雨天決行のレースだからこそ楽しめる見どころがたくさん!
晴天のモトクロス観戦は最高ですが、モトクロスは基本的に雨天決行。
土と砂で作られたコースは、晴れの日とは全く異なるレース展開が予想されます。
ライダーが巻き上げる土は雨を含んで泥となり、後続のライダーはそれを浴びることに。
浴びた泥が体と車体、車輪に付着することで重量が増え、コントロールも難しくなります。
さらにゴーグルで守られた視界にも泥が!泥が!
スタートでホールショットを決めれば、泥を浴びず、それだけで大きなアドバンテージになります。
そして、そこから先頭を一度も譲らなければ驚くほど汚れずにゴールするライダーも!
抜きつ抜かれつの展開を繰り返す集団に入ったライダー達は、それはもう誰が誰なのか、ヘルメットもバイクも全体的に同色の泥団子のようになります。
基本的に先頭の選手を追うよう撮影される中継放送の画面越しでは伝わらない30台の泥行進。
選手も、それを見守るファンも、スタッフも全員に平等に雨は降っていくのです。
みんな怪我なく元気に走りきって欲しい!
JMXではここ数年完全な雨天のレースというのがあまりなく、天候に恵まれやすい展開でした。
今回、R7 HSR九州大会では、事前に雨の情報を得ていた主催者が、観戦エリア5箇所に屋根付きテントを設置してくれました。
屋根付き観戦エリア5箇所
A:サンドヒル横観客席
サンドヒルでのバトルと、その後のリズムセクションなど、勝負所を見渡せるロケーションです。
B:D.I.Dフィニッシュジャンプ横観客席
スタートと1コーナー、ダイナミックなフィニッシュジャンプを目前で観られる人気の観客席です。
C:中央休憩所
中央休憩所は、1・2コーナーのRの内側に位置します。こちらはベンチとテーブルがあり、フードエリアで購入したおいしいフードを落ち着いて召し上がれます。こちらはダイナミックな走行ラインからは少し離れるため、お食事と雨宿りがメインの場所となります。お食事後の入れ替えを念頭にした席数ですので、荷物を置いての席取りは申し訳ありませんがご遠慮ください。
D:表彰台前テント
ヒートごとに行われる表彰式は、本大会ではスタート裏ではなく、本部横のステージで行います。
こちらのテントでは表彰式や下田丈選手のトークショー、来場者プレゼント抽選会、コース南側エリアをパノラマでご覧いただけます。
E:喫煙所テント
喫煙者の方も雨に濡れずご喫煙いただけます。