モトクロスの国別対抗戦「モトクロス・オブ・ネイションズ(MXoN)」が、10月2〜4日、フランス・エルネーのCircuit Raymond Demyで開催されている。JMX Promotionでは現地取材をおこない、TEAM JAPANの様子を速報でお届けする。

大会1日目は予選前日のプレスデイ。予選のスタートグリッドを選ぶ順番を決める抽選、プレスカンファレンス、スタート練習、チームプレゼンテーション(パレード)がおこなわれた。

記者会見に3人で登壇

プレスカンファレンスには、TEAM JAPANの3人がそろって登壇した。昨年9年ぶりに決勝へ進んだ日本が、今年はこの場に呼ばれた。3人ともに海外での経験や英語力が高く、初めての記者会見も堂々とコメントし、意気込みを語った。

プレスカンファレンスの様子はこちら

ゲートピックは14番目

予選のスターティンググリッドは毎年抽選で決定する。抽選の結果、日本のグリッド順は14番目。昨年は22番と順番が後ろの方だったが、今回は37か国中14番ということで、まずまずのスタートとなった。

スタートゲートから1コーナーまでは比較的長く、1コーナーは90度に曲がるレイアウト。午前中にコースを下見した3人に印象を聞くと、大城は「14番目だと、ゲートがどう埋まっていくかというところもあるんですけど、タイミングよく出られれば、1コーナーで真ん中あたりの位置だったとして割といけるのかなという印象です」と話し、他の2人もそれに同感していた。

急坂とタイトなレイアウト、「土質は日本に似ている」

スタート練習前に、日本代表3人でコースウォークをおこなった。全員初めて走るコースということで、映像で予習はしてきたものの、予想以上のアップダウンの激しさと、コース幅の狭さに驚いていた。しかし、耕された路面と起伏は、スポーツランドSUGOに似ていると言い、MXoN経験のある横山と大倉は、2024年のイギリス大会などと比べて日本人に合うコースだと見ている。

スタート練習

午後にはスタート練習が20分間行われた。スタートエリアの半分ほどを閉じ、残り半分のエリアで各国のライダーが入れ替わりながら練習を行った。メッシュスタートが置かれた場所までに混雑が起き、日本の3人がスタート練習をこなせたのは時間内で2〜3本だった。

#31 大城魁之輔
「20分あって、そのまま出て練習の列に並んで、を繰り返して、本当にギリギリ3本できたという感じでした。混み具合にはちょっとびっくりしましたね。マシンは基本的に日本で走っているセットアップと大きくは変わらないので、スタートも違和感はなく、わりとスムーズでした。順調です」

#32 横山遥希
「僕も3回スタート練習ができました。ゲートを出た後の路面が思ったより柔らかくて、前に出ているのか出ていないのかわからないような感じだったんですけど、フィーリングとしては特に問題ないかなと思います」

#33 大倉由揮
「今日は2回しかできなくて、2回とも先の轍に取られてうまく出られませんでした。でも明日は路面が整備されてまた別の路面状況になる思うので、それに対応できるように頑張ります」

マシンのセットアップ

大城と大倉のマシンは、全日本とほぼ同じ仕様で、現地でもマシンに乗った感触は順調だという。一方横山は、カワサキのファクトリーチームが走らせるMX2マシンの仕様を借りて出場する。マシンについて横山は、「カリカリなんで走りますね。ヨーロッパのマシンは下がマイルドで、ちょっとずつ伸びていくので扱いやすいです」とコメント。3人ともマシンも順調に仕上がっている様子だ。

パレード

MXoN恒例のチームパレード、今年はスタートエリア付近の場所にパレードエリアが設けられておこなわれた。柵の外には大勢の観客が集まり、各国のライダーに声援を送る。その盛り上がりは圧巻で、日本代表も一気にボルテージが上がった様子だった。

明日はいよいよ予選

10月3日は午前にフリープラクティス、午後にクラスごとの予選レース(20分+2周)がおこなわれる。MXGPクラスの大城が現地14:30(日本時間21:30)、MX2クラスの横山が15:30(同22:30)、MX OPENクラスの大倉が16:30(同23:30)に出走。予選上位19カ国が日曜の決勝に進出し、それ以下の国はB決勝に回る。目標の「予選ストレート突破」に向けて、それぞれが全力を出しきる姿を、ぜひリアルタイムで応援してほしい。

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