7月12日、D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2026第6戦北海道千歳大会が、北海道千歳市にある新千歳モーターランド オフロードコースにて開催された。同会場での開催は2024年以来2年ぶりだ。

天気予報では曇りだったが、当日は雨。数日前から降り続いた雨の影響でコースはマディコンディションとなり、特に第1コーナーのイン側には水たまりができた。大規模なコース整備などによりタイムスケジュールは大幅に遅れが生じ、IA1・IA2・IB OPENクラスの決勝レース時間は当初の予定より短縮された。また、この雨・泥の影響でスターティングゲートが故障してしまい、この日のスタートは旗の合図で一斉に飛び出す「フラッグスタート」へ急遽変更された。
D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ 2026第6戦北海道千歳大会
日時:2026年7月12日(日)
会場:新千歳モーターランド オフロードコース(北海道)
天気:雨
観客動員数:890 名(内観客431名)
IA1
ジェイ・ウィルソンが完全勝利を果たす
IA1クラスは進行の遅れを受け、通常30分+1周のところヒート1が25分+1周、ヒート2は20分+1周に短縮されての開催となった。


ヒート1、#1 大倉由揮(Honda Dream Racing Bells/ホンダ CRF450R)が第1コーナーを先頭で通過するも、直後のコーナーで#2 ジェイ・ウィルソン(YAMAHA FACTORY RACING TEAM/ヤマハ YZ450FM)がトップに浮上。大倉、#7 浅井亮太(BLUCRU YSP浜松BOSSRACING/ヤマハ YZ450F)、#97 内田篤基(Team Kawasaki R&D/カワサキ KX450SR)、#47 池田凌(Bells Racing/ホンダ CRF450R)らが後に続く展開となった。ウィルソンは安定したペースで後方との差を広げていく。一方、2周目には内田が浅井をかわして3番手に浮上。一時大倉に迫る場面もあったが、轍にタイヤを取られて失速。この間に#3 大城魁之輔(YAMAHA FACTORY RACING TEAM/ヤマハ YZ450FM)や池田らが順位を上げる。終盤にかけてはトップ3台の間隔が開き、結果はウィルソンがトップを譲ることなく優勝。2位大倉、3位大城という順でチェッカーを受けた。

ヒート2のスタートでは内田が好スタートを決めて先頭に立つが、序盤のうちにウィルソンがトップを奪取。大倉もウィルソンの背後にぴったりとマークし、接近戦を展開する。両者のタイム差は1秒以下という僅差が続いたが、レース中盤に大倉が小さなミスを喫する。その後ウィルソンが一気にペースを上げてリードを拡大。最終的にはおよそ28秒差までギャップを広げ、ヒート1に続いてヒート2も勝利で完勝。2位大倉、3位内田という順位でフィニッシュ。

#2ジェイ・ウィルソン
「予選も1位で、決勝も1-1(ピンピン)。厳しかったシーズン序盤をいい形で締めくくれて良かったよ。今日は特別なことをしたわけじゃなくて、ピットボードで自分のラップタイムを見ながら集中して走りきった。最終的にいい形で差を広げて勝てたから、ポジティブに捉えられるよ。コンディション自体はむしろ自分に合っていたかもしれない。わだちが少し丸みを帯びていて、そこまで尖っていなかったから、手首への負担が少なくて走りやすかった。今シーズンは自分にとって新しい経験の連続で、レースの運び方を学び直している感覚がある。今回、新しいレースマネジメントのスタイルを見つけられて、31歳になった今でもまだ学び続けられているというのは自分にとって一番大事なことだよ。残り3戦、ランキングも並んだから、日本選手権は非常に面白いシーズン終盤になると思う。オフの間はヨーロッパに行って、ベルギーやオランダ、ドイツのコースでトレーニングする予定。ニュージーランドの友人家族とも一緒に過ごす予定で、子どもたちとも会えるから、いい夏休みになりそうだよ」

#1大倉由揮
「正直、惨敗という感じの北海道大会でした。特にヒート2は、自分の中でライン取りやリズムのつかみ方をもう一度考え直して挑んで、前半は後ろから様子を見ていました。ただ、『ここから行こう』というタイミングでジャンプでクラッシュ寸前のミスをしてしまって、そこでかなり差が開いてしまいました。マシンのセッティング、特にサスペンションまわりでも苦戦していて、いつもとは違う路面での車体バランスの作り方に手こずった部分もありました。次の名阪に向けてインターバルがありますが、今回はヨーロッパには行かず国内で調整する予定です。やれることをしっかりやって、後半戦に勢いをつけたいと思います」

#97内田篤基
「マシンの合わせ込みは十分にできて、ライディングもすごくいい状態で大会を迎えたのですが、雨によって事前のテストと全く違うコンディションになってしまって。それでも朝から調子は良く、タイムアタックは2番手でした。ヒート1はスタート自体は良くなかったんですが、1周目に3番手まで上がれて、トップのペースにもついていけていました。ただ転倒してから腕上がりもしてしまって、後半はあまり良くなかったです。気持ちを切り替えて臨んだヒート2はホールショットを決められたんですが、1周目にジェイ選手に並ばれた場面で引かずに攻めたことで、オーバースピードでコーナーに入って転倒してしまいました。最終的には3位まで上がれました。あの転倒がなければという展開だったので、もったいなかったです。このような走りを繰り返しているので、この夏課題に取り組んで、後半戦はもう一皮剥けたいです」

#3大城魁之輔
「正直、振り返りたくないくらいのレースでした。ただ、前回の広島に比べれば走り自体はマシだったと思います。コンディション自体は苦戦していたわけではなく、自分にとって別に嫌なコンディションではありませんでしたし、腕上がりや身体が固くなるようなこともありませんでした。単純に転倒とスタートの問題です。『走りはいい』と言ってもらえますが、ミスがあっても関係ないくらいの圧倒的なスピードが必要なんだと思っています。圧倒的なスピードが欲しいのはもちろんですが、フィジカル面でも思い当たる課題があります。エンデュランス(持久力)は得意な方だと思っているんですが、最初の瞬発力やシンプルなパワーはもう少し必要かなと感じているので、このインターバルはそのあたりも含めてしっかり取り組んでいきます」
IA2
柳瀬大河が今季初のパーフェクトウィンを達成

IA2クラスも25分+1周に短縮されてのヒート1となった。スタートで飛び出したのは#51 柳瀬大河(Honda Dream Racing/ホンダ CRF250R)。#60 松木悠(Yogibo PIRELLI MOUNTAIN RIDERS/カワサキ KX250)や#46 吉田琉雲(Bells Racing/ホンダ CRF250R)が続き、地元北海道の#67 河西琉(TEAM JUDGEMENT with Mxbuild/カワサキ KX250)も一時3位に浮上する好走を見せた。柳瀬は序盤から後続を突き放す安定したペースを刻み、2番手の吉田との差をレース終盤には20秒以上に拡大。3番手には#55 田中淳也(YAMAHA BLUCRU RACING TEAM YSP浜松BOSS RACING/ヤマハ YZ250F)が入り、結果は柳瀬がスタートからチェッカーまでトップを譲らず優勝、2位吉田、3位田中でフィニッシュした。なお#48 渡辺陵(BLU CRU Team Pitin with M:F/ヤマハ YZ250F)は1周目に転倒して28位まで後退しながらも猛追を見せ、終盤には4位まで順位を上げる存在感を見せた。

ヒート2もスタートで柳瀬が前に出ると、そのまま後続を寄せ付けずに独走態勢に。序盤で吉田が2番手に浮上。柳瀬とのタイム差は徐々に開いていったものの、吉田も後続を突き放す走りでポジションをキープ。一方、3番手には#100 住友 睦巳(YSP浜松 BOSS RACING/ヤマハ YZ250F)がつけて走行。しかし後方から追い上げる#240 横澤拓夢(Kawasaki PLAZA盛岡 TKM motor sports/カワサキ KX250F)が住友をかわすと、その後渡辺もパスして横澤に迫る。3番手争いは終盤にかけて渡辺が横澤との差を縮めるが、横澤がポジションを守りきりゴール。結果は柳瀬が2ヒート目も優勝し、見事パーフェクトウィンを達成した。2位吉田、3位横澤という順位でレースを終えた。

#51柳瀬大河
「正直コンディションは難しくて全部苦戦していましたが、調子は良かったですし、もともとサンドは好きなので走れました。もちろん乗れてはいたんですが、コースも難しかったですし、ミスができない状況だったので、常にどこが綺麗なラインかを考えながら走っていました。吉田選手が3〜4秒差でずっと後ろについてきていて、来ているなとは思っていましたが、差を詰められている感じはなかったので、冷静に走れました。パーフェクトウィンは達成できましたが、こういう結果は何度取ってもいいものなので、これを続けていけるように頑張りたいです」

#46吉田琉雲
「自分としては悪くなかったと思います。事前練習に来られず、2年前に走ったのが最後というぶっつけ本番だったので、それにしては良かったかなと。コンディションはかなり難しかったです。ハイスピードで、砂に見せかけて下が結構硬いところがあって、そこには苦戦しましたね。ヒート1はスタートから3番手くらいでほぼそのまま、ヒート2は少し追い上げの展開でしたが、比較的スムーズに順位を上げられました。今年はまだ誰もピンピンを取れていなかったので、自分が最初に取りたいと思っていたんですが、柳瀬選手に先に取られてしまったのは悔しいです。次戦は地元の名阪。前回も悔しい結果だったので、悔しさを晴らせるように頑張ります」

#55田中淳也
「ヒート1はスタートで少し出遅れてしまって、ペースも上がりきらなくて。この難しいコンディションへの怖さをうまく切り替えられないまま、本当はもっと上を目指さないといけないところで無理ができませんでした。ヒート2は『転んでもいいから攻めよう』という気持ちでスタートに入って、2番手につけたんですが、本当に転倒してしまいました。それでもヒート1の課題は修正できて、追い上げは良かったと思います。攻める走りをヒート1の最初から出せるかどうかが今の課題で、そこはメンタルの部分が大きいと思っています。名阪までの2ヶ月はやれることをしっかりやって、ライバルたちと比べて足りない部分を改善していきたいです」
IB OPEN
今岡陸駆斗が両ヒート優勝、路面への対応力が明暗を分ける
IB OPENクラスは、ヒート2が15分+1周に短縮されての開催となった。


ヒート1、スタートで好発進を決めたのは#62 今岡陸駆斗(Yogibo PIRELLI MOUNTAIN RIDERS/カワサキ KX250)と#8 桒垣竜斗(TeamNFS-HondaDream Hokkaido Block/ホンダ CRF450F)。2人は1周目から抜け出すとトップ争いを展開する。その後ろには#4 鎌倉大樹(レーシングチーム鷹/ヤマハ YZ450F)、#1 酢崎友哉(成田MXパーク アシタプランニングMS/カワサキ KX450)、#69 外間匠(T.E.SPORT/ホンダ CRF250R)らが続き上位争いを展開。今岡が1周目でトップに立つ一方、酢崎が鎌倉をかわして3位に浮上。コースを見るとジャンプの飛び出し部分に深い轍が掘れており、対応に苦戦するライダーが続出。そんな中、レース終盤には#3 笹島勇気(Crazy Racing with B/ヤマハ YZ250F)が鎌倉との距離を詰め、外間もさらにその背後から追い上げを見せる混戦に。鎌倉が転倒して後退、その隙を突いた笹島と外間が順位を上げ、表彰台をかけて接戦を展開する。さらに、トップを走る今岡と2位酢崎の差は徐々に開いていったが、最終ラップで今岡が転倒。すぐに復帰したものの、酢崎との差が一気に縮まり、最後まで手に汗握る接戦となった。1位争いと3位争い、どちらも僅差となったが、今岡がそのまま逃げ切り優勝を獲得。2位酢崎、3位には外間を抑えきった笹島が入賞した。


ヒート2もスタートから今岡が前に出ると、酢崎、#2 藤本琉希亜(ウイリー松浦 with AXIS/ヤマハ YZ250F)、長崎、外間という順で1周目を通過。トップ3台が抜け出したかと思われたが、藤本が転倒により後退。さらに外間が猛烈な追い上げを見せ、序盤のうちに3位に浮上する。今岡はクラス内トップのベストラップタイムを記録するスピードで、徐々に後方との差を広げ単独走行へと持ち込む。一方、2位を走る酢崎は2度の転倒により後退。外間が2位に浮上、さらに10番手以降から怒涛の追い上げを見せた笹島がレース終盤で3位に上がる。一瞬の油断も許されない中、安定した走りで優勝を飾ったのは今岡。2位外間、3位笹島という順位でレースを終えた。

#62今岡陸駆斗
「今日は自分の好きなサンドだったので、それなりに走れるかなと自信はありました。ヒート2は正直スタートで出遅れて焦りましたが、1コーナーで抜けるラインを見つけて、そこで1位に立てました。その後も自分のリズムで走れて、後ろとの差も広げられたので、レース自体はすごく楽しかったです。コンディションについては、あまり難しく感じませんでした。自分の地元のコースが河川敷でサンドで、雨が降るとちょうど今日みたいな感じになるんです。なので逆に得意なコンディションでした。名阪はチームの拠点も近くて走り込みにも行けるので自信はあります。名阪でもピンピンを獲って、このままチャンピオン獲得に向けて頑張りたいです」

#69外間匠
「悔しいの一言です。練習走行や予選までは調子が良かったのですが、決勝になると全然自分の走りができなくて、最後には転倒もあって、弱さが出てしまったなと思います。わだち自体は得意なんですが、雨でマディになるとどうしても苦手意識が出てしまって、気持ちの面でやられていた部分はあります。ヒート1では前の選手が転んでいたところに突っ込んでしまって、転倒してしまいました。ぢ、それでも追い上げることができたので良かったです。名阪までは2ヶ月ほど空くので、今まで以上に練習に取り組んで、名阪で勝てるという自信をしっかりつけて、優勝したいと思います」

#3笹島勇気
「地元北海道での開催で、たくさんの方に応援に来ていただいてすごく嬉しかったです。ただレースは正直かなり苦戦しました。このコースはわだちができにくいハイスピードなコースで得意なのですが、今日はコンディションが変わって特に難しくて大苦戦しました。追い上げのレースで、外間選手には一度前に出られる場面もありましたが、なんとか巻き返せたかなと思います。先週あたりから少しずつ調子が上がってきていたので、それが今回ようやく結果に繋がってくれました。IBクラスは今年で4年目ですが、表彰台は今回が初めてです。次は表彰台の一番上を目指したいです」

#1酢崎友哉
「コースに来たのは今日が初めてで、事前練習もなしで臨んだのですが、思ったより対応できたかなと思います。ジャンプがあまり多くないコースなので、自分には比較的得意なコースでした。最後にトップを走っていた選手が転倒して優勝が見えましたが、最後の最後でもうひと押しできず、そのまま2位でフィニッシュしました。ヒート2は2番手を走っていたんですが、一番奥の長い左コーナーで前転するくらいの転倒をしてしまって。その2周後くらいにも転んで、5位まで順位を落としてしまいました。最初の転倒でラジエーターが曲がって、けっこう水漏れしていたみたいなんですが、なんとか持ちこたえてくれて、走りきれたのは良かったです。前回はDNFだったので、それだけは避けられて良かった。夏のインターバルも成田で乗り込んで、名阪に向けて準備していきます」
レディース(LMX)
川井麻央が序盤から後続を引き離し6連勝


レディースクラスは15分+1周の1ヒート制で行われた。フラッグスタートという変則的なスタートで行われるなか、前に出たのは#1 川井麻央(T.E.SPORT/ホンダ CRF150RⅡ)。1周目からトップに立つと、その後ろに#2 箕浦未夢(Team ITOMO/ホンダ CRF150RⅡ)、#14 川上真花(YSP浜松 BOSS RACING/ヤマハ YZ85LW)、#33 本田七海(TEAM KOH-Z/ヤマハ YZ85LW)らが続いた。序盤はトップの川井に対し、2番手の川上が追いかける展開。その後方からは箕浦が迫り、序盤から2番手争いが白熱する。川上がリードするが、ミスにより箕浦に前を譲ってしまう。2番手に上がった箕浦は川井を追いかけるが、残り6分を切るころに転倒。これにより川上が再び2位に浮上する。川井は難しいコンディションの中でも危なげない走りを見せ、レース終盤には後続との差を14秒以上に拡大する。終盤にかけては川井、川上、箕浦というトップ3台はそれぞれ差が開き、結果は川井が今季6勝目を獲得。2位川上、3位箕浦という順位でレースを終えた。

#1川井麻央
「事前練習はしてきたんですが、今日のようなマディコンディションで走ったことがなくて、正直どうなるか分からないところもありました。ただ、直前2戦は際どいレースが続いていたので、『今度こそスタートを決めたい』という気持ちはすごく強かったです。タイムスケジュールの変動が激しい中でも、ギリギリまでコース下見をしたのが良かったと思います。ジャンプはオフィシャルの方が直してくれていたんですが、コーナーはあまり手を入れてもらえていなくて、そういう部分もしっかり自分の目で見て、ラインの情報を持って走れたのが良かったです。おかげでスタートから最後までベストなラインを走り続けられました。今日難しかったのは奥のステップアップからの右左右左と続くくねくねしたセクションで、轍は深く掘れていて苦戦しました。次戦まで2ヶ月ほど空きますが、去年ほどではないので、少しオフを取ってから名阪に向けて準備します。名阪は去年勝てたコースなのでいいイメージを持てているので、そこに向けて頑張ります」

#14川上真花
「論外な走りをしてしまいました。最初の1・2周は良かったんですが、序盤でミスをしてしまって。転倒はしていないんですが、ストレートで滑って転びそうになって、それを何とか堪えた感じでした。そこから怖くなってしまって、身体が固まり、わだちにもギャップにも全然対応できなくなってしまって……。自分でも乗れていないとわかっているのに、その状態から抜け出せませんでした。箕浦選手が転倒して差が開いた部分もあったと思うんですが、それでもずっと後ろを気にしすぎてしまって、どんどんペースを落としてしまったのが一番の反省点です。一度ミスをして怖がってしまうというのは前にもあったパターンなのですが、そこを直しきれていなかったんだなと思いました。次戦の名阪は地元でサンドコースでもあるので、しっかり乗り込んで、次こそ完璧な状態で戦いたいです」

#2箕浦未夢
「フラッグスタートは50ccでのレースぶりで、ゲートを使う時は下を見ますが、今回は前の旗を見ながらのスタートになったので、いつもと違ってトラクションのかけ方が難しかったです。それでもなんとかスタートは出られたんですが、1コーナーで突っ込みすぎて曲がりきれなくて、3番手あたりになってしまいました。川上選手をかわして2番手に上がって、前に川井選手も見えてきたので『これはいけるかも』と思っていたところで、土が盛り上がっていた場所にフロントを入れてしまって、転倒して3番手に順位を落としてしまいました。後ろから本田選手が来ているのはわかっていたんですが、とにかく前だけ見て集中して走りました。体力的には疲れずに15分を走りきれましたし、攻めることができていたので良かったです。着々と乗れてきてはいるので、感覚的には良いです。本当はここで1位を取りたかったのですが、せめて表彰台には登りたいと思っていたので、それは達成できたので良かったです。次戦の名阪までは2ヶ月ほど空くので、乗り込んで、表彰台の一番高いところに立てるように頑張ります」
次戦、D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2026第7戦近畿大会は、9月12日(土)・13日(日)の2日間、奈良県の名阪スポーツランドにて開催される。シーズンは全9戦中6戦を終え、次戦まで約2ヶ月間のインターバルに突入。この期間でさらに実力を伸ばし、白熱する各クラスの王座争いにこれからも注目だ。
