レースに関する疑問を解消。観戦ポイントも押さえよう!
5月14日〜15日に、埼玉県のオフロードヴィレッジ(埼玉県川越市中老袋295−5)で全日本モトクロス選手権 第2戦 関東大会が行われます。
モトクロスレースは抜きつ抜かれつといった順位変動が起きやすく、見ていて非常に盛り上がる競技。 そんな熱いレースを繰り広げる日本のトップモトクロスライダーたちの走りを、関東近郊から一番近い会場で見ることができます。会場は関越自動車道・川越インターから約20分とアクセスもしやすいのが特徴です。
しかも多くの大会で中学生以下は観戦無料なので、ファミリーでもお得に楽しめますよ! (※関東大会は小学生以下無料です。お気を付けください!)
とは言え、モトクロスレースとはどんな競技なのか? 見どころはどこなのか? どんな服装でいったらいいのか?と、観戦ビギナーにはわからないことばかり。
そこで観戦ビギナーに向けて、モトクロスレースの観戦ポイントを紹介しましょう!
そもそもモトクロスレースとは?
未舗装のコースを周回して順位を競うレースのこと。 コースは自然の地形を生かしたアップダウンがあり、コーナーやジャンプなどが設けられています。
コース一周の長さは1.3km以上3km以下と定められ、クラスや大会によって変わることがありますが、30分+1周を2ヒート、20分+1周を2ヒート、15分+1周を3ヒートといった内容でレースが行われます。
モトクロスレースのここが面白い!
空高く舞うジャンプ、コーナーを土煙を巻き上げ豪快に走り抜ける姿はモトクロスならでは。 さらに、選手が横一列に並び一斉にスタートし、1コーナー目掛けて飛び込んでいく様は必見です!
レースが進むほどにコースが荒れてくるため、ライン選びが勝敗を大きく左右します。同じ選手でもレースの進み方次第でコーナーの攻略方法が変わってくる場合もあり、観戦する側も常に変化を楽しめます。
走っているのはどんな車両?
モトクロッサーという、モトクロスレース専用のマシンを用います。 形は公道から林道まで走れるトレール車(オフ車)に似ていますが、中身は全くの別物!
下の表で比べてみると……
モトクロッサー・CRF250R
トレールモデル・CRF250L
スペックモトクロッサー・CRF250Rトレールモデル・CRF250L全長(mm)21772230全幅(mm)827820全高(mm)12651200シート高(mm)961880車両重量(kg)104140エンジン種類水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒排気量(cc)249.4249内径×行程(mm)79.0×50.976.0×55.0圧縮比13.910.7懸架方式前:テレスコピック式 クッションストローク 310mm 後:スイングアーム式 アクスルトラベル 313mm前:テレスコピック式 クッションストローク 260mm 後:スイングアーム式 アクスルトラベル 260mm
スペック好きでないと、表を並べられたところで???かもしれませんが、 分かりやすい違いは、車両重量! モトクロッサーはレーシングモデルなので保安部品はなく非常に軽量にできています。
車両の加速能力を比べる目安として、車両重量に対する馬力の大きさがどれほどなのかを数値化したパワーウエイトレシオ(1馬力あたりが負担する車両重量のこと。重量÷馬力で算出)を比べてみましょう。
モトクロッサーのCRF250Rはレーシングモデルなので馬力は公表されていませんが、国内外で車両のベンチテストした数値を平均すると約39馬力。対するトレール車のCRF250Lは24馬力。
モトクロッサー・CRF250Rトレールモデル・CRF250Lパワーウェイトレシオ2.665.83
自動車でこの数値に近いモデルに例えると、
ランボルギーニ・ガヤルド
ニッサン・グロリア(11代目)
『ランボルギーニ・ガヤルド』と『ニッサン・グロリア(11代目)』がそれにあたり、スーパーカーとセダンぐらいに性能が違うということなのです。
※日産・グロリアの画像は日産ホームページより引用
レースにはどんなクラスがあるの?
トップカテゴリーの『IA』クラス
全日本モトクロスはクラスが分けされていて、トップカテゴリーは国際A級ライセンスを所持する選手が出場できるIA(アイエー:インターナショナルA)クラスとなります。 そのIAは、さらにIA1(アイエーワン)、IA2(アイエーツー)があります。
IA1:車両/4st291~450cc、2st176~250cc…
いよいよ今週末5/14-15開催となる D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2022 第2戦 関東大会 腕時計専門店ベルモンドCUPの追加観戦情報を入手! 4種の観覧席でさらに全日本モトクロス観戦が楽しくなります!ぜひチェックしてみてくださいね!
OFV有料スタンド観覧席
土曜日:1,000円 日曜日:3,000円〜5,000円 ※お席により値段が変動します。 オフロードヴィレッジのコース全体を一望できるスタンド型観覧エリアです。 電話予約不可。 ご来場時先着順にてゲートでの販売になります。 また、土曜のご来場時に日曜日のお席の予約は可能です。 人気の観覧席ですので早く来て確保しよう!
OFVレンタルシートスペース
最終コーナーイン側の有料レンタルシートスペース。 土曜日・日曜日:ともに1,000円 レンタル椅子を平地の有料観覧エリア内に自由に設置可能。 コース後半、最終コーナーまでのバトルをゆっくりご観戦いただけます。
ECHO's CAFE
土曜日・日曜日:ともに2,000円 第2コーナーアウト側の高台に置かれた大型トラックの荷台から、コースの隅々まで見渡せる観覧席です。 屋根付きテントになりますので天候が悪くても快適にレース観戦が可能です。 テント内にはテーブル席もあり、スマホ充電サービス、専用トイレが完備。 飲食ブース隣接で、テーブル席でゆっくりお食事も可能です。 快適に観戦できるのは間違いなしです。 約60名限定ですので、売り切れ必至。お急ぎください。
番外:Twister Racingチケット購入者サービス
チームTwister Racingの監督であり、「走る餃子屋さん」でもある渡辺学氏からチケットを購入すると、ガーデンチェアを無料で貸し出ししてくれるサービスがあります! この無料レンタルチェアは、お好きなコースサイドに持って行っても良いし、チームのテントに隣接するTwister Racing休憩所を利用することも可能。 また、昔から渡辺学選手を応援している洋菓子屋さん「niko」さんのクッキーもいただけるそうですよ! この機会にぜひチケットとマナブギョーザの餃子(大きい。おいしい。)をセットでご購入ください Twister Racingでの前売り券は一般3500円 女性学生3000円です! ■お問い合わせ先…
2022年5月14日(土)-15日(日)開催 D.I.D全日本モトクロス選手権第2戦関東大会 腕時計専門店ベルモンドCUP / オフロードヴィレッジ(埼玉県川越市中老袋295-5)開催! 開幕戦の2ヒートを1-1で圧倒したIA1富田俊樹の快進撃は続くのか、3ヒートを1-1-1と一気に差をつけたIA2 JAY WILSONの柔らかく鋭い走りも見逃せない! LMX、IB OPEN、JX、CXに加え、本大会ではキッズ65ccも開催。次世代を担うちびっ子レーサーの熱い戦いは要注目。 全日本モトクロス選手権最大の出店数を誇るショップブースはおトクな商品もぎっしり。お祭りさながらの賑わいで、オフロードファンでなくてもワクワクしてしまうイベントです。
前売りチケットは「MSP」「ローチケ」「イープラス」で販売中です。
【大会概要】 大会名称:D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2022 第2戦 関東大会 腕時計専門店ベルモンドCUP 主 催:(有)うず潮レーシング 開催日時:2022年5月14日(土)〜15日(日) 開催会場:オフロードヴィレッジ 〒350-0846 埼玉県川越市中老袋295-5 前売観戦入場券:一般(1名):3,500円 / 女性・学生(中学生以上・1名):3,000円 ※すべて2日通し券 ※小学生以下無料 駐車料金(4輪):1000円(1日) 駐車料金(2輪):無料
大会詳細はこちら
前売券
D.I.D JMX 2022 第2戦 5月14日(土)〜5月15日(日)2日通し券
▼ MSP…
D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ 2022第1戦 HSR九州大会 詳細レースリポート
2022年D.I.D.全日本モトクロス選手権シリーズが開幕しました。開幕戦の舞台となったのは熊本県のHSR九州。レースが行われた4月9日(土)~10日(日)は初夏のような陽気に恵まれ、コースコンディションも良好。両日とも多くのファンがコースに詰め掛けて、各クラスで繰り広げられた熱戦に熱い声援を送っていました。
IA1
IA2
IB OPEN
LMX
JX
CX
IA1
Heat1 : 好スタートを切った富田が落ち着いたレース運びで勝利
IA1 Heat1 スタート
#2富田俊樹(ヤマハ・YAMAHA FACTORY RACINGTEAM)がホールショットを決め、序盤からレースをリードします。後続の2位集団から抜け出した#3能塚智寛(カワサキ・Team Kawasaki R&D)が2位に浮上すると、ハイペースで富田に接近。2台は完全に横並び状態となり、2周目の13番ポストでついに能塚がトップを奪います。しかし能塚は次の周の15番ポストで単独転倒して首位を富田に明け渡し、6位にまで順位を下げてしまいました。この間2位に浮上したのは富田のチームメイト#4渡辺祐介で、3位には2021年度IA-2チャンピオンの#22大城 魁之輔(ホンダ・Honda Dream Racing Bells)が続きます。大城のチームメイトの#23大倉由揮が4位を走りますが、後方から猛然と追い上げてきた能塚と接触し、これにより能塚が再び転倒してしまいました。その翌周には大倉も転倒して順位を大きく下げてしまう結果に。トップの富田はレース終盤まで安定したタイムを刻むと、ラストラップでは2位渡辺との差をさらに広げて開幕戦勝利を飾りました。「能塚選手のペースが良くて少し焦って、若干乱れかけたりもしましたが、いい結果を残せました。 シーズンオフに取り組んでいたスタート練習の成果が出ましたね」(富田選手)
Heat2 : 堂々たる走りでライバルを下した富田
喜びの富田選手
ホールショットを奪ったのは、#25内田篤基(カワサキ・マウンテンライダーズ)。2番手には#8星野優位(ヤマハ・bLU cRU Racing Team TAKA/STAR racing…
D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ 第1戦 HSR九州ではスタッフが着用するユニフォームには、国内最高峰のモトクロスレースを応援してくれる企業のロゴが入っています!
そのユニフォームのフロントには、熊本で目にする細長くて黄色いものが詰まったあるものがデザインされています。 分かりましたか?〝カラシ蓮根〟です‼︎
まさかそれをデザインに取り入れるとは、と思ったことでしょう。 かわいいデザインは評判も上々。 今年のJMXのスタッフユニフォームは、 応援してくれる企業さんとコラボしたシリーズになるかもしれません。 が、予定は未定。 気まぐれでチェックしてみてくださいね〜
では全日本モトクロス選手権シリーズ九州大会を応援してくれる企業を紹介しましょう‼︎
BIVOUAC(ビバーク)
2019年に大阪府三島郡島本町にオープンしたオフロード専門店『ビバーク大阪』。450坪の敷地を贅沢に使ったオフロードライダー憩いの場となっています。店舗の1階には車両半橋整備スペース、レンタルピットなどを完備。2階ではパーツやタイヤなどの用品を販売しています。
BIVOUAC
NIPPO(ニッポ)
コースの路面を形成する上で欠かせない散水作業。その作業に協力してくれくれているのが『NIPPO』です。道路、テストコース、空港などの工事の請負や監理などを行なっている会社です。
NIPPO
PLYWOOD★NATURAL
『P&N』はTシャツなどのプリントやデカールを製作している会社。 昨年の全日本モトクロス選手権最終戦でブースを出店していた時には、可愛らしいデザインから会場でも人目をひいていました。今回はレースを応援してくれることになりました。
MX BUILD(MXビルド)
北海道に店舗を構える『MXビルド』。モトクロス、エンデューロといったレースに積極的に参戦するオフロードに強いショップで、GASGASなどのオフロード車両はもちろん、最近話題の電動モトクロスマシン・サーロンも取り扱っています。 Facebookで情報を積極的に発信しているので、気になった人はチェックしてみてくださいね。
MX BUILD
4月7日から始まる全日本モトクロス選手権シリーズ。開幕戦は熊本県のHSR九州で開催されます。 ここのコースは幅が広くハイスピードなレイアウトが特徴。 外周路でコースの周囲をぐるっと回ることができます。レース観戦できる場所がおおいだけに、どこでみたらいいのか観戦ビギナーだと迷ってしまいがち。
そこで普段HSR九州で練習している中西裕太選手に、ライダー目線から見たおすすめの観戦ポイントをうかがいました。
初めて観戦する方は参考にしてくださいね!
ポイント① スタート
選手が横一列になりスタートとともに1コーナーへ飛び込んでいく迫力はモトクロスレースならではのもの。そもそも、レース中の他の選手を抜くのは体力的にも厳しく、スタミナを消耗してしまいます。スタートで一人でも前に行くことができたら、その後のレースも優位に進めることができます。 だから、スタートは非常に重要であり見どころでもあるのです。
ポイント② 1コーナー
スタート後の選手がまとまって突っ込んでくる1コーナーは迫力満点。そのあとも、6連、S字コーナー側の走りなど移動することなく見られます。
ポイント③ フィニッシュ横の観客席
フィニッシュ横の観客席だと、スタート、1コーナーへの進入、6連などいくつものポイントを一箇所で見られます。おすすめは観客席の奥の6連側。そこだと6連を望め、1コーナーへの進入でも奥まで見ることができます。
ポイント④ ウェーブ
選手によって攻略方法が違い、ウェーブのセクションを2個ずつ飛んだり、フロントタイヤを上げて越える人などさまざま。ただしどちらの攻略方法が必ず速いということはなく、状況によって変わってきます。レースが進みウェーブの山が削れてくると、ウイリー状態で走った方がリヤタイヤが常に設置している分、推進力が得られ速く走ることができます。 同じ選手でも周回によって変わったりするので、その違いを見るのも面白いですよ。
ポイント⑤ S字の後のジャンプセクション
従来、S字の後は二連ジャンプや、二つの走行ラインが設けられたものだったのが、今回では大きく変更を受けました。 S字を抜けた中程度のテーブルトップの前後に小さいジャンプができたのです。コースのコンディションによって変わりますが、状況が良ければ前半のジャンプ&テーブルトップまで一気にいけ、さらにトップカテゴリーのIA1ともなれば全て3つのジャンプセクションを一足飛びでクリアという走りを、勝負の場面で見せてくれるかも!?
ポイント⑥ 6連
ウェーブと同じように、走る選手によって攻略方法が変わるのがこのポイント。一般的には2+2+2でクリアするところを、3+2+1、3+3など変わってくるのです。3+3は早くセクションを抜けられますが、十分なスピードとリヤサスへの荷重の掛け方が必要になります。中途半端な速度で入ったり、躊躇したりすると、最後のジャンプに引っかかることも……。
選手による違いや、予選、決勝でどのように走りが変わるのか見比べるのもいいですよ。
オフロードを駆け抜ける国内最速の超スプリントレース!JMX!2022年のレースは?
4月9日(土)~10日(日)にいよいよ2022 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズが開幕します。舞台となるのは熊本県のHSR九州。最高峰のIA1(4ストローク450㏄)クラスは2レース制ですが、4ストローク250㏄のIA2は3レース制となり、最高峰クラスを狙う若手ライダーによる超スプリントレースにファンの期待も大いに高まっていることでしょう。また開幕戦ではレディースクラスやIBオープン、承認レースのCX(チャイルドクラス)が予定されています。HSR九州は、コースの全長2.2㎞、長い直線とタイトなターンが組み合わせられるテクニカルなコースで、コース幅も広いので順位の変動が多く、最後まで目が離せない白熱の戦いが繰り広げられます。また雨が降った際は、その独特な土質がライダーの足をすくい、大番狂わせの展開なんてことも十分にあり得そうです。また10月8日(土)~9日(日)の第5戦もHSR九州で開催が予定されています。
第2戦の関東大会 腕時計専門店ベルモンドCUPは5月14日(土)~15日(日)に埼玉県川越市のオフロードビレッジで開催されます。首都圏からのアクセスが良く、毎回多くのファンが訪れるこのコースは広大な河川敷にあり、高低差が少ないのが特徴です。HSR九州同様、雨が降るとスリッピーなコンディションに変化するため、番狂わせの展開も考えられます。10月29日(土)~20日(日)の第6戦もオフロードビレッジが舞台となります。
第3戦は7月16日(土)~17日(日)に宮城県仙台市のスポーツランドSUGOが予定されています。日本屈指の広大な敷地をほこるこのコースは、名物の大坂やヨーロピアンセクションなど、変化にとんだレイアウトが特徴です。またヤマハの本拠地ということで、ヤマハ勢にとっては馴染みの深いコースとしても知られており、昨年はMFJグランプリ、IA2クラスにスポット参戦したYAMAHA FACTORY RACING TEAMのジェイ・ウィルソンが2ヒートとも制しています。11月12日(土)~13日(日)には最終戦のMFJグランプリも同コースで開催される予定です。
9月10日(土)~11日(日)には名阪スポーツランドを舞台とする近畿大会が開催されます。3年ぶりの近畿大会ということで、関西圏はもちろん、アクセスのよい東海圏のファンもその開催を心待ちにしていることでしょう。名阪スポーツランドはサンド路面が大きな特徴となっており、ダイナミックに巻き上がるルーストは、まさにモトクロスの醍醐味といえるでしょう。
D.I.D JMX R1 九州大会の注目選手
全国4カ所のコースで全7戦が予定される2022 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ。3年連続でIA1チャンピオンに輝いた山本鯨は昨シーズンで引退を表明し、大城魁之輔をはじめとするIA2上位陣もIA1へとステップアップ。昨年までの勢力図は大きく変わり、各地のレースで予想がつかないレースが展開されることでしょう。今期のレースに向けて、ここでは主要チームの有力選手を紹介してみようと思います。
IA1
前年度チャンピオンの山本が不在となったIA1クラス。YAMAHA FACTORY RACING TEAMはランキング2位の#2富田俊樹と#4渡辺祐介を擁してチャンピオンを目指します。特に富田は2年連続ランキング2位ということで、その悔しさをバネとして、悲願のタイトルに向けて開幕からどん欲に勝ちを狙っていくでしょう。また渡辺祐介も昨シーズンはSUGOラウンドで2度優勝しており、その実力をメキメキと伸ばしています。ヤマハ勢ではプライベーターの#8星野優位(bLU cRU Racing Team TAKA/STAR Racing166)も、昨年同様上位勢に食い込む力走を見せてくれることでしょう。
IA1 #2 富田 俊樹
IA1 #3 能塚 智寛
IA1 #4 渡辺 祐介
富田とともに山本に肉薄したTeam Kawasaki R&Dも昨年に引き続き#3能塚智寛を擁してチャンピオンを狙います。昨年4勝を挙げた能塚は、そのスピードに安定感が伴えば、富田とともにチャンピオン候補の最右翼と言っても過言ではないでしょう。また#10安原志(八尾カワサキwith…
D.I.D JMX 2022 全日本モトクロス選手権シリーズ 第1戦 HSR九州大会 登録選手一覧
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IA1
IA2
IB
LMX
JX
CX
IA1
MFJモトクロス国際A級ライセンス所持者が出場可能。
車両は主に4st450cc 2st250cc
#
選手
チーム
メーカー
2
富田 俊樹
YAMAHA FACTORY RACING TEAM
【YAMAHA】, YZ450FM
3
能塚 智寛
Team Kawasaki R&D
【KAWASAKI】, KX450-SR
4
渡辺 祐介
YAMAHA FACTORY RACING TEAM
【YAMAHA】, YZ450FM
5
小方 誠
Honda Dream Racing HAMMER
【HONDA】, CRF450R
6
小島 庸平
Bells Racing
【HONDA】, CRF450R
7
大塚 豪太
T.E.SPORT with GOSHI
【HONDA】, CRF450R
8
星野 優位
bLU cRU レーシングチーム鷹
【YAMAHA】, YZ450F
10
安原 志
八尾カワサキ with…
D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ2022開幕戦 HSR九州大会開催!
2022年の開幕戦は九州・熊本のHSR九州オフロードコースにて、4月9日(土)〜10日(日)の2日間にわたって行われます。 チケットはMSP Eチケット、ローチケなどで販売開始。 昨年度の覇者である山本鯨が引退し、王者不在のIA1には新たな覇者の誕生を待っている。 IBオープンクラスから繰り上がる10人の新IAライダーの熱量も注目。 新しいモトクロスの時代を作っていくのは誰だ!? 九州大会はIA2クラスが3ヒート開催! 3回の決勝ポイントで年間ランキングにスタートダッシュを。
D.I.D JMX 2022 R1 開催情報 MSP Eチケットご購入はこちら ローチケでの紙チケットご購入はこちら
2022年1月13日(木)MFJより2022年度 JMX 年間指定ゼッケン第一弾が発表されました。
IBからは10人が昇格。 年間指定ゼッケンはIBの最終順位の先頭にルーキー番号の「0」が付きます。 詳細は以下のリンクよりPDFをご覧ください(MFJサイト内)
2022MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ 年間指定ゼッケン(1月13日)
その他、本年度よりJMXはチーム登録制度が開始。 現在指定ゼッケンが割り振られていない選手には、後日開始される「全日本モトクロスチーム登録」後に指定ゼッケンが登録されます。 詳しいご案内はMFJサイトをご覧ください。 https://www.mfj.or.jp/national/2022-mx-all-japan/?page_type=bibs
チャンピオンがついに決定! 注目の選手やコースを紹介
【1】いよいよ決着。シリーズタイトルの行方は?
2021 D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズは、第5戦近畿大会が新型コロナウイルスの感染拡大による影響で中止となり全6戦に。広島県の世羅グリーンパーク弘楽園で5月に開催される予定だった第2戦中国大会が、同じくコロナの影響で11月下旬に延期されたことから、名称は“第2戦”のままながらこの大会が今季最終戦となります。
排気量450ccの4ストマシンが参戦する最高峰クラスのIA1は、前戦を終えてホンダサポートライダーの山本鯨選手(#1)とヤマハファクトリーチームから参戦する富田俊樹選手(#2)が、わずか1点差の大接戦。ランキング3番手となっているヤマハファクトリーチームの渡辺祐介選手(#3)は、同2番手の富田選手から17点差とやや離された状態で、ほぼ間違いなく山本選手と富田選手の一騎打ちということになりそうです。
今季はポイントスケールが変更され、優勝25点、2位20点、3位16点、4位13点、5位11点……と、これまでよりも上位のポイント間隔が大きめ。山本選手と富田選手は、アクシデントがなければトップ5でのゴールが間違いないライダーですが、1-5位と2-3位が同点になる以外は、トップ5位内の組み合わせでは両ヒート総合成績で2点以上の差が生まれます。基本的には、この最終戦の総合成績で上回ったほうがチャンピオン……と考えておいてよさそうです。つまりレースでは、山本選手と富田選手のし烈なバトルにも期待できます!
ちなみに、IA2は大城魁之輔選手(#2)が31点リード、レディースクラスは川井麻央選手(#1)が26点リードしていて、転倒リタイヤなどで大きな取りこぼしがない限り、両者のタイトル獲得が確実と思われます。
【2】レーススケジュールを一部変更
新型コロナウイルスの感染拡大による影響から、今季の全日本モトクロス選手権は11月末に最終戦が実施される異例のスケジュールとなりました。そのため、日没時間や低い太陽がもたらす斜光の影響、あるいは気温低下などを考慮して、決勝日のレース時間や進行に変更が加えられています。
具体的には、まず各クラスのレース時間をそれぞれ5分短縮。このため、IA1とIA2は25分+1周の2ヒート制、IBオープンクラスは15分+1周の2ヒート制(ヒート1は土曜日に実施)となります。レディースクラスには当初の予定どおり今季2回目の2ヒート制が導入されますが、それぞれのレースは10分+1周に短縮されます。
また、表彰式は各レースの終了直後ではなく、午前と午後のレースをそれぞれまとめて実施。これらの取り組みにより、日曜日の最終レース(IA1決勝ヒート2)を15時に終了するタイムスケジュールが設定されています。日没予定時刻は17時1分。チャンピオンセレモニーを明るいうちに終えられるよう、スムーズな進行を多くの関係者とファンが望んでいます。
【3】会場へはクルマかバイクでのアクセスが現実的
世羅グリーンパーク弘楽園は、広島県南東部に位置する世羅郡世羅町の山中にあります。瀬戸内海沿いの人気観光地、尾道から直線距離で北西方向へ約30km。実際のルートでは、尾道市街から約45kmのところにあります。
残念ながら、コースまで公共交通機関でアクセスするのはあまり現実的ではなく、クルマやバイクで来場するのがオススメ。遠くから観戦の場合、飛行機+レンタカーなら広島空港から約30km、新幹線利用なら福山駅がもっとも便利で、こちらから約55kmのドライブとなります。
近年は、南側は山陽自動車道、北側は中国自動車道と接続する尾道自動車道が整備されたことで、世羅の町はずれにある世羅ICまではアクセスしやすくなりました。コースまではここから15kmほど山道を走りますが、道は整備されていてタイトなカーブもそれほどないため、比較的走りやすいルートになっています。
【4】ラムソンジャンプが名物のハイスピードコース
アップ&ダウンのある丘陵地にレイアウトされた世羅グリーンパーク弘楽園は、カタい路面を基本とするハイスピードコース。2017年の全日本開催時に、近隣から良質な土砂を搬入しながらリニューアルされ、これによりコース環境はかなり改善されました。全日本開催は2019年第3戦以来で、“土が痩せてきた”ことから今年春には再び大量の土砂を盛りながらコースを整備。それでも、雨が降らない日が続くとハードパックな路面になることに変わりなく、そうなればよりハイスピードな戦いとなる可能性が高まります。
コースの名物となっているのは、コースの序盤かつもっとも標高が高い地点に待ち受けるラムソンジャンプ。1996年に来日したAMAモトクロス125ccチャンピオンのスティーブ・ラムソン選手が、緩やかな左カーブに設けられた20m超の2連ジャンプを一気に飛び越えたことから、このように呼ばれています。
現在は2連ジャンプの間、つまり谷の部分が埋められて、ほぼテーブルトップ状のジャンプになっていますが、やや左側にカーブしているのとビッグジャンプなのはかつてと同じ。ライダーがジャンプの形状に合わせてマシンを左に振るアクションを加えながら跳ぶ姿が、とにかくカッコいいんです!
しかもラムソンジャンプのすぐ左側は、観戦OKな外周路。ちょうど観戦エリア側にマシンを振って走るので、かなり近くを跳んでいるかのような大迫力のジャンプを楽しめます。
【5】会場での観戦にはアプリの活用を!
全日本モトクロス選手権シリーズでは今季、全戦で動画配信アプリ「Grooview(グルービュー)」を展開しています。これは、来場者がスマホやタブレットでレースや関連イベントなどの動画やタイミングモニター、タイムスケジュール、選手リスト、場内案内などの情報を閲覧できる、場内限定の無料サービス。これを活用すれば、会場内のどこで観戦していても、レースの順位や今後のタイムスケジュールなどをチェックできます。
今大会でも、元・全日本ファクトリーチームライダーでモトクロス世界選手権に4年間フル参戦した経験を持つ熱田孝高氏をスペシャルゲストに招いた実況解説や、ラップモニターなどの情報を配信します。ぜひ、会場での観戦にはアプリの活用を!
【6】eチケットでスマートに会場へ入場!
全日本モトクロス選手権シリーズでは2021 年から、シリーズ全戦でeチケット(電子チケット)を販売。お手持ちのスマホだけで、スマートに入場できます。ただしチケットは、大会ごとにコンビニや地域のバイクショップでも直接販売しています。
詳しくはhttps://mspro.jp/ticketをチェックしてください!
決勝レースの正式結果を発表いたします!
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