(ウェストポイントHPより抜粋)
来る5月15・16日に開催される D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ第3戦関東大会について、予定通り開催させて頂くことを決定いたしました。
開催に至る経緯において、関係各位と調整してまいりましたが、本事業に対して、埼玉県、川越市、小江戸観光協会等からの後援やご理解を頂いております。
また、川越市の新規コロナ感染者数は4月26日以降10人を超えたことはなく、医療体制がひっ迫しておらず、地域消防、救急隊にも開催の承認を頂いている(5月6日現在)こともあり、総合的に判断をさせて頂きました。
埼玉県における「まん延防止重点措置」の指針に従い観客及び参加者の安全を充分に考慮し、感染防止対策を万全にして皆様をお迎え致します。
ご来場頂くすべての皆様に対し、改めて、感染拡大防止策へのご協力をくれぐれも宜しくお願い申し上げます。
http://www.westpoint.co.jp/kaisaisuruyo_2.pdf
開催情報はこちら
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News 2021.11.16
2021 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ 今季最終戦となる第2戦(11/27〜28)の観戦情報&見どころ
チャンピオンがついに決定! 注目の選手やコースを紹介
【1】いよいよ決着。シリーズタイトルの行方は?
2021 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズは、第5戦近畿大会が新型コロナウイルスの感染拡大による影響で中止となり全6戦に。広島県の世羅グリーンパーク弘楽園で5月に開催される予定だった第2戦中国大会が、同じくコロナの影響で11月下旬に延期されたことから、名称は“第2戦”のままながらこの大会が今季最終戦となります。
排気量450ccの4ストマシンが参戦する最高峰クラスのIA1は、前戦を終えてホンダサポートライダーの山本鯨選手(#1)とヤマハファクトリーチームから参戦する富田俊樹選手(#2)が、わずか1点差の大接戦。ランキング3番手となっているヤマハファクトリーチームの渡辺祐介選手(#3)は、同2番手の富田選手から17点差とやや離された状態で、ほぼ間違いなく山本選手と富田選手の一騎打ちということになりそうです。
今季はポイントスケールが変更され、優勝25点、2位20点、3位16点、4位13点、5位11点……と、これまでよりも上位のポイント間隔が大きめ。山本選手と富田選手は、アクシデントがなければトップ5でのゴールが間違いないライダーですが、1-5位と2-3位が同点になる以外は、トップ5位内の組み合わせでは両ヒート総合成績で2点以上の差が生まれます。基本的には、この最終戦の総合成績で上回ったほうがチャンピオン……と考えておいてよさそうです。つまりレースでは、山本選手と富田選手のし烈なバトルにも期待できます!
ちなみに、IA2は大城魁之輔選手(#2)が31点リード、レディースクラスは川井麻央選手(#1)が26点リードしていて、転倒リタイヤなどで大きな取りこぼしがない限り、両者のタイトル獲得が確実と思われます。
【2】レーススケジュールを一部変更
新型コロナウイルスの感染拡大による影響から、今季の全日本モトクロス選手権は11月末に最終戦が実施される異例のスケジュールとなりました。そのため、日没時間や低い太陽がもたらす斜光の影響、あるいは気温低下などを考慮して、決勝日のレース時間や進行に変更が加えられています。
具体的には、まず各クラスのレース時間をそれぞれ5分短縮。このため、IA1とIA2は25分+1周の2ヒート制、IBオープンクラスは15分+1周の2ヒート制(ヒート1は土曜日に実施)となります。レディースクラスには当初の予定どおり今季2回目の2ヒート制が導入されますが、それぞれのレースは10分+1周に短縮されます。
また、表彰式は各レースの終了直後ではなく、午前と午後のレースをそれぞれまとめて実施。これらの取り組みにより、日曜日の最終レース(IA1決勝ヒート2)を15時に終了するタイムスケジュールが設定されています。日没予定時刻は17時1分。チャンピオンセレモニーを明るいうちに終えられるよう、スムーズな進行を多くの関係者とファンが望んでいます。
【3】会場へはクルマかバイクでのアクセスが現実的
世羅グリーンパーク弘楽園は、広島県南東部に位置する世羅郡世羅町の山中にあります。瀬戸内海沿いの人気観光地、尾道から直線距離で北西方向へ約30km。実際のルートでは、尾道市街から約45kmのところにあります。
残念ながら、コースまで公共交通機関でアクセスするのはあまり現実的ではなく、クルマやバイクで来場するのがオススメ。遠くから観戦の場合、飛行機+レンタカーなら広島空港から約30km、新幹線利用なら福山駅がもっとも便利で、こちらから約55kmのドライブとなります。
近年は、南側は山陽自動車道、北側は中国自動車道と接続する尾道自動車道が整備されたことで、世羅の町はずれにある世羅ICまではアクセスしやすくなりました。コースまではここから15kmほど山道を走りますが、道は整備されていてタイトなカーブもそれほどないため、比較的走りやすいルートになっています。
【4】ラムソンジャンプが名物のハイスピードコース
アップ&ダウンのある丘陵地にレイアウトされた世羅グリーンパーク弘楽園は、カタい路面を基本とするハイスピードコース。2017年の全日本開催時に、近隣から良質な土砂を搬入しながらリニューアルされ、これによりコース環境はかなり改善されました。全日本開催は2019年第3戦以来で、“土が痩せてきた”ことから今年春には再び大量の土砂を盛りながらコースを整備。それでも、雨が降らない日が続くとハードパックな路面になることに変わりなく、そうなればよりハイスピードな戦いとなる可能性が高まります。
コースの名物となっているのは、コースの序盤かつもっとも標高が高い地点に待ち受けるラムソンジャンプ。1996年に来日したAMAモトクロス125ccチャンピオンのスティーブ・ラムソン選手が、緩やかな左カーブに設けられた20m超の2連ジャンプを一気に飛び越えたことから、このように呼ばれています。
現在は2連ジャンプの間、つまり谷の部分が埋められて、ほぼテーブルトップ状のジャンプになっていますが、やや左側にカーブしているのとビッグジャンプなのはかつてと同じ。ライダーがジャンプの形状に合わせてマシンを左に振るアクションを加えながら跳ぶ姿が、とにかくカッコいいんです!…
News 2024.09.10
日本代表選手がスポーツ庁へ表敬訪問
2024年9月9日、モトクロスの国別対抗戦「FIMモトクロス・オブ・ネイションズ」とトライアルの国別対抗戦「FIMトライアル・デ・ナシオン」に出場する日本代表メンバーが寺門成真スポーツ庁次長を表敬訪問しました。終始和やかな雰囲気で進み、1時間という時間の中で、各種目・大会の説明を行うとともに、大会に向けた意気込みを語りました。最後には各代表メンバーがパネルにサインを書き、寺門次長へ贈る場面も見られました。
訪問選手
FIMモトクロス・オブ・ネイションズ 日本代表ライダー
横山 遥希(よこやま はるき)選手 大倉 由揮(おおくら ゆうき)選手 大城 魁之輔(おおしろ かいのすけ)選手
横山 遥希選手コメント 「FIMモトクロス・オブ・ネイションズではMX2クラス/MXGPクラス/MXOPENクラスの3つがあり、僕はMX2クラスに参戦します。目標としては、予選からTOP10に入ることを目指します。また、チームとしてはここ数年決勝に駒を進められていない状況なので、決勝進出を狙っていきます。今年は全員24〜25歳という同世代のメンバーです。3人で過去最高位の6位を超えるという目標を達成したいと思います」
大倉 由揮選手コメント 「僕は250ccと450ccどちらのバイクでも出場できるMXOPENというクラスに参戦します。レベルが高いクラスではありますが、まずは予選通過を目標に、幼少期から競い合ってきた同世代メンバーと力を合わせて過去最高の走りをしたいです。僕らの世代の走りを通して、モトクロスを始めてみたい、将来このレースに挑戦したいという思いを持ってもらえるきっかけを作っていきたいと思います」
大城…
News 2021.09.15
D.I.D JMX RD.5 近畿大会 開催中止のお知らせ
開催を延期し日程調整中とお伝えしておりました『 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2021第5戦 近畿大会』は、12月開催を検討しておりましたが、この時期での開催事例が過去にないことに加え、厳寒期でのレースは選手の怪我のリスクが高まること、各チームは来期の準備時期に入ること、さらには新型コロナウイルス感染拡大の影響と開催地域と医療機関各所への負荷等を鑑み、以上の理由から関係各位への影響を少なくする為に早い段階で中止を決定いたしました。
ご来場を楽しみにされていた皆さま、大会に向けて準備を進めておられた選手・関係者の皆さま、例年ご支援いただいている協賛各社、協力団体、大会運営関係者の皆さまには大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2021第5戦 近畿大会の中止を決定いたしました。(MFJ発表)
ご購入いただきましたチケットのお取り扱い
ご購入いただきましたチケットはすべて払い戻しいたします。
払い戻しをご希望の方…
D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ第4戦 SUGO大会 詳細レースリポート
最高峰クラスでは渡辺祐介が2勝でランキングトップ浮上!!
D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズの第4戦SUGO大会は、6月5日(土)~6日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。第2戦中国大会が新型コロナウイルスの感染拡大による影響で延期されたことから、これがシーズン3戦目。今大会後に約3ヵ月のインターバルを挟むため、これがシリーズ前半戦最後の戦いとなる。
ふたつの丘にまたがるようにレイアウトされたコースは、今大会直前にいくつかのセクションが仕様変更され、よりテクニカルな要素が増された一方で、SUGOらしいハイスピードな区間も手直しを受けつつ多く残された。
金曜日にまとまった量の降雨があったことから、各クラスの予選やIBオープンクラスの決勝ヒート1などが実施された土曜日は、路面がぬかるんだ状態でスタート。このため、名物の大坂をはじめとするいくつかのセクションがショートカットされたが、強い日差しと高めの気温で路面状況は急激に回復し、昼ごろにはベストコンディションとなった。
日曜日の天候は曇りのち晴れで、最高気温は27度。路面は完全なドライコンディションかつ水分を多めに含んだベストな状態がキープされ、フルコースが使用された。観客数は2日間で3,500名となった。
【IA1】ヒート1とヒート2で渡辺祐介、ヒート3で能塚智寛が優勝
開幕戦以来となる15分+1周の決勝3ヒート制が導入された、全日本最高峰クラスのIA1。その決勝ヒート1では、1周目の前半でトップに立ったホンダの山本鯨(#1)を、ヤマハファクトリーチームの渡辺祐介(#3)がパス。渡辺、山本、ヤマハファクトリーチームから参戦する富田俊樹(#2)のオーダーで1周目をクリアした。2周目、ホンダの小方誠(#4)が4番手に浮上。しかしトップ3台と比べてペースはやや遅く、その後は上位勢から離れていった。レース前半、トップ3台はそれぞれ2~3秒の間隔を保って走行。ところが5周目、腕上がりにより山本のペースが3秒近く落ち、これで富田が先行した。しかしその富田も7周目から若干ペースダウンし、これで渡辺のリードが拡大。レースは9周でチェッカーとなり、渡辺が今季初優勝、富田が2位となった。終盤、山本の背後には小方が接近。しかしここは山本が守って3位表彰台。小方が4位、3周目から順位を守ったカワサキファクトリーチームの能塚智寛(#5)が5位、ヤマハのマシンを駆る星野優位(#8)が6位となった。
決勝ヒート2では、地元・東北での大会に燃える渡辺がホールショット。これに能塚、小方、富田、山本が続いたが、2周目には渡辺が早くも3~4秒のアドバンテージを獲得した。能塚と小方、1~2秒離れて富田と山本が接近戦を繰り広げ、3周目には富田がややコーナリングをミスした隙に山本が先行。しかしその山本は、翌周に転倒して5番手まで後退した。3周目以降、能塚はトップの渡辺に大きく離されることなく喰らいつき、3~4秒差をキープ。ラスト2周となった8周目には渡辺が少しラップタイムを落とし、これで両者の間隔は約2秒に縮まった。しかし能塚が最終ラップに転倒。これで渡辺の勝利が決まり、能塚から徐々に離されながら富田の猛攻に耐えていた小方が2位、富田が3位となった。山本は4位、能塚は5位でゴール。星野が6位となった。
決勝ヒート3では富田がホールショット。これに続いた小方は混戦の中で順位を落とし、まずは富田、能塚、渡辺、小方のトップ4となった。山本は本来得意とするスタートに失敗して1周目8番手。それでも、3周目には5番手まで順位を上げた。2周目、トップ集団から小方が脱落。一方、能塚と富田はドッグファイトを繰り広げた。渡辺も能塚と富田を僅差でマークし、三つ巴のトップ争いがスタート。中でも富田は何度も能塚に仕掛けたが、能塚が巧みにこれを阻止し続けた。するとラスト2周で、3台の間隔がそれぞれ1~2秒に拡大。レースは9周でチェッカーとなり、能塚が辛くも逃げ切って今季3勝目を挙げ、富田が2位、渡辺が3位に入賞した。5周目に小方を抜いた山本が4位、小方が5位、星野が3ヒート連続の6位。今大会の結果、ランキングトップには渡辺が浮上し、これを14点差で富田、23点差で山本、30点差で小方、33点差で能塚が追ってシーズン後半を迎える。
【IA2】内田篤基が再び両ヒート優勝でランク首位を独走
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