D.I.D JMX R2 関東大会 腕時計専門店ベルモンドカップは5月14日(土)・15日(日)開催!
4月10日に開幕したD.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2022。IA-1クラスは#2富田俊樹(ヤマハ・YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が2ヒートを制し、IA-2でも#16ジェイ・ウィルソン(ヤマハ・YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が3ヒートすべてで優勝を飾りました。5月14日(土)、15日(日)には埼玉県川越市にあるオフロードヴィレッジにてD.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2022第2戦関東大会 腕時計専門店ベルモンドカップが開催されます。会場のオフロードヴィレッジは河川敷にあるコンパクトなコースで、タイトターンが連続するテクニカルなコースです。ライダーの技量や持久力に加え、レース展開を組み立てるクレバーさも要求されます。昨年の大会ではここをホームコースとするプライベーター勢も健闘しており、大番狂わせな展開もあり得そうですね。
IA1
450㏄のマシンを中心に競われる国内モトクロス最高峰クラスのIA-1クラスは、#2富田俊樹が開幕戦の2ヒートを制しています。富田はいずれのレースも序盤で上位につけつつ、落ち着いたレース運びで勝利を引き寄せていますが、第2戦ではそんな富田とライバル勢のバトルが最大の注目ポイントとなります。富田を擁するYAMAHA FACTORY RACING TEAMには、開幕戦ヒート1で富田に次いで2位となった#4渡辺祐介もおり、盤石の体制でライバル勢を迎え撃ちます。
ヤマハの連勝阻止の筆頭ライダーのひとりが#3能塚智寛(カワサキ・Team Kawasaki R&D)です。開幕戦のヒート1では富田を抜き去る速さをみせつつ、転倒して順位を落としてしまいましたが、そのスピードとアグレッシブさは優勝最右翼。同じくカワサキからは、今年からIA-1クラスにステップアップした#25内田篤基(マウンテンライダーズ)にも注目です。内田はオフロードヴィレッジで開催された昨年の第3戦IA-2クラスを制しており、開幕戦第2ヒートでも序盤はトップを快走しています。
今期よりIA-1クラスにステップアップしたホンダの#22大城魁之輔(Honda Dream Racing Bells)は、IA-1デビューレースでいきなり3位表彰台に上る活躍をみせています。第2ヒートはスタートで出遅れて追い上げる展開となりましたが、その速さに安定感が増せば、富田や能塚といった実力派ライダーを脅かす存在になるでしょう。チームメイトの#23大倉由揮もIA-2から今期IA-1クラスにステップアップしたライダーで、開幕戦では総合結果こそふるいませんでしたが、トップグループを追撃するガッツある走りで会場を沸かせました。また開幕戦第2ヒート3位の#5小方誠(TEAM HAMMER)も、その豊富な経験を活かしてオフロードヴィレッジのテクニカルコースに挑みます。
出走台数は少ないものの、スズキやKTM勢の活躍も期待したいところです。スズキの#13星野裕(Team SBE)は開幕戦で総合11位。KTMの池本凌汰(KTMうず潮レーシング福山)は総合13位でレースを終えています。
なお今回のIA-1クラスは15分+1周の3ヒート制となっており、ハイパワーマシンの超スプリントレースが3度も楽しめます。有力選手のみならず、オフロードビレッジを得意とする地元プライベーター勢や若手ライダーの健闘も楽しみですが、今回は開幕戦を欠場した昨年のIB-OPENクラスチャンピオンの#01鈴木龍星(ホンダ・TEAM HAMMER)もエントリーしており、その走りにも大注目です。
IA2
第2戦のIA-2クラスは30分2ヒート制。開幕戦では、今期よりフル参戦となった#16ジェイ・ウィルソン(ヤマハ・YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が3ヒートをすべて勝利するという圧倒的な速さを見せつけました。また3ヒートすべてで表彰台をヤマハが独占し、しかも順位まで一緒という結果となっています。第2戦もウィルソンがその速さを見せつけるでしょうが、会場のオフロードヴィレッジは、開幕戦の舞台となったHSR九州のコースとは異なり、タイトターンが連続するクセのあるコース。果たしてウィルソンはいかにこのコースを攻略するのでしょうか。
開幕戦で全ヒート2位という結果を残したのが#17小川孝平(ヤマハ・Team ITOMO)です。特に第2ヒートでは独走をもくろむウィルソンに喰らいつく走りを見せました。やはり全ヒート3位となった中島漱也(ヤマハ・bLU cRU レーシングチーム鷹)も、スタートが決まればウィルソンや小川と接戦を繰り広げることでしょう。
開幕戦でヤマハの表彰台独占を許してしまったホンダ勢では、#9鈴村英喜(TEAM HAMMER)と、弱冠17歳の#10柳瀬大河(Bells Racing)の走りに期待がかかります。
ヤマハ、ホンダ勢に押され気味ながらも、#7西條悠人(ピュアテックレーシング)、#11鴨田翔(BLITZ)といった実力十分のライダーを擁するカワサキも、レースの展開によっては上位進出の可能性も十分にあり得ます。またスズキを駆る#18福村鎌(Team SBE)、#23眞野凌輔(オートスポーツ清水)も、開幕戦第3ヒートで序盤上位を走る活躍を見せていて、第2戦での走りにも注目です。
IB-OPEN
IAクラスを目指す10代や20代の若手ライダーから50代のライダーまで、幅広い年齢層のライダーが参戦するIB-OPENクラス。参戦ライダーは50名となっており(4月17日現在)、全クラスで最大のエントリー数を集めています。レースは20分+1周の2ヒート制で、ヒート1は土曜日、ヒート2は日曜日に行われます。開幕戦では第1ヒートを#1有山大輝(ヤマハ・レーシングチーム鷹)が、第2ヒートは#50西村明倫(カワサキ・With T-factor)が制し、総合結果は西村がトップで2位有山、3位には#13西岡蒼志(ヤマハ・讃岐白馬会with NEUTRAL)となっています。このクラスには伸び盛りのライダーが多く、結果を予測しにくいのが大きな特徴です。#2平塚豪(カワサキ・城北ライダースwith 634MX)や#6阿部仁(ヤマハ・Y’s Racing)らも開幕戦で好結果を残しています。きっとドラマチックでエキサイティングなレースがみられることでしょう。
LMX
開幕戦では#4小野彩葉(ホンダ・T.E.SPORT)が2年連続王者の#1川井麻央と激しい首位争いを制して優勝を飾りました。以前から速さに定評のあった小野ですが、今期はさらに勝負強さも身に着け、念願のタイトル奪取に向けてライバル川井との対決に挑みます。対する川井は、開幕戦で転倒して順位を下げたものの、追い上げのスピードは他を圧倒しており、表彰台の頂点を狙い、小野らライバル勢との闘いに挑みます。
第2戦では、小野、川井が所属するT.E.スポーツ勢と、開幕戦で2位となった#3久保まな(ホンダ・TEAM HAMMER)や#2本田七海(ヤマハ・bLU cRU TEAM KOH-Z LUTZ with 秀光ビルド)、開幕戦3位の#5楠本菜月(ハスクバーナ・actionracing with alphathree)らとのバトルという展開が予想されます。また本田、楠本のマシンは2ストロークで、小野や川井、久保らのホンダ4ストローク勢との勝負も気になるポイントです。
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