ土質のサンドコース。レースごとに路面が荒れていき、ライダーたちはコースの攻略に苦戦を強いられた。また、天気は曇り時々雨。日差しの強さはなかったものの、湿度が高く、蒸し暑さがライダーの体力を奪っていった。 なお、今大会は全道モトクロス選手権第4戦と併催して行われ、IAクラス2つの他に、IO、NA、 NB、 JX、OP85、 K65、 CXクラスも開催された。 >全道モトクロス選手権クラスは次の記事へ。 D.I.D JMX 2023 R5 北海道大会 観戦情報 IA1 IA2 IO NA NB JX K65 CX O85 IA1 ジェイ・ウィルソンを抑えられるか。近づき離れるトップ争い 今大会の決勝は変則2ヒート制。ヒート1は後半までの体力を要する25分+1周、ヒート2はスタートからの瞬発力が鍵となる15分+1周と、異なるレースフォーマットへの対応力が総合優勝への鍵となった。また、今大会より第2戦で負傷した#2能塚智寛(Team Kawasaki R&D / カワサキ KX450-SR)と#5小方誠(TEAM HAMMER / ホンダ…

D.I.D JMX R5(7/30開催)プレビュー

D.I.D JMX 2023 R5 北海道大会 観戦情報 第4戦から約1ヶ月のインターバルが開いた2023年7月30日(日)、D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2023 第5戦 北海道大会が開催される。北海道で全日本モトクロス選手権が行われるのは2013年以来、なんと10年ぶり。今大会はIAクラスのみの開催で、全道モトクロス選手権(IO、NA、 NB、 JX、OP85、 K65、 CXクラス)と併催するかたちで行われる。 会場は新千歳空港から車で15分ほどの距離にある、新千歳モーターランド。火山灰を含んだサラサラとした土質のサンドコースで、フラットコーナーだけでなく上りコーナーや逆バンクといった起伏を生かしたセクション、レイアウトが特徴的だ。また、コース幅が広く多彩なライン取りを選べるため、コーナーでの駆け引きも面白い。さらに、新千歳モーターランドの16mジャンプ、名物の30mテーブルトップなど、観客はライダーのダイナミックな走りを間近で見て楽しむことができる。 なお、予選は第2戦で導入されたタイムアタック形式で行われる。ライダーは各々のタイミングでベストラップを更新するため、ライダー同士の駆け引きによる順位変動は最後まで見逃せない。また、決勝はIA1・IA2クラスともに、ヒート1が25分+1周、ヒート2が15分+1周という変則2ヒート制で行われる。ライダーはどのような作戦で挑んでくるのか、ヒートごとに変わる攻め方にも注目したい。 IA1 ウィルソンとの差は着実に近づいている 第4戦では#27ジェイ・ウィルソン(YAMAHA FACTORY INNOVATION TEAM / ヤマハ YZ450FM)が連勝記録を伸ばし、11連勝を達成。レースも折り返し地点に差し掛かる中、いまだ負け無しという圧倒的な強さを見せている。しかし、レースを重ねるごとにウィルソンに迫るライバルたちの勢いも増しており、トップ争いは接戦となっている。 前戦では#6大倉由揮(Honda Dream Racing Bells / ホンダ CRF450R)と#8内田篤基(Yogibo マウンテンライダーズ / カワサキ KX450)が各ヒートで好スタートを決め、ウィルソンを抑える走りを見せた。内田は「レースを追うごとにジェイに近づいている感触はあるし、彼も僕の存在を気にしていると思うので、プレッシャーをかけて崩していけたらチャンスはあると思います」とコメント。次戦も自信のある走りが期待できる。 また、#1富田俊樹(YAMAHA FACTORY RACING /…

D.I.D JMX 2023 R5 北海道大会エントリーリスト

D.I.D JMX 2023 第5戦! 北海道大会 のエントリーリストを公開。 10年ぶりに北海道の地で開催される全日本モトクロス選手権。 全道モトクロス選手権との併催で凝縮されるバリエーション豊かな1日開催に、全日本クラスは国際A級クラス(IA1、IA2)のみが参戦します。 国内最高峰クラスのレースを目の前で。どうぞお見逃しないように。 ※7/28日時点までのエントリー情報となります。   D.I.D JMX 2023 R5 北海道大会 観戦情報 IA1 IA2 IO NA NB JX K65 CX OP85 2023 R5…

【お詫びと訂正】JMX R4リザルトの訂正について

(MFJより) 6月24日、25日の日程で開催されたD.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2023 第4戦 中国大会 TOHO Racing CUPにおいて発表されたレース結果の一部に誤りがありました。 これを修正し改訂版を正式結果として発表させていただきます。 IA1 IA1予選スタートリスト IA1公式予選(正式) IA1ヒート1決勝スタートリスト IA1ヒート1決勝(正式) IA1ヒート2決勝(正式) IA1総合結果 IA1総合結果(訂正版) IA2 IA2-A組予選スタートリスト IA2-A組公式予選(正式) IA2-B組予選スタートリスト IA2-B組公式予選(正式) IA2ヒート1決勝スタートリスト IA2ヒート1決勝(正式) IA2ヒート2決勝(正式) IA2総合結果(訂正)…

【D.I.D JMX 2023 R4 中国大会 TOHO RACING Cup】初夏のサバイバルレース、ハードパックへの適応力が鍵に

6/24(土)-6/25(日)、D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ 2023 第4戦が広島県世羅グリーンパーク弘楽園で2年ぶりに開催 2021年最終戦以来、2年ぶりに開催された広島県世羅グリーンパーク弘楽園の全日本モトクロス。この地方特有の、表面に砂の浮いた硬い路面(ハードパック)はとてもスリッパリーでライダー達を苦しめる。また初夏ということもあって土日ともに気温はぐんぐん上昇。爽やかな風が気持ちいいものの、暑さに耐える体力も試されるラウンドとなった。 D.I.D JMX 2023 R4 中国大会 観戦情報 IA1 IA2 IB OPEN LMX CX 2st125 IA1 ジェイ・ウィルソンとの距離は近づいたか。富田、内田が気を吐く2ヒート 開幕戦から3戦続けて3ヒート制フォーマットがとられたIA1クラスだが、この第4戦では今季初めて2ヒート制フォーマットで行われた。時間は30分+1周、初夏の気温の高さにはこたえる長丁場である。レースの駆け引きは時間の短い3ヒート制より複雑になり、前半の勢いと後半まで繋げていくレースの組み立て方のセンスが問われることになる。なお、開幕・第2戦で負傷を負ってしまったトップランカー#3渡辺祐介(YAMAHA FACTORY RACING TEAM / ヤマハ YZ450FM)、#2能塚智寛(Team Kawasaki R&D / カワサキ KX450-SR)、#5小方誠(TEAM HAMMER / ホンダ CRF450R)は今戦も欠場している。 ヒート1、スタートを飛び出したのは#24道脇白龍(TEAM KOSAKA with…

リアルタイム情報は各種SNSで。

現場からリアルタイムで更新中。 フォローしてくださいね。 D.I.D JMX R4 中国大会 DAY1 午前の部を終えたところです。 現在IB OPENの予選開始直前。 タイムスケジュールは10分ほどの遅れが出ています。 レース会場の皆様も、ほかの場所でレースの行方が気になる皆様にもお届けしたい情報がたくさん。 最新情報は各種SNSもフォローしてご覧くださいね。 JMX SNS ■ Twitterをお使いの方はこちら >> JmxPromotion Twittter ■ Facebookをお使いの方はこちら >> jmxpromotion Facebook ■ Instagramもはじめました。こちら >> https://www.facebook.com/jmxpromotion ■ コースプレビューや選手インタビューなど >> https://www.youtube.com/@jmxpromotion/featured 大会情報各種 ■エントリーリスト 2023 R4 >> https://mspro.jp/jmx/post/7085 ■…

世羅グリーンパーク弘楽園ちかくのキャンプ場

D.I.D JMX 2023 R4 中国大会 TOHO RACING Cup は6/24(土)6/25(日)開催。 レースコースのカートコースなどを区画して提供している一般駐車場は、防火・防犯などの指導もあり、土曜日のレース終了後、夕方の時間帯にて一般駐車場は閉鎖となってしまいます。 ※予約受付しておりました場内車中泊エリア以外では場内宿泊はできません。 もし車中泊をご予定していた場合、宿泊先がなくて困ってしまう方に。また、後日キャンプとモトクロス両方たのしみたい!というその日のため、直前ではありますがちかくのキャンプ場を調べてみました。 今回は直前のため、空きを確認できたキャンプ場さんと、現在うまってしまっているキャンプ場さん両方掲載します。(後日編集します。) 本日時点でまだ予約可能な近くのキャンプ場 ■ 花の駅せら オートキャンプ場 〒722-1732 広島県世羅郡世羅町413 20 https://www.serayurien.com/staying/ 7haの広大な丘に広がる全天候型の花農園。日本最大級の巨大フラワーアートや高原を彩る愛らしい花々がお楽しみいただけます。 オートキャンプ場や仔ヤギと遊べるエリアもございます。 なっぷという予約サイトからご予約いただけます。 https://www.nap-camp.com/hiroshima/14298 ■ 吉舎いこいの森 〒729-4227 広島県三次市吉舎町檜 https://miyoshi-kankou.jp/activity/camp.html 豊かな広葉樹が広がる、静かなキャンプ場です。小川や遊歩道もあるので、川遊びやハイキングもできます。アジサイやホタル、紅葉など、季節によって表情を変える豊かな自然を満喫してください。 TEL: 0824-43-4049 車中泊の場合20台以上可能 ■ グランエントランス広島三原 〒729-1401 広島県三原市大和町蔵宗2046−2 https://rest-glamping.com/glampentrance_hiroshimamihara 中四国最大のグランピンググループ「REST…

2023R4弘楽園コースプレビュー

ラムソンジャンプと、コース中盤のテクニカルゾーン。 見どころたっぷりの世羅グリーンパーク弘楽園 2023 R4 6/24−25開催! 元全日本チャンピオン熱田 孝高さんが開催直前整備中の世羅グリーンパーク弘楽園本番コースをライドプレビュー。 今回はゲストライダーが追い撮りしてくれてます。 youtubeでご覧ください! チャンネル登録してね →チャンネル登録はこちら 世羅グリーンパーク弘楽園 [LINK] 〒722-1732 広島県世羅郡世羅町黒渕728(施設全体所在地) D.I.D JMX 2023 R4 中国大会 TOHO RACING Cup 観戦情報 ▲前売りeチケット 【一般】 ¥3,500 ▲前売りeチケット 【女性・学生】 ¥3,000 観戦eチケット発売中!

D.I.D JMX R3(6/24-25開催)プレビュー

第3戦から2週間のインターバルを経た2023年6月24日(土)〜25日(日)、D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2023 第4戦 中国大会 TOHO Racing CUPが開催される。会場は広島県にある世羅グリーンパーク弘楽園で、開催は2年ぶりとなる。路面はハードパックで比較的滑りやすく、アップダウンの激しいコースレイアウトが特徴。滑りやすい路面でマシンをコントロールするテクニックやコースに対応する体力が求められ、ライダーにとってはタフなコースと言えるだろう。また、「ラムソンジャンプ」と呼ばれる、20m超えのビッグジャンプはこのコースの名物となっており、ライダーたちが勢いよく飛んでいくその迫力は観戦ポイントの一つでもある。 なお、今大会はIA1とIA2クラスのレースは30分+1周の2ヒート制で行われる。馴染みのあるフォーマットではあるが、IA1のライダーたちにとっては今季初となる。また、レディースクラスは15分+1周の2ヒート制で行われ、勝利を掴むチャンスが2回になる。前大会に続き、2st125クラスも併催されるということで、高く鳴り響く2ストロークのエンジン音も楽しみだ。 D.I.D JMX 2023 R4 中国大会 TOHO RACING Cup 観戦情報 IA1 IA2 LMX IB OPEN IA1 ウィルソンの逃げ切りを阻止できるか これまで15分+1周の3ヒート制で行われてきたIA1クラスだが、第4戦は30分+1周の2ヒート制でレースが行われる。IA1としては今季初のフォーマットであり、スピードとレース後半での体力が求められる。これまでの15分+1周はレース時間が短い分、スタートからいかに後続を引き離していくかが求められたが、30分+1周は体力やレースの組み立て方も勝負の鍵となってくる。各ライダーがどのような作戦でライバルを倒しにかかるのか、これまでとは違うレース展開が期待できるだろう。 #27ジェイ・ウィルソン(YAMAHA FACTORY INNOVATION TEAM / ヤマハ YZ450FM)は、ここまで負けなしの9連勝中と、依然として圧倒的な存在感を示している。一方、第3戦でウィルソンに引けを取らない走りを見せていたのが、#1富田俊樹(YAMAHA FACTORY RACING / ヤマハ YZ450FM)。スタートで出遅れたウィルソンを抑え、順位が入れ替わった後も横並びになってトップを狙う走りを見せた。レースを振り返った富田は「ウィルソンと一緒に走ることで成長できているのですが、本当は勝ちたいです」と悔しさも滲ませており、第4戦でも両者のトップ争いに注目が集まる。 また、前戦で安定して表彰台に登っていたのが#4大城魁之輔(Honda Dream…